4 意外な業務
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- 2023年3月3日
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4 意外な業務
お店の商品は、アジアン雑貨がやや多かった。
カントリー系や北欧系も、少々あった。
アメカジ的なものは、ほとんど無かった。
トモコさんは、初日に、こう言った。
「私、美的センスがナイから、ディスプレイがニガテなのよねー。
ゆっこちゃん、
店のモノ、自由に並べ変えてイイわよ♪
…あと、
商品を紹介する可愛いポップを書いてくれたりすると、
ものすっごい、助かるー♪
私、イラストとか描けないし、丸文字みたいのも、書けないし…
それと、展示に必要なモノがあったら、言ってね♪」
「えー!?
そんな重要なお仕事、任せてもらっちゃってイイんですかー!?」
私は、ビックリしてしまった。
てっきり、
「いらっしゃいませ」と言って、レジを打てば良いと思っていたから。
私も、決して、
美的センスがあるワケでは、なかった。
イラストが得意でもなく、可愛い字体が得意でも、なかった。
それこそ、「平均的」な女子高生のそれだと思う。
…ただ、
そのような作業にチャレンジ出来ることは、
とても、とても、うれしかった!
『星砂の招待状 -True Love-』



