26 夢で見た景色… 『世界一大きなおもちゃばこ』
- ・
- 2023年3月17日
- 読了時間: 2分
26 夢で見た景色…
久高島に着いてみて、ビックリ…
「いなかだぁー!!」
お店というお店はほとんどなくて、
人も、ほとんどいなくて…
「そうよー♪
この島は、楽園みたいなところなんだー♪」
のもこがうれしそうに、そんなことを言う…
「さっきから、自転車屋さんばっかりだよ?
自転車屋さんばっかりで、楽園なの??」
「あはははー!
あれ、自転車屋さんじゃなくて、『貸し』自転車屋さんなんだよー。
自転車がたーくさん必要ってことは、どういうことだと、思うー?」
「えー??
ぜんぜん、わかんない…」
るなには、
この島の、人の少なさと自転車の多さのギャップが、
奇妙でしかたなかったの…。
「るな?この島に来てから、車を見た?」
「あれー?
…1台も、見てない…。」
「そうなのさー!
この島には、車がほとんど、走ってないの♪
車が走ってないって、どういうことだと思う??」
「えー?
排気ガスが、出ない…??」
「ピンポーン♪
それが、1つめのミリョクであり、特徴だねぇ。
それと、もう1つあるんだよ?
誰も、セカセカしてないってこと♪」
「せかせか??」
「そうなのー♪
誰かが時間におくれたりしても、
おこったりイライラしたりする人は、ぜーんぜん、いないんだぁ♪」
「あっ!」
るなは、さっき空港で、
るなが何十分もおくれちゃったっていうのに、
のもこがゼンゼン気にしてなかったこと、思い出してた…。
住宅街のようすも、
千葉のお家の周りとは、ずいぶんちがってた…!!
朱色の屋根の、一階建ての家ばっかりで、
どれも、石をいっぱい積んで作った垣根で、囲まれているの。
世界中の石を、ぜーーんぶかき集めちゃったみたいな!!
…まるで、
おとぎ話の主人公に、なっちゃったみたい…!?
「ほら、着いたよ♪」
「…!!??」
オンナジだった!!!
こないだ夢の中で見た、沖縄の景色だった!!!
校庭みたいな、広ーいお庭に、
体育館みたいな、大きな建物!!
…あれ?屋根が真っ黒!?
屋根には、真っ黒い板がびーーっしり、はり付けられていたよ。
ああいうの、どっかで、見たことあるような…
「のもこー?
あの、屋根の黒いの、なんだっけ??」
「あれはね、
『太陽光パネル』って言うんだよー♪
この建物では、『電気』を自分で作っちゃうのさー♪」
『世界一大きなおもちゃばこ』



