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エピソード28 『天空の城』
エピソード28 れいは暗くなる前に宿屋を探した。 宿屋のロビーには小さな本棚があり、古い本が幾つか並んでいる。 れいは本の背表紙を眺めてみた。 『冒険者の魔法 -旅立ち編-』という題の本がある。れいはそれを手にとって、ロビーでペラペラと眺めた。...


エピソード100 『天空の城』
エピソード100 アンリ さぁ街を出発だ。 本当に大丈夫なのだろうか?ハラハラするれいをよそに、なんとアンリは歌を口ずさみはじめた。呑気なのか強いのか・・・よくわからない女性である。 ア「だって私、いつだって歌を歌っていたいの」とアンリは笑った。...


エピソード75 『天空の城』
エピソード75 次なる魔物は2匹のテベロだ。浮遊する小さな、ドラゴンのような悪魔だ。 テベロ セ「こいつはたしか・・・! よし、《フバーハ》だ!」 セレンは《フバーハ》を唱えた!れいとセレンの炎・吹雪によるダメージが軽減された! テベロAは炎を吐いた!...


エピソード56 『天空の城』
エピソード56 4日後の満月の夜。 小高い丘の上に儀式の祭壇は設けられた。 儀式用の小さなテントには、民族衣装を着て化粧をしたデイジーが入る。 そして真夜中。 「山の神様。今年の生贄がやってまいりました」 とデイジーは2オクターブ高い可愛らしい声色で、力強く言った。...


エピソード64 『天空の城』
エピソード64 セーニャは天使の杖を思いきり振りかざした! セ「えぇーい!」 すると・・・ セーニャの体力が回復した! 杖を振りかざした途端、セーニャの体が微量に青白く光ったかと思うと、みるみるうちに傷口が塞がり、筋肉の痛みが薄らいでいったのだ。...


エピソード74 『天空の城』
エピソード74 セレン神父 れ「神父さん、戦うことは出来るのですか?一番得意な魔法は何ですか?」 神「バ、《バギ》です・・・。《ホイミ》も使えますが」 攻撃能力は極めて弱いな。ともに旅する、ではなくれいが守りながら戦う必要がある。 れ「どうしよう・・・」 神「私は神父。...


エピソード41 『天空の城』
エピソード41 次は武器のエリアだ。なんだか珍しい形の武器がたくさん並んでいる。ひょっとするとわざと、剣ではない形の目惹きする武器を充実させているのかもしれない。 デ「こんなのどうだ?」 デイジーが勧めてきたのは、《モーニングスター》という武器だった。鎖の先に小さな鉄球が付...


エピソード5 『天空の城』
エピソード5 サラン服のれいちゃん 早く眠れば早く目が覚める。 れいは、村人から色々声を掛けられるのも嫌だったので、まだ日が昇りきらないうちに家を出ることにした。 母レオナは、ローズの形見である《聖なるナイフ》をれいに手渡すと、 「村長さんに挨拶をしていきなさい」と、それだけ言った。 れいは「その通りだな」と思った。昨夜は泣いてしまって、ろくに感謝を告げていない気がする。 れいは朝露の匂いの中を、カリン村長の家まで歩いた。 れ「村長さん。 昨日はどうもありがとう。 そして、これまでどうもありがとうございました。 私は、とても良い村で育ちました!」 村長はニコニコと微笑んだ。 村「ようやく気付いたかぁ! この村は、『素朴であり、自由であるべきだ』と思って舵取りしてきたつもりじゃよ。 愛には様々なカタチがある。それを感じとってくれたら嬉しいのう。 そうそう。 おぬし、冒険というのはどれくらいの規模を想定しておるのじゃ? 周辺の村を2、3周るのか?それとも、国を離れて見知らぬ世界を見るのか?」 れ「見知らぬ世界を、見たいです。 私では


エピソード90 『天空の城』
エピソード90 シュウゥゥゥゥゥ! 大臣の体が、妙な音を立てて煙に包まれる! チ「ひぃぃぃぃ!!」チャゴスは慄(おのの)いている。 れいは振り返り叫んだ! れ「王様!他の冒険者に加勢を要請くださいませ!!」 王「なんと!わかった!」 王は城門に駆け戻り、大声を上げた。...


