エピソード7 『ミシェル2 -世界の果て-』
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- 2023年3月24日
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エピソード7
働くことに夢中になっていた私に、久しぶりに刺激的なことが舞い込んだの。
そう、文字通り舞い込んだのよ。
ポストカードが、うちのポストに届いたの!
水色の町なの!壁も地面もぜんぶ水色!
家は継ぎ目のない原始的な造りでね、でも水色の繊細さは100年後の未来みたい!
これはどこなの!?どこの国の、どこの町!?
…っていうか、誰から届いたポストカード?
それはわかるでしょ?わかるわ。でもわからないの!
ポストカードの裏側、宛先や手紙がつづってあるんだけど、
それがなんと、雨かなんかでにじんじゃってて、文字が見えない…!
きっとレオからなのよ。でも、確信はない。差出人欄も手紙もにじんでるから。
でもきっとレオ。それは間違いないと思うわ。
それより気になるのは、手紙には何て書いてあったの!?
あの人は私に、何を伝えようとしたの!?
ひょっとしたら、「困ってるから助けてくれ」って内容かも?
いや、それはないわ。
ポストカードが届くまで何日も掛かって、私が駆け付けるまで何日も掛かったら、
レオは助からないもの。だから困ってるとしても、私に助けを請うことは考えられない。
じゃぁ、何?
「今日も良い天気だよ♪」それだけかもしれない。
そうよね。私なんて通りすがりの女子大生だもの。
でも、でも…
「一緒に旅をしないか?キミが来るのを待ってるんだ。」
そんなことが書いてあったのかも!?
『ミシェル2 -世界の果て-』



