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第17章 カザーブ
第17章 カザーブ ロマリアの城で、城の者や冒険者たちから情報を得ると、かなり北のほうに《金のかんむり》を盗難した輩は逃げていったらしい。 二人は思い切って、城から大きく離れ探索してみることにした。 マ「それにしても、この大陸は森ばっかりだねぇ」 城から北は森ばかりが広がっている。そのためか、世界全体が薄暗く感じられる。北に向かう冒険者は多いが、逆に引き返すように南に下るヘトヘトの冒険者の姿もよく見かける。愛想がないのか、マナたちに話しかけてきさえもしない。 しびれを切らして、二人は南下する女性パーティに話しかけてみた。このパーティも戦闘に疲弊し、そして元気がない。 「その名も『中毒者』。ハハ」 by生成AI 冒「いやぁ、敵が強すぎてさ。途中で体力が持たなくなるんだよ。それで退散してるだけさ。 おそらく皆そうなんだろうと思うよ」 リ「そんなに立派な鎧を着て、強そうでもあるのに?」 冒「いやいや聞いてくれるな!知ってんでしょ?」 リ「え、何がですか?」 冒「カジノのせいだよ。闘技場。 闘技場のギャンブルに熱中しすぎちまった連中は、厄介な特性を獲


第33章 みずのせいれい
第33章 みずのせいれい 心を開いたライドン夫妻は、マナやリオを頼ってくれるようになった。 「何か手伝えることはないか?」と請うと、木の実集めの手伝いや、森の奥への用事における護衛など、二人に頼むのだった。二人が村全体への親愛を持っていることが村人たちにも伝わってくると、村人たちも二人と交流をするようになってきた。 ケガの治療を頼んだり、お遣いを楽しんだりし、そしてお礼に食事でもてなしたりするのであった。 村の子供たちもまた、二人と遊ぶことをとても喜んだ。 《聖なる織機》が完成し、いよいよ《水の羽衣》の完成を待つ段になった。 「3日ほど待ってくれ」とドン・モハメは言ったが、なぜか4日経っても完成の便りは届かない。彼が高齢で、体が弱っていることを理解している二人は、特に催促もしなかった。 待ち時間は長かったが、村人たちのあれこれがそれを上手く潰してくれるのだった。 ある日、子供たちは二人を、村の背後へと手を引いた。 そこには小さな沢があり、沢の前には古い古い石碑のようなものが建っていた。 村の裏手には立派な遺跡が・・・!? by生成AI...


第7章 どうくつ
第7章 どうくつ リ「さてと、二人揃ったことだし、今度こそ冒険に出ますかね!」 マ「わぁーい、西に行ったら洞窟があるんだよ!」 リ「ゲーム慣れするための初歩的な洞窟でしょうね。 まずはそこに行ってみよう」 マ「わーい、お宝お宝ぁ~♪」 リ「ストーっプ!まだ慌てないこと! アタシたち最弱コンビなの、アンタ忘れてないでしょうね?まだレベル3だし。 洞窟は魔物が手ごわいかもしれないから、様子見てムリそうならすぐ退却。 わかった?成果を焦らないこと!」 マ「大人だなぁ~リオは」 リ「何しろアタシたち最弱コンビだからね! フツーにやったら詰むのよ!常にそれを前提に対策してなきゃなんないの。 勇気があるのはイイことだけどさ、大胆かつ慎重に、ってヤツね」 二人は西の洞窟に向かって旅立った。 昨日レベル上げをしたエリアを越え、未知の領域に足を踏み入れる。 出た!またあの天敵の《まほうつかい》だ! まほうつかい マ「あわわわわわどうしよう!」マナは動揺する。 リオは澄ました顔で《くだものナイフ》を構えると、「《通り魔》!」と叫んで加速した!覚えたばかり


