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第32章 めいさんひん
第32章 めいさんひん コッコッコッコッコ! コッコッコッコッコ! 鶏たちの鳴き声で、二人は目を覚ました。 まだ早朝の4時だったが、二人はそれもわかっていなかった。 夜明けとともに妻は囲炉裏に火を入れ、そして温かい朝食を作ってくれた。それを食べながら、また4人で会話をする。...


第39章 なかまをよんだ!
第39章 なかまをよんだ! 王の間から階段を降りると、番兵に話しかけられる。 兵「投票に参戦するか? それなら四方の遺跡を見てくるがよい」 リ「遺跡を?」 兵「この城の四方には、4つの遺跡があることをご存じか? それぞれが各古の英雄にゆかりのある城や神殿の跡だ。 その規模や立派さを見れば、どの英雄が最も英雄か、わかるだろう」 リ「ふうん」 兵「また、奇妙な噂がある。 遺跡に訪れる者の中には、その中枢で英雄の亡霊と会ったと言う者がいる。 本当かどうかは知らんがね。 本当であれば、それも真の英雄を察する手がかりになるというものだ」 リ「行ってみるか」リオはつぶやいた。 マ「どこへでも、お共いたしまする」マナは能天気に微笑んだ。 町に出ると、二人に定例イベントの報せが届いた。今週末のイベントは明日の夜からの開催だ。遺跡探索に訪れる前に、定例イベントをこなしておこうと思った。きっと何か武器やアイテムの報酬が手に入る。 事前に公開されたイベントの内容は、ユニークで意外なものだった。 「《スライム》が3匹現れるぞ!? やっつけて豪華な報酬をゲッ


第11章 のんびり
第11章 のんびり 7日目、イベント終了の鐘を待たずして、二人は宿屋の酒場で収穫を愛で合っていた。 テーブルに種や木の実を並べて数えている。 リ「《ちからの種》が10個に、《すばやさの種》が14個に、《まもりの種》が7個、《いのちの木の実》が10個、そんで《ふしぎな木の実》が8個。まぁまぁの収穫ね。二人で半分こしましょ」 通りすがりの冒険者がそれを見て、「ぷぷっ!コイツら、《女神の果実》が何かもわかってねぇよ」と小声で嘲笑して去っていった。 マ「ムカっ!《女神の果実》だって持ってるもん!」 by生成AI マ「ムカっ!《女神の果実》だって持ってるもん!」マナはほっぺたを膨らませた。 リ「まぁまぁ。怒らないことよ。挑発に乗らないこと。バカを演じてればイイのよ。 それが作戦なの。言ったでしょ?」 マ「そうだけどぉ」 二人はともにレベル9。他の冒険者たちは12~13程度であるようだった。しかしパラメータにそん色はないのだ。 《女神の果実》イベントの終了と同時に、新ステージ第2層と、そこに続く《いざないの洞窟》が追加された。冒険者のほとんどは、我先にと第


第24章 アネイルおんせん
第24章 アネイルおんせん アネイルの町のイメージ by生成AI 宿1「さぁさぁ寄ってらっしゃい!アネイル最高の温泉宿とはウチのことだよ!豪華なお食事も付いちゃうんだから!」 《旅の扉》によるワープが済んだか済まないか、いきなり耳に飛び込んできたのは威勢の良い呼び込みだった。 どうやらここはアネイルの町。そして温泉が名物であるらしい。 宿2「いやいや最高と言えばここの宿!なんと会席料理にはお酒も付くよ!」 宿3「おぉーっと黙っちゃおけねぇぜ!うちの会席料理は海外の珍しいお酒が付くんだからね!」 マ「うるさぁーい」二人は呆気にとられている。 リ「温泉ってイイじゃん♪って思ったけど、どの宿選べばいいか、さっぱりわからないわ…」 マ「全部行ってみる?わたしも温泉だーいすき♪」 リ「まぁ追い追い癒されるとして、まずは新しい町を周ってみようか」 二人は陽気なアネイルの町を、まずは偵察してみることにした。 「温泉は健康増進にもってこいってね!世界でも有名な温泉町なんだよ」 町民は温泉宿の主でなくても、我が町の温泉を誇りに思っているらしい。...


