44 先生をするお勉強 『世界一大きなおもちゃばこ』
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- 2023年3月17日
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44 先生をするお勉強
「み、み、み、みなさん、こ、ココ、こんにちわ!
さとう るな 先生です!
きょ、今日は、みなささ…みなさんに、
アロママッサージのやり方を、教えちゃいます♪」
「アロマママママッサージー??
なんだそりゃー!?」
みんな、何のことかわからなくて、
ビックリぎょうてん、顔を見合わせていたよ(笑)
「あ、あ、アロママッサージは、
いいイイ香りのオイルを、体にぬ、ぬって、
相手を、キモチよくしてあげる遊びです♪」
「あー、知ってるぅー!」
手をげるコが、何人か、いたよ。
良かったぁー♪
みーーんな知ってても、こまっちゃうし、
みーーんな知らなくても、こまっちゃうし…
「ぜ、ぜ、全身のマッサージをするので、
みんなには、はだかんぼうになってもらいまーす♪」
「えーーーー!!」
「イヤーーーン!!」
「…って、みんなが言うと思ったので、
今日は、パンツは、はいたままでやりまーす♪」
「えーーーー!!
それでもはずかしいよぉぉ!!」
「…って、女のコたちが言うと思ったので、
お部屋の真ん中に、仕切りカベを作って、
女のコと男のコが、おたがいに見えないように、しまーす♪」
うん。キンチョウがほぐれてきて、
上手くしゃべれるように、なってきたぞー♪
「…では、
大人の生徒さんたち、お願いしまーす♪」
るながそう言うと、
のもこたちが、ろうかから大きな間仕切りをかかえてきて、
部屋を、まっぷたつに分けてくれたよ。
…これで、
全員の顔が見えるのは、るな先生、一人だけ♪
「…では、みなさん、
すっぽんぽんになってくださーい♪」
「えーーーー!!」
「イヤーーーン!!」
…って言いながらも、
みんな、ニヤニヤ、ワクワクしながら、
るなの言うとおりに、服をぬいでくれたよ♪
良かったー!
みんなが「イヤです!!」っておこったら、どうしようかと思った…
「…では、
みんなが服をぬいでる間に、
大人の生徒さんたち、次の準備を、お願いしまーす♪」
るながそう言うと、のもこたちは、
オイルの入ったプリンカップを、いくつもおぼんに乗せて、
女のコの間、男のコの間、両方に、置いてくれたよ。
「…えーっと、
本当は、ホホバオイルとか、スイートアーモンドとかを使うんですが、
沖縄だと、買うのがむずかしいので、
『太白ゴマ油』というのを、使いまーす♪」
「ゴマ油ー??
臭いよぉ、るなちゃーん!!」
「そうかなー?
カップのオイルを、くんくん匂ってみてくださーい♪
どうですかー?臭いひとー??」
…しーーーん。
「臭くナイひとー??」
「はーい!はいはい!」
やったぁ♪調子イイぞぉ!
「…では、
ホントは、たくさんある香りの中から、スキなのを選ぶんですが、
そんなにたくさんの精油がナイので、
ラベンダーの香りで、楽しんでもらいまーす♪
大人の生徒さんたち、お願いしまーす♪」
るながそう言うと、
のもこたちが、それぞれのプリンカップに、
ラベンダーの精油を、1滴ずつ、たらしてくれたよ。
「…では、みなさん、
2人組みのペアを、作ってくださーい♪
…るな先生のペアは、
のもこが、実験台になってくれまーす♪」
「えー♪♪
のもこのハダカが見れるのー!?」
「ザンネンでしたー♪
のもこには、水着を着てもらいまーす♪」
「ちぇーっ!」
「ホラ、そこー!
『チェー』とか言っては、いけませんよー??」
「わははははは!!」
女の子にも、男の子にも、大きな笑い声が上がったよ♪
良かったー♪
笑いのある授業が、したかったんだー!!