第38章 アークボルト
第38章 アークボルト 宿屋のロビーはバーを兼ねているが、そこには旅の神父が一人、酒を飲んでいた。 神「おやおや、ずいぶん身軽ななりの旅人ですね」彼は人恋しそうに二人に話しかけた。 リ「えぇ、色々とこだわりがありまして」リオは簡潔に回答をした。 神「この国には5人目の英雄がいた。そんな話を耳にしたことがあります。 その彼は戦争が起きたとき、敵国を打ち負かそうとはしなかった。 『国を捨て、遠く離れた場所に村を築いて暮らそう』と提案したそうです。 彼の考えに賛同した民も若干数いたそうですが、『日和見主義は国家を滅亡させる!』と危険思想者扱いされ、彼は島流しに遭ったそうです」 リ「へぇ…」 神「戦いを嫌う神父です。私は彼にちょっと共感してしまいますね。 はは。どうでもいい話でした。おやすみなさい」 翌朝、宿を出て冒険に出ようとすると、宿主に声を掛けられた。 宿「今日はどちらにお出かけで? 冒険者なら、王様に謁見しておいたほうがよいのでは?」 二人は王になど興味はないが、それが必要なことなのだろうと察した。 賑わう町を抜けて城を目指す。町は昼


第51章 スタンシアラ
第51章 スタンシアラ ノーラと別れて、二人は二人の冒険に戻った。 アリアハンの玉座の間には新しい《旅の扉》が出現し、そこに飛びこむと新階層へと繋がっていた。 リ「良かったー! アリアハンの玉座に戻されたとき、もしやアタシたちのレベルや装備まで初期状態に戻っちゃったかと不安になっちゃった。全部ちゃんとニャックポアンの時のままね」 マ「良かったねー」 リ「さてと。次はドコに来たんだろう?」 スタンシアラ城下町のイメージ。 by生成AI 見渡すと、そこはとても奇妙な町だった。 水路の張り巡らされたユニークな町は、人も多く活気に満ちている。そして町の奥には城がそびえたっているのが見える。ここも城下町なのか。 リ「ここはどこですか?」と近くの人に尋ねる。 男「水の都スタンシアラだよ。 冒険者か?王様の悩みを聞いてあげな。それがお互いのためになるだろうさ」 スタンシアラというところか。そしてまた王様は悩みを抱えている。 水路を渡るために優雅なゴンドラはないが、小さなイカダがあちこちに停泊している。これを自由に使って良いらしい。新しい町、特に活気に満ちた


第53章 ステテコパンツ
第53章 ステテコパンツ 王「強い者を探す!」 by生成AI 金曜の夜がやってきた。 冒険者たちはスタンシアラ城の王の間に集まる。王がイベントの号令を掛けるようであった。 王「妃の薬を探させている。が一向に特効薬が見つからない。 領土を越えて、危険な地域まで探索に行ける精鋭を募る必要がありそうだ。 強い者を探す! 強い者を探す! 各冒険者は、場合によっては互いを殺し合ってもよい。その際に相手の武器を奪ってもよい。 ここまで来た強者たちだ。良い武器を持っているだろう。勝ち続けるものはすさまじい戦力強化になるだろう! そしてもちろん、精鋭に選ばれた者にはさらなる褒美をつかわす。 期間は3日間。以上」 王はそれだけ宣言すると、足早に退いた。 うぉぉぉぉぉ!! ざわざわ… ある者たちは高揚し、ある者たちは動揺した。プレイヤーキルがスリリングであることを、誰もがわかっている。 兵士からイベント内容の補足が入った。 「国のあちこちに宝箱が落ちています。そこにも武器や防具が、そして《エルフの飲み薬》などのレアアイテムが入っています。トレジャーハン


第50章 ノーラ
第50章 ノーラ ラーミアが一向を運んでいったのは、とても懐かしい場所だった。 ある城のテラスのスペースに降り立つと、そこには《旅の扉》がある。 ラ「お入りなさい」ラーミアは3人にそう促すと、それでもう、別れの言葉も言わずに飛んでいってしまった。 リ「ここに入るしか、ないよねぇ(汗)」 マ「どこに通じてるんだろ!」 ノ「え!何これ?大丈夫なんですか!?」 3人は意を決して、《旅の扉》に飛び込んだ! ・ ・ ・ ・ ・ ・ 王「おぉ、よくぞまいられた正義心あふれる精鋭たちよ! おぬしらの使命は、魔王を討伐して世界に平和をもたらすことじゃ。 ふぅむ。まだ頼りない面持ちの者もちらほらおるが…。よいよい。始まりの町アリアハンでは仲間を見つけることもたやすい。旅立ちの準備を整えてから外に出るがよいぞ!」 舞台はお城の玉座へと移った。そして王様然とした王様が、ドラクエ然とした旅立ちのエールを送るのだった。 リ「スタート地点!?」 マ「きゃはははははは!!」 ノ「どこなの?ここはどこなの!?」 リ「アリアハンのお城よ。アタシたちも最初