第15章 とうぎじょう
第15章 とうぎじょう 二人はまたもロマリア城下町に撤退した。MPにはまだ余力があったが、精神的にヘトヘトなのである。 テーブルに腰かけて二人は、瀕死を繰り返さずに大きな戦力アップが出来る方法がないか、思案した。 リ「それにしてもこの城にたむろしてる冒険者って、みんなお金持ちよね。 みんな立派な剣や鎧を身に付けてるわ。1万ゴールド以上もするのに?どうなってんだろ!」 すると、地下の階段から上ってくる強面たちの笑い声がした。 戦「はっはっは!今日も勝ちまくったぜ! ダブルアップにダブルアップで8000ゴールド!ついてるな~♪」 リ「ダブルアップ?8000ゴールド? カジノでもあるっていうのかしら?こんな無骨な城に」 店のマスターが通りがかりで話しかけてきた。 店「おや、ご存じないのですか?地下にコロシアムがあるのですよ。もっぱら賭け用の闘技場ですがね。モンスター同士を戦わせて、どいつが勝つかを賭け合うんです。見事的中すればウッハウハ、てヤツですね」 リ「なるほど」 マ「ギャンブルってこと?」 店「行ってみてはどうですか?入場だけなら無料ですし


第49章 ゆうき
第49章 ゆうき 「おや仲間が増えたのかい?」by生成AI 再び一晩の夜を超えて、ようやくまたニャックポアンへと辿りついた。「おや仲間が増えたのかい?」村の老人たちは、もう親戚の孫のように微笑み話しかけてくれる。 一向は町の奥へと進んだ。ラーミアの居るところへ。 ラーミア リ「ラーミアお願い、もう1度話を聞いてほしいの」 ラ「起きていますよ」ラーミアは毛づくろいから振り向いて答えた。 リ「彼はノーラ。ノーラはカボチ村の人よ。 彼は、大いなる海を越えて冒険がしたいんですって。でもカボチには船もないし、彼を冒険に連れ立ってくれる人もいないの」 ラーミアは真剣な眼差しでノーラの瞳を覗きこんだ。まったく目を逸らさない。 ラ「………………」 じーっと見ている。 ノ「あ、あの…」 ラ「ノーラ、あなたは辛く険しい旅に出る勇気がありますか?」 ノ「は、はい」 ラ「親と離れ、友と離れ、一生戻ってこられないかもしれない。そんな覚悟がおありですか?」 ノ「え?…は……はい」 ラ「誰も助けてはくれないときもあるでしょう。すべての痛みを自分で耐える覚悟がおありですか??


第20章 おうさま
第20章 おうさま 土曜日の夜、予定通り定例イベントは開催される。 ロマリア城の広間に、冒険者たちが集まっていた。 定刻どおりに王様が現れ、そしてイベントの開催を告げる。 ロマリア王と冒険者たち。 by生成AI 王「《金のかんむり》が盗難の憂き目に遭った件は、皆知っておろう。 兵士たちが探しても犯人の捕獲には至らない。 よほど小賢しい、狂暴な悪人が潜んでいると見受けられる。 よって、これから我が国の闘技場を用い、バトルロワイヤルを執り行う」 衆「うぉー---!!」理由はともかく、参加者たちは熱狂している。 王「ルールを説明しよう。 試合は各チームとも、1試合のみ。1回勝てばよい。褒美をやろう」 衆「なに!?一戦だけでいいだって!?」 王「ただし、少々特殊なルールになっている。 チームは、今ここで結成してもらう。 今ここで、すぐ、『3人1組』のチームを結成するのじゃ」 衆「3人だって?どういうことだ!?」 リ「4人組や2人組のパーティばかりだとわかっているはずなのに、3人組だなんて! まさか、仲間割れを誘っている…?」リオはいぶかしげ


第37章 えいゆう
第37章 えいゆう 大きな立派な城壁に囲まれた城であった。二人が達した城門には「南門」と書かれていた。他の方角にも門があるのだろう。城というよりは賑わう城下町で、複数の入口を必要とするほど、広大な城下町であることが察せられた。 アークボルトの重厚な城壁街! 城門をくぐると、そこは町であった。人の住む町が城壁によって守られているのである。そこには一般人と兵士が入り乱れ、生活を共にしているようだった。 町の入口は広場のように大きなスペースが取られ、そこには銅像の台座があった。しかし台座の上には何の像もない。 そして台座の前には立札が立てられていた。リオはそれを読んでみた。 「国民投票はみんな進んで行おう!」 なんのこっちゃ。リオは思った。 いつも、どこか少し奇妙だ。 リ「あの、ここはどこですか?」リオは道ゆく人に声をかける。 男「アークボルトだよ。世界一強い国さ。敵はない」男はキザに言い放った。良く言えば、国の強さに誇りを持っているようだった。 二人はとりあえず、宿や武器屋、道具屋などのインフラを探しつつ歩いた。探しつつ町の様子を眺め、人々の会話に耳


