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エピソード148『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード148 屋上の隅に大天使は倒れている。 散り散りになった天使たちは再び集まってきて、遠巻きに、心配そうに主人の様子を伺っている。しかしこの戦場に近づくことは出来ないでいる。 な「やっつけたぁ!」ドレス姿の女は声色を大きく変えて、倒れた敵のそばに駆け寄った。...
エピソード147『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード147 すると聖なる石碑の前に、立派なドレスを着た女性が後ろ向きで立ちはだかっている。 女は杖を高々と掲げた! 女の周りにみるみる魔力が増大していく! 女「我が名は精霊ルビス。世界の善悪を審判する者。 世界を破壊せんとする者たちに、ただただ制裁を下す。...
エピソード146『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード146 大天使の前に巨大な光のカベが現れた!! ア「《マホカンタ》みたいなものか!」 ゆ「魔法が、撃てない!?」 キ「うーん。 ・・・そうだわ! なな、ちょっとこっちへ! アミンとゆなはどうにか数分持ちこたえて!!」 ア・ゆ「えぇー!?」...
エピソード145『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード145 大天使は屋上まで飛び上がってきた。 爆発の様子と一行を、交互に見ている。 ア「このやろー!おまえのせいで森は焼けちまったんだぞ!」 大「・・・・・・? 何を言っているのだ・・・?」 キ「この人、悪者なの?」 ゆ「崑崙の森を火事にさせた黒幕よ!!」...
エピソード144『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード144 ヒョォォォォォーーー!! 強い風が吹く空の上だ! 屋上もかなり広く、地面を見下ろして足がすくむようなことはない。それこそビルの屋上にいるようである。 遥かな眺めは美しいが、それに浸っている暇はない。 屋上の真ん中には、立派な石碑があった。 これは何だろう?...
エピソード143『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード143 爆発は何だったのか? 気持ちは焦るが、住居の中で馬車を全速疾走させるわけにもいかない。 「勇者様、がんばれー!」「大道芸人様、がんばれー!」という住民たちのエールに応えながら、一行は落ち着いて空を目指した。...
エピソード142『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード142 一行は屋敷から飛び出した。 ゆ「なに!?」 長「悪い者が、うごめき出したか・・・!」 キ「はぁあ。もう結局バレちゃってんのよねぇわたしたち(汗) アミン!アンタが時々強いからいけないのよ!」 ア「えぇ!僕のせい!?」 な「褒めてるの?責めてるの??」...
エピソード141『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード141 ゆ「じゃぁ次はどこに行けばいいのかしら?」 長「結局のところ、遥かなる目標を持つ者は、闇の支配者と対峙することになる。 それが格好の教材となるのじゃろうな。 最近、闇の支配者の動きが騒がしくなってきた。...
エピソード140『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード140 長「ほっほっほ。 では質問しよう。 この樹は、世界樹は、何をしておる?」 ア「人々を、癒している?」 長「そうじゃ。長きに渡り、体を張って人間を癒してきた。 癒しだけでもないのじゃがね。体を張って人間を守ってきた」...
エピソード139『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード139 宿屋も存在するようだ。 宿「まぁ宿屋というか、部外者も里の民も眠れる場所だがね」 とにかく一行に寝床を提供してくれる場所ではあった。 アミンがドワーフであることがわかると、彼らは喜んだ。 このパーティが他の来訪者たちとは大きく違うことを、彼らはすぐにわかっ...
エピソード138『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード138 ―世界樹― 4人「うわぁー!!」 一行は樹を見上げる。 いいや、ここまで来てしまうともう、樹の全容など見えはしない。そのスケールに圧倒されるのだ。 樹の根元には、なんと集落が存在していた! ビジネスがどうとか人々が言っていたからまさかとは思ったが、樹の根元...
エピソード137『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード137 ヒョォォォォォーー!! 洞窟を抜けた先は地上・・・と想像していたが、なんと出た先は山の上であった。 世界樹の大地と外界とを隔てる山は大きく、洞窟は山の山腹に繋がっていただけなのだ。 な・ゆ・ア「うわぁーーーーー!!」 そこからの眺めは、絶景以外の何物でもなかった! ななは得も言われぬ感動を覚えた。山登りに慣れているわけでもないななは、こんな素晴らしい景色を見たのは初めてなのだ。 いいや、初めてではない気がしたからだ! この既視感は何だろう?と不思議に思ったが、すぐにその答えが浮かんだ。 カフェ『水平線』に新しく飾られた、あの大きなタペストリーである!あのタペストリーの絶景と瓜二つのような気がした。 絶景を見下ろしていたのはか弱い少女であったが・・・まるでそれに自分が重なるのであった。 山は、魔物が出現しうる場所である。 しかしその周辺には魔物の気配がないことに安心すると、一行はまずキャンプを張って休息をした。当然だ。 早く山を下りたいが、気を焦るよりもしっかり栄養と休養と補給し、頭もクリアに戻したほうが良い。 そういえば・・・.
エピソード135『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード135 母「長い歴史をお話しましょう・・・。 遠い昔、地球にはアトランティスという超文明がありました」 ゆ「聞いたことがあるわ!」 母「アトランティスは、科学力の誤用によって、海の藻屑と消えました」 キ「大災害を引き起こしてしまったのよね」...
エピソード134『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード134 人魚の少女は穏やかな顔をしている。 エ「人間に対してあまりに浅はかだったことが、わかりました。 母がなぜあんなものすごい剣幕で怒ったか、それもわかる気がしました。 圧倒的に愚かなことなのだろうと、わからないけれどわかります」 キ「良かった・・・!」...
エピソード133『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード133 しばらく歩くと一行は、海辺にキャンプを張った。 出来るだけ海に近いところで、何かに遭遇するのを待つしかない。 風が強いのでキャンプには少々厳しいが、不平を言っている場合ではないのだ。 馬車の幌を風上に上手く立てながら、一行は風の寒さをしのいだ。...
エピソード132『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード132 ?「そっちの女の子が話してくれる?悪いけど。 ローレライは男があまり好きじゃないの」 ア「あぁ、ごめん(汗)」 キ「えぇ。わたしはエルフのキキよ♡ あなたたちはローレライって種なのね?」 カ「そう。海辺を好む妖精よ。...
エピソード131『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード131 うーむ。町や森ならまだしも、海の中を草の根かき分けて探し求めるわけにもいかない。 もう少し有力な情報はないものか・・・ すると、ななが何かを思いついた。 な「ねぇ、妖精さんに聞いたら人魚さんのことも知ってるんじゃない!?」 ア「僕だって妖精さんだよ(汗)」...
エピソード130『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード130 アミンは場所を変えた。 広場に腰かけ話を再開する。 ゆ「で、何がマズいの?」 ア「僕たち、コスタールの英雄をやっつけちゃっただろ?」 な「へへーん♪」 ア「へへーんじゃないんだよ! クレージュの人たちが、世界樹に行くためにコスタールと癒着しているのだとすれ...
エピソード129『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード129 立札の導きを拾いながらゆるゆる進むと、やがて大きな街に辿り着いた。 ―クレージュ― コスタールほどではないのだが、「世界樹ジュース」「世界樹クッキー」などといったものがあちこちに売られているのだった。 ア「ここは世界樹に最も近い街?」とアミンは町人に尋ねて...
エピソード128『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード128 4時間ほど走っただろうか。 追っ手がないことを確信すると、アミンは馬車の手綱を緩めた。 改めて遠い空を望めば、夜が明けはじめている。 キラキラと瞬く無数の星をまだ残しながらも、空は老練な画家にしか出せないような絶妙なグラデーションを描きはじめていた。...
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