第60章 キラーマシン
第60章 キラーマシン リ「シスター!『体勢を立て直せ』の意味がわかりました! 回復をするだけじゃだめなのね。 面倒くさくて受け入れたくないけど、またレベル上げが必要だわ」 シ「そうだと思われます。 レベルのアップだけでなく、何か強力な特技の習得も必要かもしれません。...


第41章 ぼうれい
第41章 ぼうれい 亡霊とやらに会う予感はしていたが、死闘を被るのは予想外であった。体力が底を尽きてしまったので、一旦町に戻って休息をとった。2つ目の遺跡を訪ねるのは次の日になった。 2番目として二人が選んだのは、北の遺跡だ。知将ブレイドというのも何か、存在感が大きいような気がする。 噂に聞いていたとおり、北の遺跡は階層構造を持つ砦型のものだった。敵の襲撃をいち早く察知するために、知将は高いところに座って世界を眺めていたのであろう。 砦の中枢とおぼしき3階の見晴らし部屋は、王の間のような豪華な造りであったろうことが朽ちた後の様子からも伺えた。 国を一望してみようと見晴し台に立ってみた。すると、やはりブレイドであろう亡霊が静かに姿を現すのだった。 ブ「一番隊!早く弓を撃て!」 by生成AI ブ「一番隊!早く弓を撃て!」 二番隊!何をしている!貴様らも早く弓を構えよ! 三番隊!もたもたするな!投石を開始せよ!」 何ぃ!敵の精鋭隊が突破してきただと?喰らえ!《イオラ》―!!」 …とにかく敵襲が城の近くまで来る前に、部下の尻を叩いて殲滅させいたよう


第58章 ヴァーチャルゲーム
第58章 ヴァーチャルゲーム 長い! 《キラーマシン》がラスボスのような攻撃を繰り出してきたのに、ロンダルキアの洞窟はまだ終わらなかった。 トレジャーハントのイベントで入手した《エルフの飲み薬》はもう残り1つ。この洞窟の最後にボスがいるなら、もう勝ち目はない。...


第48章 ぎんゆうしじん
第48章 ぎんゆうしじん 二人はカボチの村へ、元来た荒野を戻った。そして宿屋へと向かう。いつぞやの吟遊詩人はまだそこにいた。 いつぞやの吟遊詩人くん by生成AI リ「ねぇあなた!外の世界に旅立ちたいって言ってたわよね?」 吟「え?そうだけど…」 リ「確証はないけれど…、 あなたを海の外まで運んであげられるかもしれないわ!」 吟「えぇ、本当かい!?」 リ「本当かどうかはわからないのよ。 とにかく、あなたは勇気を出して限界を超える覚悟がある?」 吟「え!そう言われると… うう。 あるぞ!僕には勇気がある!今こそ旅立ちの時なんだ!」 リ「それじゃぁ決まり! 一晩休んだら、ニャックポアンの村へ行きましょう♪ アタシたちと一緒に」 吟「僕はノーラ!15歳だよ」 リ「アタシはリオで、こっちはマナ。 え、15歳?アタシたちと同じだわ」 翌日の朝早く、一行は出発した。 リ「一往復したから、きっと前回より早く辿りつけるわ。 この辺の敵にももう慣れたしね。 …ところでノーラ?あなた、レベル幾つなの?」 ノ「え、僕?れ、レベル2…」 マ・リ「レベル


