top of page


第41章 ぼうれい
第41章 ぼうれい 亡霊とやらに会う予感はしていたが、死闘を被るのは予想外であった。体力が底を尽きてしまったので、一旦町に戻って休息をとった。2つ目の遺跡を訪ねるのは次の日になった。 2番目として二人が選んだのは、北の遺跡だ。知将ブレイドというのも何か、存在感が大きいような気がする。 噂に聞いていたとおり、北の遺跡は階層構造を持つ砦型のものだった。敵の襲撃をいち早く察知するために、知将は高いところに座って世界を眺めていたのであろう。 砦の中枢とおぼしき3階の見晴らし部屋は、王の間のような豪華な造りであったろうことが朽ちた後の様子からも伺えた。 国を一望してみようと見晴し台に立ってみた。すると、やはりブレイドであろう亡霊が静かに姿を現すのだった。 ブ「一番隊!早く弓を撃て!」 by生成AI ブ「一番隊!早く弓を撃て!」 二番隊!何をしている!貴様らも早く弓を構えよ! 三番隊!もたもたするな!投石を開始せよ!」 何ぃ!敵の精鋭隊が突破してきただと?喰らえ!《イオラ》―!!」 …とにかく敵襲が城の近くまで来る前に、部下の尻を叩いて殲滅させいたよう


第58章 ヴァーチャルゲーム
第58章 ヴァーチャルゲーム 長い! 《キラーマシン》がラスボスのような攻撃を繰り出してきたのに、ロンダルキアの洞窟はまだ終わらなかった。 トレジャーハントのイベントで入手した《エルフの飲み薬》はもう残り1つ。この洞窟の最後にボスがいるなら、もう勝ち目はない。...


第48章 ぎんゆうしじん
第48章 ぎんゆうしじん 二人はカボチの村へ、元来た荒野を戻った。そして宿屋へと向かう。いつぞやの吟遊詩人はまだそこにいた。 いつぞやの吟遊詩人くん by生成AI リ「ねぇあなた!外の世界に旅立ちたいって言ってたわよね?」 吟「え?そうだけど…」 リ「確証はないけれど…、 あなたを海の外まで運んであげられるかもしれないわ!」 吟「えぇ、本当かい!?」 リ「本当かどうかはわからないのよ。 とにかく、あなたは勇気を出して限界を超える覚悟がある?」 吟「え!そう言われると… うう。 あるぞ!僕には勇気がある!今こそ旅立ちの時なんだ!」 リ「それじゃぁ決まり! 一晩休んだら、ニャックポアンの村へ行きましょう♪ アタシたちと一緒に」 吟「僕はノーラ!15歳だよ」 リ「アタシはリオで、こっちはマナ。 え、15歳?アタシたちと同じだわ」 翌日の朝早く、一行は出発した。 リ「一往復したから、きっと前回より早く辿りつけるわ。 この辺の敵にももう慣れたしね。 …ところでノーラ?あなた、レベル幾つなの?」 ノ「え、僕?れ、レベル2…」 マ・リ「レベル


第46章 でんせつ
第46章 でんせつ ニャックポアン村のイメージ by生成AI 村に入ってみると、周囲の荒涼とした大地とは少々赴きが異なっていた。 石畳で道は整備され、西洋的な美意識でもって家は建てられている。素朴ながらも、どこか上品で静謐な感じのある村だった。 村「おや?旅人とは珍しい。 ここはニャックポアン。私たちは伝説を語り継ぐ民です」 リ「伝説!?」リオはテンションが上がった。 村「そうです。色々な人に話を聞いてごらんなさい」 マ「鳥さんは?」 村「鳥?あぁ、神鳥のことか。静かに眠っているだろう。 神鳥のことも、詳しい者に聞いたらいい」 リ「ホントにいるのね!」 村をざっと眺めると、あちこちの軒下やベンチで、村人たちは語り合っているようだった。 二人はそろりと歩き始めた。あまり大きな音を立ててはいけない気がした。村人たちはとても静かに語り合っている。子供たちもキーキー言わないようだった。 入口のそばには宿屋があった。 ほほほ。形ばかりの宿屋です。by生成AI 宿「ほほほ。形ばかりの宿屋です。 この地域は、この星で一番最初の人間が降り立った地と言われて