第40章 しかし じゅもんはかきけされた!
第40章 しかし じゅもんはかきけされた! アークボルトの遺跡探索に戻る。 「もう少し情報が欲しい」リオは思った。 4つの遺跡を見に行くにしても、どの遺跡がどの英雄に関連しているのか、それぞれがどんな遺跡なのか、何も知らないのだ。 効率よく情報を集めるには、と考えて、武器屋や防具屋のある賑わう通りに向かった。そして適当に食堂に入り、昼間から飲み飲み議論する人々の様子をうかがった。 男「東の遺跡が一番立派に決まってる!一番広大な城だったんだからな。さすがはアークボルト1世様だよ!」 男「何を言う!西の神殿が最も重要さ!大神官メーシア様は大きな神殿を造られた!我が民を思ってのことだぜ!」 男「違うさ!北の神殿が一番だよ!なにしろ最も高い建造物を造ったのが知将ブレイドってことなんだよ!」 男「いやいや!南の遺跡は小さいが、ホリディ様の戦績が壁画として無数に彫られてるじゃないか!」 男たちの話に耳をそばだてているだけで、なんとなく状況はわかった。リオはさっとメモを取り、それを基に探索することにした。 マ「どれから行く?」 リ「まずは東かな。とりあえずアー


第30章 テパ
第30章 テパ テパを目指して、二人は宿を出た。 リ「まだ遠回りが必要みたいね! 炭坑攻略はしばらくあきらめて、まずは《水の羽衣》をゲットしに行きましょ」 マ「そのお洋服、可愛いかなぁ~」 リ「羽衣って言ったら天女のお召し物だからね!きっと可愛いわ♪」リオは精いっぱいマナのモチベーション維持に努めた。 アネイルを南下して歩いていく。 《ようがんまじん》には苦戦したが、《テベロ》も《とさかへび》も、今となってはあまり強く感じられない。こちらも強くなってはいるのだ。しかし敵は次々とその予想を超えていく…その連鎖をRPGはお約束通り保っている。 南へ進むと森がちになった。しかしカザーブの北部ほど不穏な空気ではない。同じ森でも色んな森があるのだな、と二人は思った。冒険とは、ある意味観光旅行である。 地形が変わると出現モンスターの毛色も変わり、今度は野蛮なサルみたいなモンスターが力まかせに殴ってきたり、ヤリを持った猪が二足歩行で襲い掛かってきたりした。文明が進んでいるのか太古なのかよくわからない。 テパの森の名物(笑) by生成AI 少々の苦労の末、お目


第65章 魔王
第65章 魔王 ?「いやぁご苦労さんだよブオーンくん」 見知らぬ者が、リオたちの背後で足を組んで座っている。出来あいの玉座に。 リ「何者…!?」 ?「時間稼ぎをしてくれただけでも良しとしよう。玉座は置けた。 俺は誉めて育てる主義だからね」 マ・リ「…!?」...
執筆ウラ話(≧∇≦)
執筆ウラ話(≧∇≦) 『極振り』から着想を得ています。 この作品における、マナの「守備力全振り」構想は、率直に言って、『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』というアニメから着想を得ています(笑) 私がそのアニメを見たときに、「こういう女の子のドラクエラノベを書...


第44章 カボチむら・その2
第44章 カボチむら・その2 カボチ村のイメージ by生成AI 今度はマナの番だ。 マナはマナなりに物事を考えた。 農夫の野菜を守ってあげたいが、一人でモンスターを退治するのは怖いのでやめた。 そして、武器屋の親父の肩もみをしてあげることにした。 武器屋の親父の肩もみをしてあげることにした by生成AI 危険を冒して買い付けに出る武器屋を労ってあげるのは、有意義に思えた。自分に出来そうな、同じことを繰り返す習性のあるマナは、この武器屋のクエストを繰り返し受注した。 すると…5回目の肩もみクエストを完了したときだった。 武「いやぁー、おかげで肩がとても軽くなったよ! 何か特別なお礼がしたいなぁ。 そうだ、間違って買い付けしすぎちまった鎧があるんだが、貰ってくれ!コイツは強力だぜ!」 マ「えぇ、いいの?ありがとうございます♪」 武「ほらよ!」 やいばのよろい マナは《やいばのよろい》を手に入れた!剣のような刺がそこかしこに生えている、いかつい鎧だった。 マ「う!ぜんぜん可愛くない…(汗)」 なんかもっとのほほんとした人助けがいいなぁ。マナは思った


