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エピソード14 『天空の城』
エピソード14 れいは、さらに学者に食いついた。 れ「私、魔法に興味があります。いずれはたくさんの魔法を使えるようになりたい。 魔法というのはどうやって習得するんですか?」 学「魔法の習得方法は様々ある。 戦闘を重ねたり、魔法の発動を重ねたりすることで自然と会得することもあ...
エピソード13 『天空の城』
エピソード13 教会を通りすぎるとその横には、少し大きな家があった。家、なのか?店のように大きな間口を持った建物だ。 本がたくさん並んでいる。 れ「図書館かしら?」本好きのれいは関心を抱いた。 学「図書館ではない。研究所だよ。学者の家さね」...
エピソード12 『天空の城』
エピソード12 翌朝起きると、空はとてもすがすがしい水色をしていた。 が、れいはまるで大雪の日の朝のように布団から出ることが困難だった。体中が痛いからだ。昨日一日、冒険をして歩き続けたことで、体中が筋肉痛なのだった。 筋肉痛というのは不思議なものだ。体が自然治癒力を働かせれ...
エピソード11 『天空の城』
エピソード11 日が暮れてしまう前に宿を取らなくては。 「えぇと、どこだったかな」サラン村の側から入ると、宿屋は遠い場所にあった。キョロキョロしながら、れいはようやく宿屋を見つける。 素朴な村の、素朴な宿屋だ。王都から来るとその粗末な部屋に文句を言う者も少なくないが、同じ様...
エピソード10 『天空の城』
エピソード10 サランの村を通り過ぎる。体力的なことを考えれば1日休んでから旅立ちたいが、やはり帰るのは気まずい。 いや、吊り橋の試練を果たしてきたこと、それに偉く感動したことを村長に報告すべきか?そうも思うが、やはり村に入るのは気まずいな、とれいは思った。...


エピソード9 『天空の城』
エピソード9 ライドン ラ「そうだとも!何で今まで何も教わらなかったのか・・・ まぁいい。話しててもキリがないからな。 とにかく、旅立つ君に1つだけ、魔法を伝授するよ。 《ホイミ》という魔法だ。知ってるだろ?傷や体力を回復する魔法さ」...


エピソード8 『天空の城』
エピソード8 ライドン ラ「吊り橋の試練に女がやってくるなんて、思ってもみなくてさ」 れ「あなたは、吊り橋の試練の審判員?」 ラ「まぁそんなもんかな。ご褒美をあげる係さ」 れ「そういえば」そんなことが立札に書いてあった。 ラ「来てごらん!」...


エピソード4 『天空の城』
エピソード4 サラン服のれいちゃん のどかな道を少し歩けば、サラン村の村長の家はある。 犯罪の少ない村だ。村一番の権力者の家さえ、玄関も戸も開け放たれている。 れ「村長さん。いますか?」 れいは家の中を覗くが、シーンとしていた。 耳を澄ましてみる。 ザク、ザク、ザク。どこからか音がする。 れいが裏庭へ周ると、村長は畑仕事をしていた。 れ「村長さん、こんにちは」 村「おぉ、ローズちゃんとこの子か」 村長は振り返って汗をふいた。 カリン村長 キャラデザ by 絵夢さん れ「相談ごとが、あるのです。お話聞いてもらえますか?」 村「ほっほっほ。 旅立ちたいのか?」 れ「えぇ!? どうしてわかるのですか!?」 村「ワシは、この村の村長じゃよ」村長はお茶目にウィンクして見せた。 村「200人しかいない村じゃ。村民の考えてることぐらい、なんとなしにわかる」 れ「私なんて、村長さんとほとんどお話したことないのに!?」 村「ローズちゃんとこの孫娘じゃよ。 それが15歳のときにどんな思いを抱くか、それは察しがつく。 いや、もっと言えば・・・ローズちゃんからも