第12章 ロマリア
第12章 ロマリア 皆から遅れること5日ほど。二人はようやく、第2層を目指していざないの洞窟を抜けることにした。 アリアハン島のフィールドエリアよりも少々強いモンスターがうごめいていた。《バブルスライム》や《どくいもむし》の小さいやつが大量に出現し、低レベルで強引に突破しようとするパーティや《どくけしそう》を用意してこないパーティはまんまと返り討ちに遭った。 特にマナはMP消費に依存する戦闘スタイルであるため、長丁場のダンジョンはハラハラものだった。ときにはMPを節約するためにただ防御し、リオが一人で短剣でモンスターを蹴散らしていった。 マナは打たれ強く、そしてリオは力強かった。 MPも《やくそう》も使い切りそうな頃、ようやくダンジョンの出口を抜けた! 旅の扉で第2層へワープ! by生成AI 二人の視界が激しく歪んだかと思うと、またもやお城の広間に転移していた。しかしアリアハンのお城とは違うようだ。 王「えぇい早く下がれ!」 by生成AI 王「よく来た勇敢な冒険者よ。ここはロマリア城だ。 えぇい早く下がれ!ワシは何者かに《金のかんむり》を盗まれ
第6章 かばう
第6章 かばう ゲームからログアウトしたマナは、リオが参戦できなかった事情をLINEにて伺い知った。 しかしマンションのインターネット障害はその日のうちに無事復旧したので、夕飯のあと、二人はまたゲームをプレイすることにした。 リ「やっと遊びにこれたよー!...


第54章 ゆうしゃ
第54章 ゆうしゃ アネイル温泉覚えてる? by生成AI 二人は、アネイル温泉町の階層まで戻った。 この辺りならば、装備が貧弱でもモンスターを倒せる。 トレジャーハントのイベントはこの階層にも反映されており、フィールドのあちこちや町の中に、時おり宝箱が落ちていた。《エルフの飲み薬》などのレアアイテムが獲得できる。 《エルフの飲み薬》は、MPが全回復できる貴重な品だ。 そこそこの武器や防具が落ちていることもあり、中には役立つものもあった。 《どくがの粉》を入手しておきたいが、それは一向にトレジャーハントの収穫にはなかった。 そこで二人は、炭坑にあるドワーフの横穴に行ってみることにした。ドワーフの元へ行くと、以前と同じように《どくがの粉》を売ってもらうことは出来た。 一安心、と思って引き返そうとすると、思いがけないことが起きた! 同じように階層を下って来た者がいたのだろう。 二人の装備品を狙ってプレイヤーキルを企てる者の、襲撃に遭ってしまった! 戦士と武闘家の二人組。強そうだ! 戦士と武闘家が襲い掛かってきた!by生成AI 武闘家が先制攻撃を仕掛けて
第61章 せかいじゅ
第61章 せかいじゅ 大樹のシルエットが近付いてきたその時、人が雪に埋もれているのを見つけた。 リ「遭難者だわ!」二人は駆け寄る。 なんと女性の戦士だった。精鋭団の一人であったと思われる。 女「私はもうだめだ。このまま尽き果てる。 そのまま進み、あいつを打ち倒してくれ!」...
第28章 ドワーフ・その2
第28章 ドワーフ・その2 二人はアネイル周辺のフィールドに戻ってみることにした。 《テベロ》にせよ《とさかへび》にせよ、《バギマ》1発では倒せたり倒せなかったり、というところであった。でもそこに《バギ》でも加えれば一掃できる。戦闘は各段に楽になった!...


第5章 クエスト
第5章 クエスト ある家の前に通りかかると、中から子供が激しく咳こむ音が聞こえてきた。 マナは足を止め、そして中を覗きこんだ。 母「あぁ、旅の人!どうかこの子のために薬草を分け与えてはいただけないでしょうか? 町はずれのハーブ園で摘むことが出来るはずです」 『クエストが発生しました。挑戦しますか?』コマンドウインドウが現れた。 マ「そっかぁ。こうやって進めるやつもあるんだよね。 《やくそう》摘むだけだったらわたしにもできそう♪」 マナは得意気にクエストを快諾し、町はずれのハーブ園に向かった。 ハーブ園にはたくさんの花が咲き誇って、良い香りを放っている。働き者そうな庭師が、警戒のまなざしでマナを見て言った。 庭「《やくそう》が欲しいのか?それなら道具屋に行って自分のカネで買えよ。冒険者だろ?」 マ「えぇ?でも、女の子が病気で苦しんでるんです。それを助けてあげたいんです」 庭「そうだったのか!それなら持っていっていいよ。 怒って悪かったな。優しい君にも1つあげる。使えばHPが30回復するぞ」 マナは《やくそう》を2つ、手に入れた!...


