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第4章 メラ
第4章 メラ 翌日は土曜日だ。二人は13時から一緒にプレイする約束をしていた。 マナはそわそわしながら昼食を摂り、13時の少し前にドラクエ55にログインした。 しかし、なぜか約束の時間が過ぎてもリオが現れない!リオは時間に遅れるタイプではなく、どちらかと言えばそれはマナのほうが得意分野だ。何かあったのだろうか?13時と14時を勘違いしているのだろうか? リオの家では、なんとマンション全体にインターネット回線の故障が起きていた!それでゲームに接続することが出来なかったのだ。 マナはしばらくそわそわしながら待ったが、リオは当然ながら現れなかった。 「しゃーない。一人で冒険してみよっと」 マナはアリアハンの町を、出口に向かってとぼとぼと歩き始めた。 男「おぉ~か弱い女の子が一人旅かい? 死んでも知らねえぞ!」見知らぬプレイヤーが茶化すように言った。 マ「そうだったわ!『まだ一人で戦っちゃダメ』ってリオに言われたんだった! どうしよう?でもわたしも強いし、ちょっとなら大丈夫だよね!」 まだレベルは3だが、レベル1の頃の自分と比べれば「強くなった」とマ


第8章 どくいもむし
第8章 どくいもむし すると! バタン!古びた洞窟のドアは、二人が侵入した途端に急に閉まってしまった! リ「ヤバっ!」リオは振り向き、ドアをこじ開けようとあがく! マ「リ、リ、リ、リ、リオぉぉぉ~!!」マナが悲鳴を上げる。 リ「どうしたの!?」リオが振り向くとそこには、 魔「シギャァアァー-!!」大きな怪物が二人に襲いかかってくる! どくいもむし リ「いきなりボス戦なんて!誤算だったわ!!」 シギャァアァー-!! リ「装甲の堅そうな芋虫!《キャタピラー》? 違う!それにしては色が黒いわ!まさか…!」 魔物は紫色に濡れる無数の触手でマナに殴りかかってきた!ジュシャン!しかしマナはダメージを受けていない! マ「やったぁ!わたしまだダメージを弾ける♪」 リ「良かった!桁違いに強い魔物ってわけでもなさそうね!」 魔物は今度はリオに襲い掛かってきた。 ジュシャン!リオは3ポイントのダメージを受けた。 リ「うっ!これくらいなら大丈夫!」 リオは反撃の構えをとった。広い空間に回り込み、助走をつけて攻撃をしかける! しかしそのとき! リ「うっ!」敵の攻撃を受け


第29章 にげる
第29章 にげる 洞穴を抜け引き返し、主道に戻った。こちらもしばらく歩くと、今度は大きな洞穴が口を開けていた。炭坑だ。 恐る恐る足を踏み入れると、中は予想外の世界が広がっていた!溶岩が噴き出し、足場も悪く、灼熱地獄になっているのである。灼熱の洞窟がどこまでも続いている。 なんと中には溶岩の洞窟が広がる! by生成AI すると、早速モンスターが現れた!3体の《ようがんまじん》だ。溶岩に生命が宿ったらしい、流動性のおどろおどろしい魔物である。 ようがんまじん リオのすばやさ強化が功を奏し、先手を取ることは出来た。が… 「《メラミ》!」リオは《スターリーステッキ》を振りかざした! しかし、《ようがんまじん》はダメージを受けていない! リ「《メラミ》が、まったく効かない!?」二人はひるんで青ざめた!とりあえずしばらくの間は、《メラミ》で開幕1体やっつけられる算段だった。 リオは冷静さを取り戻し、叫んだ。 リ「マナ、全力でバギマよ!」《ようがんまじん》A、B、Cに40程度のダメージ!しかしどれも瀕死には至っていないようだ。 《ようがんまじん》は反撃してくる


第43章 カボチむら
第43章 カボチむら 《旅の扉》が二人をいざなったのは、枯れた土地にある、しかしのどかな村だった。 カボチ村のイメージ by生成AI リ「5層のスタート地点は村か」 マ「いきなり敵がいたりしなくて良かった!鎧のおっさんもいないよ」 のどかな始まりで良かった、と言いたいようである。 リオは手近にいる農夫に話しかけてみる。 どっから来た!? by生成AI 農「ここはカボチの村だべさ。 どっから来た!?おめぇら」 リ「この村は平和そうね」 農「んなこたねーべよ!みんな一生懸命生きてる。 一生懸命生きてりゃ、困りごとの1つもあんべよ」 リ「そうよね。能天気なこと言ってごめんなさい」 農「おらだって悩みの1つもある。 最近よぉ、おらの畑の作物さ荒らしていく魔物がいやがる! とっ捕まえてぇんだがすばしっこくてな!困ったもんだ」 『クエストが発生しました。挑戦しますか?』コマンドウインドウが現れた。 リ「助けてあげますかね」 マ「うん」 リ「それはいいとして、もうちょっと村を歩いてみましょ」 マ「さんせーい!可愛いお洋服は…ないかな(汗)」...