エピソード3 『天空の城』
エピソード3 れい サラン服のれい れいの住むサラン村は、山奥にあるし小さい。が、国ではそれなりに有名であった。 なぜなら、60年前に魔王を討伐した勇者は、この村の出身だったからだ。そしてどうやら、その連れの魔法使いまでもが。 勇者がサラン村の出身だったことは有名だ。 だから村では、主に男の子たちの教育の際に「おまえも勇者様のように勇敢に」とか「あなたも勇者様のようになれるよ」とかたしなめるのが、常套句になっているのだった。 一体なぜ大きな王都ではなく、こんな辺鄙な村から勇者が誕生したのか、れいはずっとよくわからなかった。 兵士としての教育が盛んなわけでもない。この村には教会すらなく、倫理観や正義感の教育も盛んではない。ただただ素朴でのどかな村である。 ローズはれいを、冒険の旅に出させたいと、願っているような口ぶりだった。少なくとも晩年は。 それなら「あなたは魔王を倒した魔法使いの孫なのよ!」と言えばよかったのに。そしたら「私は冒険や魔法の才能に長けるのだわ!」と勝手に思い込んで、児童文学を読んでいる最中から本の中に飛び込んでしまっただろうに。.
エピソード2 『天空の城』
エピソード2 ローズがれいへのささやきに満足し、うつらうつらしはじめたのを確認をすると、れいは母屋へと戻ることにした。祖母のローズはれいの家の離れに住んでいる。 離れのドアを開けて外に出ると、夜風がぴゅーとれいを吹き抜けた。 「うぅ。寒い」 れいは少し震える。...


ラノベ『天空の城』まえがき
今作のヒロインれい(衣装は物語中盤のもの) まえがき このお話は、ドラクエをもとにしたライトノベルでありつつ、ドラクエを知らない人でも楽しめる旅小説です。 「ライトノベルと小説の中間」といったテイストで書かれています。私のラノベの中ではシリアスですし、長文です!...
エピソード21-1 『天空の城』
エピソード21 れいは気を取り直して、また街の外に訓練に出た。 サントハイムにいる間にマンドリルと互角に戦えるようになりたいな、と目標を持ったが、なかなか骨の折れる課題だった。剣を振るう腕力だけでなく、身をかわしたり回り込んだりする敏捷性もレベルアップしなければならなそうだ...
エピソード158『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード158 ドラゴンの姿のキキは世界樹の残骸の上にふわりと降り立った。 3人と馬をそっと地面に降ろす。 そしてすぐに10歳の少女の姿に戻った。 キ「ふぅ!みんなお疲れさん♪」 な「キキちゃぁーーーん!怖かったよぉぉ!!」 ななはキキに飛びついた。...


エピソード157『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード157 エビルプリースト キキはジロっとエビルプリーストを睨みつけた。 キ「最後はみんなで戦いたいの。協力してくれる?」 3人は力強くうなずく。 キキの背後には、さっきの天使たちが光の粒の姿となってキラキラと輝いた。 キキは両手を構えて魔力を集中させる。...


エピソード156『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード156 エビルプリースト エ「くっくっく。 我れ自体が、より大いなる目的のための時間稼ぎだとしたら・・・? 貴様がここに居るということは、世界各地に救世主はいない」 エビルプリーストは飛び立っていった手下たちを見上げた。 キ「はっ!そうだったわ!...


エピソード155『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード155 エビルプリースト エ「ぬぅぅぅ!」 エビルプリーストは両手を勢いよく前に突き出した! なんと10本の指の爪がムチのように伸びて4人に襲いかかってくる! 「うわっ!」 エ「はっはっは。 我れが直接戦ったってよいのだよ。...


エピソード154『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード154 エビルプリースト エ「さぁ、戦をはじめるぞ!」 魔物たちがエビルプリーストの前に壁を作った。 アミンは魔物に襲い掛かった! ゆなは《バギマ》を唱えた! ななは着実に《スクルト》から戦いを開始した! しかし手下の魔物たちは容赦なく3人に反撃してくる!...


エピソード153『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード153 エビルプリースト エ「侵略など愚かな手よ。 人間の欲望を突いて、同時討ちさせるのが一番楽だ。 ところで、 おぬしらが滅ぼすは我でよいのか?我は何もしておらぬ。 敵対するは人間ではないのか? おぬしらがサルに襲われるのを放置したのは誰だ?...
エピソード151『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード151 あちこちで、魔法が発動しないことに戸惑いの声が上がっている! キ「みんな!魔法が封じられたわ!!」 な「えぇー!?」 ゆ「やっぱり!」 ア「どうすんだよ!!」 ラ「君たちは、魔法で戦うパーティだろう?」 キ「どちらかと言えばね(汗)」 ラ「ぬぅぅぅ。...
エピソード150『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード150 樹上は乱戦となった。 アミンはオノを振るい、ムチを振り回して戦った。 ななは《メラ》を放ち、コテで相手にカウンターダメージを喰らわせつつも、《スクルト》で味方の守備力を上げ保った。 ゆなは《バギマ》を活用し大勢の魔物に一挙にジャブを喰らわす。または足止めす...
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