第46章 でんせつ
第46章 でんせつ ニャックポアン村のイメージ by生成AI 村に入ってみると、周囲の荒涼とした大地とは少々赴きが異なっていた。 石畳で道は整備され、西洋的な美意識でもって家は建てられている。素朴ながらも、どこか上品で静謐な感じのある村だった。 村「おや?旅人とは珍しい。 ここはニャックポアン。私たちは伝説を語り継ぐ民です」 リ「伝説!?」リオはテンションが上がった。 村「そうです。色々な人に話を聞いてごらんなさい」 マ「鳥さんは?」 村「鳥?あぁ、神鳥のことか。静かに眠っているだろう。 神鳥のことも、詳しい者に聞いたらいい」 リ「ホントにいるのね!」 村をざっと眺めると、あちこちの軒下やベンチで、村人たちは語り合っているようだった。 二人はそろりと歩き始めた。あまり大きな音を立ててはいけない気がした。村人たちはとても静かに語り合っている。子供たちもキーキー言わないようだった。 入口のそばには宿屋があった。 ほほほ。形ばかりの宿屋です。by生成AI 宿「ほほほ。形ばかりの宿屋です。 この地域は、この星で一番最初の人間が降り立った地と言われて


第12章 ロマリア
第12章 ロマリア 皆から遅れること5日ほど。二人はようやく、第2層を目指していざないの洞窟を抜けることにした。 アリアハン島のフィールドエリアよりも少々強いモンスターがうごめいていた。《バブルスライム》や《どくいもむし》の小さいやつが大量に出現し、低レベルで強引に突破しようとするパーティや《どくけしそう》を用意してこないパーティはまんまと返り討ちに遭った。 特にマナはMP消費に依存する戦闘スタイルであるため、長丁場のダンジョンはハラハラものだった。ときにはMPを節約するためにただ防御し、リオが一人で短剣でモンスターを蹴散らしていった。 マナは打たれ強く、そしてリオは力強かった。 MPも《やくそう》も使い切りそうな頃、ようやくダンジョンの出口を抜けた! 旅の扉で第2層へワープ! by生成AI 二人の視界が激しく歪んだかと思うと、またもやお城の広間に転移していた。しかしアリアハンのお城とは違うようだ。 王「えぇい早く下がれ!」 by生成AI 王「よく来た勇敢な冒険者よ。ここはロマリア城だ。 えぇい早く下がれ!ワシは何者かに《金のかんむり》を盗まれ
第6章 かばう
第6章 かばう ゲームからログアウトしたマナは、リオが参戦できなかった事情をLINEにて伺い知った。 しかしマンションのインターネット障害はその日のうちに無事復旧したので、夕飯のあと、二人はまたゲームをプレイすることにした。 リ「やっと遊びにこれたよー!...


第54章 ゆうしゃ
第54章 ゆうしゃ アネイル温泉覚えてる? by生成AI 二人は、アネイル温泉町の階層まで戻った。 この辺りならば、装備が貧弱でもモンスターを倒せる。 トレジャーハントのイベントはこの階層にも反映されており、フィールドのあちこちや町の中に、時おり宝箱が落ちていた。《エルフの飲み薬》などのレアアイテムが獲得できる。 《エルフの飲み薬》は、MPが全回復できる貴重な品だ。 そこそこの武器や防具が落ちていることもあり、中には役立つものもあった。 《どくがの粉》を入手しておきたいが、それは一向にトレジャーハントの収穫にはなかった。 そこで二人は、炭坑にあるドワーフの横穴に行ってみることにした。ドワーフの元へ行くと、以前と同じように《どくがの粉》を売ってもらうことは出来た。 一安心、と思って引き返そうとすると、思いがけないことが起きた! 同じように階層を下って来た者がいたのだろう。 二人の装備品を狙ってプレイヤーキルを企てる者の、襲撃に遭ってしまった! 戦士と武闘家の二人組。強そうだ! 戦士と武闘家が襲い掛かってきた!by生成AI 武闘家が先制攻撃を仕掛けて
第61章 せかいじゅ
第61章 せかいじゅ 大樹のシルエットが近付いてきたその時、人が雪に埋もれているのを見つけた。 リ「遭難者だわ!」二人は駆け寄る。 なんと女性の戦士だった。精鋭団の一人であったと思われる。 女「私はもうだめだ。このまま尽き果てる。 そのまま進み、あいつを打ち倒してくれ!」...


