top of page

エピソード70『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』

エピソード70


シュー、シュー、シュー・・・


妙な音、妙な臭い、そして妙な気配がする。

洞窟の行き止まりか、またはそれに類する何らかの到達点が見えてきたようだ。

奇妙な音がする方へ近づいていくと・・・やがて大きな空洞に達した。

突き当りは岩の色が異なっている。確かに黒い。

そして!

音の正体が待ち構えていた!

ストーンビーストがあらわれた!!


アミンのこうげき!

アミンは《バトルアックス》で斬りかかった!

ガキン!

ア「て、手ごたえが薄い!(汗) コイツ硬いぞ!」

ストーンビーストは硬い腕でアミンをなぎ払った!

ゆなは《メラ》を唱えた!

ななは《ホイミ》を唱えた!道中で受けたダメージがまだ回復しきれてなかったのだ。

キ「そう、それでいいわ!ななは守り重視で!」

アミンのこうげき!

ア「こいつ、動きはトロそうだぞ!

 脳天を巧く攻めさえすれば・・・」

アミンは飛び上がり、ストーンビーストの脳天めがけて器用に斬りかかった!

ガキン!しかしほとんどダメージを受けていない!

ア「なにぃ!こいつ、堅いんじゃなくて石なのか!?」

ゆなは《ヒャド》を唱えた!

しかしストーンビーストには効かなかった!

キキは《メラミ》を唱えた!ストーンビーストの頭部を直撃!

ストーンビーストは怒りくるっている!

ストーンビーストは大きく息を吸い込んだ!

一行は身構えた!

キ「は、あの動き!

 みんな!全力で防御よ!!」

ストーンビーストは大きく吸い込んだ腹から、闇の炎を吐き出した!

ゴォォォォ!!!

キ「《フバーハ》!」4人のブレスのダメージが軽減された!

一行「うわぁぁ!!」それでもダメージは大きい!

そして!

奇妙な炎の振動で、洞窟内が大きく揺れている!

ア「この炎、まずいんじゃないか!?地盤沈下を誘発している!?」

キ「わたしたちが喰らっても、かわしてもまずい!どうする!?」

キキはようすをみている!

ななは《ホイミ》を唱えた!

アミンは《女神のムチ》に持ち替えてこうげき!

ピシ―!ストーンビーストの目に直撃させた!

ストーンビーストは目を赤くして怒り狂っている!

ア「また炎を吐くのか!?」アミンは防御の姿勢をとった!

しかしストーンビーストはななを担ぎ上げて、投げ飛ばした!

な「きゃぁ!!」

ゆ「なな!!」ゆなは《ホイミ》を唱えた!

キ「なな、立てる?こっちへ!」

キキはななを呼び寄せ、何やら耳うちしている!

キ「アミン!ゆな!

 15秒だけ時間を稼いでちょうだい!!

 奴の注意を削いで!」

ア「えぇ!?」そう言いながらもアミンは、オノに持ち替えて相手の懐に入り込んだ!

ゆなの攻撃!ゆなはストーンビーストの喉元に《メラ》を打ち込んだ!

ゴフっ!ストーンビーストは動揺している!

ストーンビーストは目を赤くして怒り狂っている!

ストーンビーストは、大きく息を吸い込んだ!

キ「ここだ!」立て続けにキキが懐に入り込んだ!

キ「くらえぇ!!」

キキは《くろこしょう》をぶちまけた!!

ス「は、は、は・・・」

キ「なな!今よ!!」キキはななに大声で合図を送った!

な「えぇぇぇぇい!!!」

なんと、ななは馬車から薬草調合の釜を担ぎ出し、ストーンビーストの頭にドカっと覆いかぶせた!

ス「・・・はくしょーーん!!!」

《くろこしょう》で鼻がムズムズしたストーンビーストは、堪えきれず闇の炎を豪快に吐き出した!!

ゴォォォォ――――!!!

炎は釜の中で縦横無尽に煮えくり立った!!

ストーンビーストは自分の吐き出した炎で自滅した!

ストーンビーストをやっつけた!!

4人「やったぁ・・・!」

ゆ「もぉ~キキちゃんってば策士すぎるわ!」

キ「へへ~ん♪手に入れた《くろこしょう》でとびっきりの料理をしてみたくてね♡」

な「黒コゲのカチンコチンだよぉ!絶対マズい!」

ア「サイテーな料理人だぁ!」

きゃははははは!


最新記事

すべて表示

エピソード158『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』

エピソード158 ドラゴンの姿のキキは世界樹の残骸の上にふわりと降り立った。 3人と馬をそっと地面に降ろす。 そしてすぐに10歳の少女の姿に戻った。 キ「ふぅ!みんなお疲れさん♪」 な「キキちゃぁーーーん!怖かったよぉぉ!!」 ななはキキに飛びついた。 キ「よしよし。よくやったねぇ」キキはななを優しく抱きしめ労った。 ゆ「キキちゃん強すぎ!」ゆなもキキを抱きしめる。 キ「へっへーん♪ だから言った

エピソード157『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』

エピソード157 キキはジロっとエビルプリーストを睨みつけた。 キ「最後はみんなで戦いたいの。協力してくれる?」 3人は力強くうなずく。 キキの背後には、さっきの天使たちが光の粒の姿となってキラキラと輝いた。 キキは両手を構えて魔力を集中させる。 キ「山よ、海よ、花よ、宇宙の無数の精霊たち。そして新たな天使の友人たち。 精霊ルビスの御名の元、今こそ我に力を与(くみ)し賜え。 ただただ不届きものを滅

Comments


bottom of page