14 望まない妊娠をしたときは 『トモコのセキララ恋愛講座』
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- 2023年3月25日
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14 望まない妊娠をしたときは
エミちゃん20歳 美容専門学校生 のお話。
「ねぇトモコさん!知恵かして!」
「はいはい。どしたの?」
「アタシを妊娠させたケンゴに、責任取らせるにはどーしたらイイ?」
「ほほぉ。妊娠ときたか!
『責任取らせる』って、エミちゃんあなた、
そのオオカミ君と結婚するつもりなの?」
「だって、妊娠しちゃったら産まなきゃだし、
産むなら結婚しなきゃだし!」
「そう。じゃぁ、まずは八幡のお役所に行って婚姻届をもらい…」
「そうじゃなくってー!
ケンゴは結婚したがらないんですぅー。
ジブンの子であることは認めてくれてるけど、
かと言って、『結婚はしたくない』って…」
「へぇー。彼、いくつなの?」
「ハタチ。専門(学校)の同級生だから。」
「だったら確かに、
急に親になったり嫁養ったりは、二の足踏むわよねぇー。」
「そうかもだけど、
女を妊娠させたんだから、責任取るの当たり前でしょ!?」
「ほほぉ。
エミちゃんは、そのオオカミ君に、
学校辞めて働いて、籍入れて、生活費を養ってもらいたいのね?」
「そう。育児も分担してもらわなくちゃ。オムツ換えもやらせる。」
「でも、そんなオオカミ君に父親やらせたら、
可愛い可愛いわが子まで、オオカミ君になっちゃわなぁい?」
「え!?」
「『子は親の鏡』とか言うじゃなーい?
子育てしながら毎日一緒に居れば、当然、
親の性格や振る舞いが、子供にも染み付いてくんのよぉ。
すると、
オオカミ男なんかに父親役やらせたら…
あなたの子供まで、同じようなオオカミになっちゃうわよぉ?」
「そんなぁ!じゃぁ、どうすればイイの!?」
「私が思うには、
いくら無責任な妊娠だったとしても、
相手のメンズに責任責任言って結婚を強要するのは、デメリットな気がするわぁ。
オオカミなメンズと一緒に暮らし続けて、メリットある?
ウソばっかり付くんでしょうし、浮気もコッソリされそうだし、
口も悪そうだし、暴力ふるわれそうだし、
ギャンブルにお金つぎこまれそうだし、タバコ臭そうだし…
どう?なんかメリットある?」
「でも、お給料は入れてくれるんじゃ…」
「入れてくれるかもしれないし、入れてくれないかもしれないわぁ。
妊娠させちゃっても責任感じてないような彼なんでしょ?
だったら、扶養だって途中で投げ出しちゃうような気もするなぁ…」
「えー!そんなぁ!!」
「あなたがとにかく、『結婚』っていう契約を交わしたいんであれば、
相手の親御さんに怒鳴り込めば、息子を殴り飛ばしてでも、籍入れてくれるわよ。
でも、それで幸せになれるのかしらぁ?
責任云々じゃなくて、そこが1番のポイントよ。
あなた、そのオオカミ君と暮らし続けて、幸せと思えるのかしらぁ?
「…思えない…気がする…」
「でしょうねぇ。
もしエミちゃんが、育児に興味バリバリなのであれば、
シングルマザーで育てるのがイイと思うわぁ。
彼には慰謝料とかも言わないで、とにかく、すっぱり縁を切るのよぉ。
それで、自分の力で家庭を守るの。または、親御さん辺りに助けてもらいながら、ね。」
「でも、責任は!?ケンゴには責任とらせなくちゃ!」
「そうねぇ。ダメ男には責任取らせたいわよねぇ。
かと言って、オオカミ君に責任を取らせるために、
エミちゃんとお腹の子の人生を、台無しにするわけぇ?
彼と結婚することは、エミちゃんのプラスになりそうにないのよ?
それでもイイなら、無理やりにでもハンコ押させればイイとは思うけどぉ。
オオカミ君と暮らすの、イヤなんでしょ?」
「でも…そしたら…アタシが働くの?」
「そうよぉ。決まってんじゃない!
あなた、働くのイヤなの?」
「嫌ぁ。専業主婦になれば働かなくて済むと思ったのにぃ…」
「そりゃエミちゃん、申し訳ないけど、『逃げ』よねぇ。現実逃避よぉ。
まぁ、『働くよりはオオカミと暮らすほうがマシ!』って思うなら、
そういう人生もあなたの自由だとは思うけど。お腹の子は、可哀そうなような…」
「うぅ…。」
「それにあなた、
もしあなたが出来ちゃった結婚しないにしても、
いまどき、専業主婦じゃ居られないわよ?」
「そうなの?どうして!?」
「時代はバブルじゃないのよぉ。
いまどき、
メンズたちのお給料なんてOLさんと大差ないの。月収30万でもマシなほうよ。
となると、奥さんも共働きで家計支えないと、暮らしてなんかいけないのよぉ。」
「でも、責任が…」
「責任責任ってあなた、申し訳ないけど、
オオカミ君の『責任』を盾にして、働きたくなかっただけってワケでしょぉ?
それに、『責任』って観点から言うなら、
妊娠しちゃったのは、エミちゃんにも責任あるんじゃなぁい?」
「アタシに!?」
「そうよぉ。
ちゃんと避妊したの?
避妊をメンズ任せにするなら、それって立派な『責任放棄』よぉ?
自分のカラダは自分で守るのが、古今東西、ジョーシキよぉ。
ちゃんと避妊したの?」
「…してない。」
「ほらぁ!エミちゃんにだって『責任』あるじゃなぁい。
いい?女の子といえども、コンドームの1つくらいは、財布かなんかに入れとくのよ。
で、セックスするときに相手が『ゴム持ってない』って言ったなら、
自分でゴム取り出して、自分の手で、相手のアソコにかぶせんの!
…そもそも、
『誰とセックスするか』を決めるのはあなたなんだから、セックスに関する問題は、
すべてあなた自身に責任あるのよぉ。
あなただけじゃないわ?誰でも、「自分」に責任があるの。
セックス楽しむのは否定しないけど、それくらい、責任感持ったほうがイイわ。
それくらい責任感持ってれば、オトコ選びも慎重になるわよ。
いっときのムラムラに負けて泥酔セックスしたりなんか、しなくなるわよ。」
『トモコのセキララ恋愛講座』