第2章 しゅび力
第2章 しゅび力 城を出た二人は、アリアハンの城下町をキョロキョロと歩いた。 アリアハン城下町を見渡すマナとリオ by生成AI 時々話しかけてみると、この町の人は誰もが親切で、にこやかな表情をしていた。冒険の初心者に役立ちそうな情報を教えてくれる。いや、当たり前すぎて役に立ちそうもないことまで誇らしげに話してくれる。 男「武器は装備しなきゃ意味がないぜ!(´_ゝ`)」 by生成AI リ「はぁ~、『武器は装備しなきゃ意味がないぜ』なんて、今どき知らない少年少女がいるのかしら?くだらないハナシをしないでほしいわ」 マ「それなら話しかけなきゃいいのに~?」 リ「そういうわけにもいかないわよ。55特有のルールについて話す人もいるでしょう。あまり皆が気づかないお役立ち情報をくれる人もいるし」 マ「ふぅん」 リ「アンタもたまには話しかけてみなさいよ」 マナは、軒下に座り込んでお茶をすすっているお爺さんに、話しかけてみた。 マ「こんにちは。いいお天気ですね」 爺「ふぉっふぉっふぉ。無意味そうに思えることにも意味がある。意味のないこともあるが、大抵は意味がある」
第28章 ドワーフ・その2
第28章 ドワーフ・その2 二人はアネイル周辺のフィールドに戻ってみることにした。 《テベロ》にせよ《とさかへび》にせよ、《バギマ》1発では倒せたり倒せなかったり、というところであった。でもそこに《バギ》でも加えれば一掃できる。戦闘は各段に楽になった!...


第5章 クエスト
第5章 クエスト ある家の前に通りかかると、中から子供が激しく咳こむ音が聞こえてきた。 マナは足を止め、そして中を覗きこんだ。 母「あぁ、旅の人!どうかこの子のために薬草を分け与えてはいただけないでしょうか? 町はずれのハーブ園で摘むことが出来るはずです」 『クエストが発生しました。挑戦しますか?』コマンドウインドウが現れた。 マ「そっかぁ。こうやって進めるやつもあるんだよね。 《やくそう》摘むだけだったらわたしにもできそう♪」 マナは得意気にクエストを快諾し、町はずれのハーブ園に向かった。 ハーブ園にはたくさんの花が咲き誇って、良い香りを放っている。働き者そうな庭師が、警戒のまなざしでマナを見て言った。 庭「《やくそう》が欲しいのか?それなら道具屋に行って自分のカネで買えよ。冒険者だろ?」 マ「えぇ?でも、女の子が病気で苦しんでるんです。それを助けてあげたいんです」 庭「そうだったのか!それなら持っていっていいよ。 怒って悪かったな。優しい君にも1つあげる。使えばHPが30回復するぞ」 マナは《やくそう》を2つ、手に入れた!...


第10章 たねときのみ
第10章 たねときのみ 週末が訪れた。 金曜日の夜20時になると、プレイヤーたちは一斉にアリアハン大陸に散らばっていった。 《女神の果実》はイベントモンスターである《トロピカルドラゴ》が稀にドロップするか、あちこちの宝箱やツボの中などに潜んでいる。ある者たちはとにかく《トロピカルドラゴ》を狩りに、またある者たちは宝箱やツボの探索に向かっていった。 リ「…よし、と。アタシたちも出発しましょ。プレイヤーとの情報交換でリサーチは済んだわ。 おおありくい→ちからの種 いっかくうさぎ→すばやさの種 キャタピラー→まもりの種 フロッガー→いのちの木の実 まほうつかい→ふしぎな木の実 こいつらが木の実や種をドロップするから、とにかく狩りまくる!レベルも少しは上がるでしょ。あんまり強い敵じゃないから、ソロプレイでもどうにかなるハズよ。《まほうつかい》と《キャタピラー》だけはちょっと強いから要注意かな」 左上から、ちからの種、すばやさの種、守りの種、いのちの木の実、ふしぎな木の実 マ「なんかハムちゃんのエサみたぁ~い♪」 リ「イベント期間は1週間。それ
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