エピソード201 『天空の城』
エピソード201 マスタードラゴン マスタードラゴンは次は、嬉しそうにデイジーを見つめる。 マ「デイジー、そなたはどうする?」 デ「オレは《はやぶさの剣》を探して旅を続ける。 いや、死ぬまで見つからないとしても別にいいんだ。 人生には、とりあえず目標があったほうがいいからな。そうじゃないと無気力になっちまう」 れ「それでも少しはここで休んだらいいのに?」 デ「オレは集団行動に向いていないからな。皆オレを恐れるだろう。かわいそうだ」 マ「はっはっは。好きにするがよい。 昔のように優しい人柄にも戻れるだろうに。皆に気を遣うのだな。 こういう気難しい人間の偉業は、れい?そなたのような理解者が語り継いでやってくれ」 れ「はい。そのつもりです!」 デ「れい、おまえだってずっと1つの城には居られないだろう?」 れ「そうね。しばらく休んだら・・・また冒険の旅に出るかも」 マ「地上に魔物が巣食い続けているとしても、か?」 れ「はい。クシャトリアよりも弱いならば」 マ「・・・そうか。 れい、そなたは次の人生が決まったよ。 この人生を全うしたあと・・・.


エピソード143 『天空の城』
エピソード143 シュウゥゥゥ・・・! なんと竜王は狂暴な、二足歩行のドラゴンに姿を変えた!! 竜王 竜「くっくっく、やるな小娘。 しかし、わしはここからが本番だ!」 れいは絶望した!全力を出し切ってようやく勝てたのに、敵は変身し、さらに強くなるなんて・・・!!...


エピソード195 『天空の城』
エピソード195 禍々しい色の参道を通って、城へと近づく。扉のこちら側に魔物は見えないが、どこからかシューシューと音がする。城の中にはまた魔物が巣食うのだろう。れいは城の扉の前で、1つ大きく呼吸をして気合いを入れ直す。 扉の向こうはすぐに大きな広間であった。人間の城ならダン...


エピソード15 『天空の城』
エピソード15 馬車に乗っていても、時おり魔物は襲ってくるのだった。 すると商人は、《メラ》だか《ヒャド》だかを放ってさらっと撃退するのだった。 れ「戦闘が出来るのですね!」れいは荷台から目だけを見せながら、行商人に話しかけた。 男「ははは。商人ってのは、行商をするなら戦闘も出来なきゃ務まらんさ。 ワシはてんで弱い商人だがね。世の中には戦士に負けず劣らずな猛者もいるよ。 勇者様の旅にお供した商人だっているって話だぜ。 れ「命がけで旅をして、《薬草》を8ゴールドで売って、それで儲けになるのですか?」 男「《薬草》より利幅の大きなアイテムもたくさんあるさ。 とも言えるが。 ある種の大人ってのは、儲けの効率の良し悪しなんてどうでも良かったりするんだ」 れ「えぇ?」 男「旅が好きなヤツは、儲けが少なかろうと効率が悪かろうと、旅に関連した仕事をするんだよ。行商人みたいな、ね」 れ「商人は旅が好きなのですね」 男「または、武器やなんかを愛でてるのが好きなのさ。日がな《銅の剣》をキュッキュと磨いてたいんだよ。それが幸せなんだな」 れ「なんだか格好いいで


めちゃくちゃ面白いオマケ( *´艸`)Vol.1
ふははははは! わたしから君たちへ、指令だ!(*'▽') もしモンサンミッシェルに赴くことがあったら、この『天空の城ラピュタ』に出てきそうな石碑を見つけ出してくれたまえ! モンサンミッシェルの頂上の「礼拝堂・修道院」の敷地のどこかにある! しかしおそらく難易度はとても高い!...


100 幻の大地
幻の大地 目指せ!幻の大地を 「死ぬまで探す」なら 必ず そこに辿り着くだろう みんな途中で止めてしまうから 見つからないだけで… 目指せ!幻の大地を 「死ぬまで歩く」なら 必ず そこに辿り着くだろう みんな途中で止めてしまうから 見つからないだけで…


099 自分で開けたいな
自分で開けたいな 全ての宝箱 自分で開けたいな 「空っぽだ」って誰かが 教えてくれたって


098 発車のベルが鳴るなら
発車のベルが鳴るなら やりかけの仕事あっても 気にしなくたっていい 発車のベルが鳴るなら 迷わず汽車に 飛び乗ろう 次の街には フシギなことに 仕事の続きが用意されているから お世話になりどおしでも 気にしなくたっていい 発車のベルが鳴るなら 迷わず汽車に 飛び乗ろう...


097 日記とは
日記とは 日記とは 途方もなく長い名刺である


096 再会
再会 今ここでもう一度 会えたこと 意味がある 一年前じゃなく 一ヶ月後でもなく


095 世界の暗さを嘆く前に
世界の暗さを嘆く前に 世界はサングラスの そのレンズの色と同じ
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