「…では、
じゃんけんをして、
先にマッサージする側と、受ける側を、決めてくださーい♪
受ける側のヒトは、
あらかじめ用意してきてもらったバスタオルを、しいてくださーい♪
…しいたら、
そのうえに、背中を向けて、寝転がってくださーい♪」
るなが何にも言わなくても、
それぞれに場所をゆずり合ってくれて、
全員ちゃんと、寝転がれたよ♪
「…では、
…えーっと、何だっけ??
…あ!!
マッサージする側のヒトは、
オイルのカップを指でくるくる、…えぇーっと、30回くらい、かきまぜてくださーい♪」
「あぁー、イイ香り♪」
「これ、べらんだー??」
「そこのキミ!
『お約束』のギャグは、いりませんよぉー??」
「わははははは!!」
「るなちゃん、本当の先生みたーい♪」
「…では、
マッサージする側のヒトは、
カップを、体のすぐ近くに置いて、
…こんなふうに、寝ているヒトの腰に、またがってくださーい♪」
るなは、寝そべってるのもこの上に、またがって座って、
姿勢を、みんなに見せてあげたよ。
「これ、痛くないのー??」
「ペチャンコになっちゃわなーい??」
「だいじょうぶでーす♪
みんなの体重だったら、痛くないハズでーす♪
それでも痛い場合は、
少し、前か後ろにズレてあげてくださーい♪」
「ホントだー!痛くナイ♪」
「もっと、どっしり座っちゃって、だいじょうぶだよ♪」
みんな、上手く調整してくれていたよ♪
「そしたら…じゃなかった!それでは、
マッサージする側のヒトは、
カップのオイルを、2本の指で、すこーしだけ、手に取りまーす♪
取ったら、…こんなふうに、両手をスリスリして、
手にオイルをなじませまーす♪」
「わぁ、ぬるぬるー!!」
「できたよー♪」
「では、
優しく、相手の背中に、手をおきまーす♪
そしたら、
…こぉーーんなカンジで、
優しく、ゆーっくり、なでてあげてくださーい♪」
るなは、ママがいつも教えてくれてたみたいに、
下から上に、長細ーーーい丸を描くみたいに、
のもこの背中をマッサージしてあげたよ。
「うぅぅーー!ゴクラクじゃぁ!!」
のもこが、
お婆ちゃんみたいなシワガレ声で、おどけてくれた♪
「わははははは!」
「のもこババァ!!!」
「…では、
本当は、キモチいいマッサージの順番とか、なで方とか、
色々とあるんだけど、
今日は、省略しちゃいまーす♪
るなは、いつもやってるふうに、のもこをマッサージするから、
るなのマネっこをしながら、みんなも、やってみてくださーい♪」
そこからは、
みんな、しーーんと静かになって、
真剣に、マッサージにチャレンジしてくれたの♪
るなも、みんなが見てること忘れて、
夢中で、マッサージしちゃった!
背中をやって、お尻をやって、太ももの裏で、ふくらはぎの裏で、
足の裏を、指もぜーんぶやって…
「るな先生ー!
よっしーが、寝ちゃいましたー!!」
ミユちゃんが、ヒソヒソ声で、ささやいたの。
るなも、ヒソヒソ声で、言ったよ。
「みなさーん!
マッサージの最中は、寝ちゃっても、かまいませーん♪
キモチよくて、リラックス気分になるから、
るなも、いっつも眠っちゃいまーす♪」
「クスクス!」
「ププっ!」
みんな、笑い声も、ヒソヒソ声♪
優しいんだぁ、みんな。
…そうして、今度は、
あお向けになってもらって、体の上側も、じっくり、やったよ♪
るなは、90分くらいかけて、
ゆーーーーーっくり、やったの♪
これくらいじっくりやるのが、心と体に、イイんだって♪
そしたら、次は、
マッサージする側と受ける側が、反対になって、
オンナジように90分、マッサージしたよ♪
今度も、るなはマッサージする側で、
のもこに、受けてもらったよ♪
『世界一大きなおもちゃばこ』