第59章 きぼうのほこら
第59章 きぼうのほこら ロンダルキアの洞窟を抜けると、そこは一面の吹雪だった! 雪山の上に出てきたようだった。立っているだけでHPを削られそうな、苛烈な土地だ。 そして向こうには、大きくそびえ立つ樹が、煙る吹雪の後ろにうっすらと見えていた。...


第34章 みずのはごろも
第34章 みずのはごろも ドン・モハメ 《水の羽衣》の完成を待ち始めてから8日後、ようやくドン・モハメからお呼びがかかった。二人はワクワクしながらドン・モハメの家へ向かう。 ド「げほげほ! ずいぶん待たせて悪かったが、どうじゃ! じゃーん!」 水の羽衣 by生成AI ドン・モハメは、出来上がったばかりの羽衣を広げて披露した。晴れの日の湖のようにキラキラと輝きを放つ、薄水色と白の美しい羽衣だ! マ・リ「うわぁー-キレイ!!!」 二人は鑑定士のようにまじまじと、羽衣を眺めた。 「《水の羽衣》が完成したら相手に譲ればいい」と互いに考えていたが、その素晴らしい出来栄えを目にしてしまうと、「うぅ、やっぱり私が着たい…」と思わずにいられない。そうして互いに、名残惜しそうに羽衣から手を離せずにいた。 ドン・モハメはそれを察して、そして待ち構えていたように言い放った。 ド「1着では、足りんのではないか?」 マ・リ「え…?」 ド「ほっほっほ。待たせて悪かったな。 ほうれ、もう1着作っておったのじゃよ♪」 マ・リ「おじいさー-----ん!!!」 二人は泣いて喜


第25章 ひのいき
第25章 ひのいき おそらくまだキツイであろうことは察しながらも、とりあえず町の外に出て戦ってみることにした。新階層の敵の強さがどの程度か、体で知っておきたい。 最初に出くわしたのは、4体の《テベロ》であった。ドラゴンのような、小悪魔のような浮遊モンスターである。 テベロ マ「可愛い~♪」とマナが萌えたのも束の間、《テベロ》Cが素早い動きから《火の息》を吐きだした!マナとリオは10程度のダメージ! 《火の息》はこんな感じ。小さいが広範囲を攻撃する炎。 by生成AI すると続けざまに、A、B、Dも火の息で攻撃してきた!個々の火の息はそう強くもないが、集団で吐かれるとたまったものではない! リ「《火の息》なんて、ドラクエっぽくなってきたわねぇ」リオは悲しくも喜んでいる。 二人で《バギ》を続けざまに撃ったがそれではHPを削りきれず、再び向こうのターンで連続の《火の息》を浴びる!これはたまったものではない!反撃の連続《バギ》で一掃できたが、痛々しい戦いであった。 リ「う~ん。レベル的にそろそろ 《バギマ》を覚えるハズなのよねぇ。 そうなったら楽になりそ


第62章 ベリアル
第62章 ベリアル ベリアル 魔「俺の予想も外れるもんだな。 猛吹雪と《アークデーモン》の群れさえありゃ、人間なんざ誰も生き残りゃしないとボスを笑ったんだが。 まさか俺の出番が来るとはなぁ。 お気づきかとは思うが、世界樹なんてデマだよ。...


第63章 帰還
第63章 帰還 二人は祠に戻ると、シスターにベリアル討伐を報告した。 シ「なんと、あの怪物を倒す事が出来たのですか! 人は見かけによらない、とはこのことですね!」 マ「えへへへぇ」マナは得意顔だ。 リ「こんなトゲトゲの鎧着て大魔法使いなんて、誰も信じないですよね!」...
エピソード20 『全ての子供に教育を』
エピソード20 その日からは、プーマの家で寝泊りすることになった。 プーマの家も、もちろんロラン集落にある。 昨夜の民家と同じような造り・大きさの家だった。 しかし、昨夜の民家よりは物が多い。 古いものだが、ラジカセなんかも置いてあるし、扇風機もある。...
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