ラノベ『僧侶だけで魔王を倒すには?』もくじ
ライトノベル『僧侶だけで魔王を倒すには?』のもくじページです♪ ここを基点として読んでいってください^^ ラノベ『僧侶だけで魔王を倒すには?』まえがき 第1章 そうりょとそうりょ 第2章 しゅび力 第3章 スライム 第4章 メラ 第5章 クエスト 第6章 かばう 第7章 どうくつ 第8章 どくいもむし&ステータスその1 第9章 さくせん 第10章 たねときのみ 第11章 のんびり 第12章 ロマリア 第13章 こうもりおとこ&ステータスその2 第14章 さまようよろい 第15章 とうぎじょう 第16章 ロブ 第17章 カザーブ 第18章 ラリホー 第19章 エルフのかくれざと 第20章 おうさま 第21章 コロシアム 第22章 ふぉっふぉっふぉ 第23章 あやかしのもり&ステータスその3 第24章 アネイルおんせん 第25章 ひのいき 第26章 ハーブえん 第27章 ちゅうだんのしょ 第28章 ドワーフ・その2 第29章 にげる 第30章 テパ 第31章 むらびと 第32章 めいさんひん 第33章 みずのせいれい 第34章 みずのはごろも&ステ


第27章 ちゅうだんのしょ
第27章 ちゅうだんのしょ 単調なレベル上げを続けていると、マナは「飽きてきた」と訴えはじめた。 「まぁそうよね」リオは頷いた。 ドラクエのレベル上げは地味にキツイものだ。熱意のあるプレイヤーでないと長くは続かない。マナはその領域でないことを、リオはわきまえている。 「ゲーム中毒も良いことではないな」と思い、リオはマナに、しばしのゲーム断食を提案した。「2~3日、テレビゲーム以外のことで、ヒマ潰ししてみれば?」と。マナは、自分にその必要性があると同意した。マナは現実に戻っても、近所のハーブ園に出かけて花の彩りと香りに癒されていた。 お部屋でネイルを塗るマナちゃん♪ by生成AI マナの離脱中、リオはアリアハン大陸に戻ることにした。1つ試してみたいことがあったのだ。 マナから《刺のムチ》を借りて、MPを消耗せずに戦闘を繰り返そうと思った。攻撃能力のそう強くない《刺のムチ》でも1人で1ターン狩りが出来るように、モンスターの弱いエリアを選ぶ必要がある。だからアリアハン大陸まで戻ったのだ。 MP消費をほとんど必要としないのを良いことに、リオはなんと、宿屋


第31章 むらびと
第31章 むらびと ドン・モハメ(仮設定) by生成AI ドン・モハメから借りた竹カゴいっぱいに《あまつゆ草》を摘み取って、それを老人に手渡した。 ド「おほほー、充分じゃ!これだけあれば立派な羽衣が作れそうじゃ♪」 リ「上質なやつ?そうなったらめちゃくちゃ嬉しいんですけど!」 ド「しかし…。 問題は織り機じゃなぁ…。《聖なる織機》は森に生えておったりはせん」 マ「どこで手に入れられるんですか?」 ド「うー--------む。 無理じゃよ」 マ・リ「えぇー!?」 リ「よほど難解な洞窟とかにあるんですか?」 ド「いいや、とても近くにある」 マ「ちかくに?」 ド「どれもこれもこの村の名産品、民芸品にすぎん。 《聖なる織機》を造れるのも、この村の者だけじゃろ。 しかし…」 リ「アタシたち冒険者は、嫌われている…」 ド「じゃな」 リ「村の人に気に入ってもらうには、どうしたらいいんだろ」 二人は、来たときよりもいくぶん静かに歩いた。 なんだかエルフの隠れ里を歩いているときの気分だ。妖精たちも、原住民族の人たちも、適した接し方は同じなのかもしれない。


第19章 エルフのかくれざと
第19章 エルフのかくれざと モンスターを倒しながら冒険を進める。霧の立ち込める妖艶な森は時間帯の感覚もよくわからないが、夕暮れ時になって二人は何かに手が届いた。 マ「見てリオ!なんかちょっと森が開けてるよ!」 森の中に小さな村がある、という雰囲気であった。 「きゃぁ、人間よ!」 by生成AI 娘「きゃぁ、人間よ!」マナの声に一人のエルフが気づき、悲鳴をあげた。 母「こっちへきなさい!人間と話してはだめ」 もともと半透明な姿をしていたエルフの母娘は、すっと姿が消えてしまった。 マ「ホントにエルフだぁ!」 リ「姿を消したりできるのね。そりゃ色んな噂が飛び交うわ」 マ「人間を、嫌ってるみたい?」 リ「エルフって、気難しい生き物らしいわ。大抵の童話の中でもね」 マ「わかったぁ! こういうときはネコちゃんの着ぐるみで万事解け・・・」 着ぐるみマナちゃん♡ by生成AI リ「無駄よ!!」 二人は静かに村の徘徊を続ける。二人の訪れに気づくと、ハッと青ざめて姿を消すエルフが多い。 村の奥まったところに、質素な玉座がある。誰もいないように見えたが、二人が恐る恐


第22章 ふぉっふぉっふぉ
第22章 ふぉっふぉっふぉ マ「やったぁ!!」 負「ふいー、疲れた」老人はまた寝そべってしまった。 二人は敢闘賞の老人に駆け寄っていく。 審「おい、そこをどきなさい!次の試合の邪魔になる」 負「あぁすまんすまん。失礼をした」 3人は闘技場をあとにし、人目のつかないところで座り込んだ。 リ「マケさん。強い人だったのね!」 負「ふぉっふぉっふぉ。強いかどうかはわからんな。弱いとは思うてないがの」 マ「強いよ!強すぎるくらい! あんな手ごわそうな戦士の人すらいっぱつで倒しちゃったよ!?」 負「ふぉっふぉっふぉ。少々ズルをした」 マ・リ「えぇ!?」 負「素手というのはウソじゃ。 最後、戦士を倒したときは手のひらに《毒針》を隠し持っておった」 毒針 リ「なるほど!それで一撃必殺! 《毒針》は《ザキ》みたいに、一撃で息の根を止めちゃうことがあるのよね」 負「さよう。基本的には力の弱い者向けの武器じゃな」 リ「色々考えて戦ってたわ!」 負「そう思ってもらえれば、うれしいのぉ」 マ「あ…れ?」マナは老人の顔をまじまじと見つめた。 マ「お爺さん、会ったこと


第21章 コロシアム
第21章 コロシアム 審「組番号6番、13番の者たち、前へ!」 マ「わ、わたしたちだぁ!」 3人はゆっくりと前に出た。対戦相手は想像通り、強面な3人である。立派な鎧を身にまとい重厚な武器を持ち、いかにも強そうだ。残り者の僧侶3人組、というわけにはいかなかった。 マナたちの対戦相手! by生成AI 審「はじめ!」審判は無機質に開始を告げる。なんと、負け仙人が一歩前へ出た。 負「どうも若いの。 わしは負け仙人じゃ。職業はぶとうか。 え?強いのかって?それは秘密じゃ」 衆「ぶあーっはっは!すっごい弱そうだぜ!」皆大笑いしている。 マ「なんかわたしまで恥ずかしいよぉ(汗)」 負「こりゃ、おぬしたちもあいさつせんか! 礼節は大切じゃ」 リ「え?あ、はい。 どうも。僧侶のリオです…」 マ「僧侶のマナですぅ(汗)」 負「それでよい」老人はニッコリ笑った。 負「さてと…。ふん!」 老人は短く息をすると、急に気合を入れた。緑のローブの上半身がばさっとひるがえった。 …ガリガリの貧弱そうな肉体が露わになった。 …ガリガリの貧弱そうな肉体が露わになった。by生
エピソード48
ラクダでの登山は、 最初の20分程度は楽しかったけれど、 だんだんと、苦痛になってきた… ラクダのストロークのたんびに、 僕の股が大きく擦れちゃって、 足全体がひどく痛んだ…。 でも、 「この状態だったら、自分で歩いたって痛いだろうなぁ…」そう思って、...
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