第10章 たねときのみ
第10章 たねときのみ 週末が訪れた。 金曜日の夜20時になると、プレイヤーたちは一斉にアリアハン大陸に散らばっていった。 《女神の果実》はイベントモンスターである《トロピカルドラゴ》が稀にドロップするか、あちこちの宝箱やツボの中などに潜んでいる。ある者たちはとにかく《トロピカルドラゴ》を狩りに、またある者たちは宝箱やツボの探索に向かっていった。 リ「…よし、と。アタシたちも出発しましょ。プレイヤーとの情報交換でリサーチは済んだわ。 おおありくい→ちからの種 いっかくうさぎ→すばやさの種 キャタピラー→まもりの種 フロッガー→いのちの木の実 まほうつかい→ふしぎな木の実 こいつらが木の実や種をドロップするから、とにかく狩りまくる!レベルも少しは上がるでしょ。あんまり強い敵じゃないから、ソロプレイでもどうにかなるハズよ。《まほうつかい》と《キャタピラー》だけはちょっと強いから要注意かな」 左上から、ちからの種、すばやさの種、守りの種、いのちの木の実、ふしぎな木の実 マ「なんかハムちゃんのエサみたぁ~い♪」 リ「イベント期間は1週間。それ
第32章 めいさんひん
第32章 めいさんひん コッコッコッコッコ! コッコッコッコッコ! 鶏たちの鳴き声で、二人は目を覚ました。 まだ早朝の4時だったが、二人はそれもわかっていなかった。 夜明けとともに妻は囲炉裏に火を入れ、そして温かい朝食を作ってくれた。それを食べながら、また4人で会話をする。...


第39章 なかまをよんだ!
第39章 なかまをよんだ! 王の間から階段を降りると、番兵に話しかけられる。 兵「投票に参戦するか? それなら四方の遺跡を見てくるがよい」 リ「遺跡を?」 兵「この城の四方には、4つの遺跡があることをご存じか? それぞれが各古の英雄にゆかりのある城や神殿の跡だ。 その規模や立派さを見れば、どの英雄が最も英雄か、わかるだろう」 リ「ふうん」 兵「また、奇妙な噂がある。 遺跡に訪れる者の中には、その中枢で英雄の亡霊と会ったと言う者がいる。 本当かどうかは知らんがね。 本当であれば、それも真の英雄を察する手がかりになるというものだ」 リ「行ってみるか」リオはつぶやいた。 マ「どこへでも、お共いたしまする」マナは能天気に微笑んだ。 町に出ると、二人に定例イベントの報せが届いた。今週末のイベントは明日の夜からの開催だ。遺跡探索に訪れる前に、定例イベントをこなしておこうと思った。きっと何か武器やアイテムの報酬が手に入る。 事前に公開されたイベントの内容は、ユニークで意外なものだった。 「《スライム》が3匹現れるぞ!? やっつけて豪華な報酬をゲッ


第11章 のんびり
第11章 のんびり 7日目、イベント終了の鐘を待たずして、二人は宿屋の酒場で収穫を愛で合っていた。 テーブルに種や木の実を並べて数えている。 リ「《ちからの種》が10個に、《すばやさの種》が14個に、《まもりの種》が7個、《いのちの木の実》が10個、そんで《ふしぎな木の実》が8個。まぁまぁの収穫ね。二人で半分こしましょ」 通りすがりの冒険者がそれを見て、「ぷぷっ!コイツら、《女神の果実》が何かもわかってねぇよ」と小声で嘲笑して去っていった。 マ「ムカっ!《女神の果実》だって持ってるもん!」 by生成AI マ「ムカっ!《女神の果実》だって持ってるもん!」マナはほっぺたを膨らませた。 リ「まぁまぁ。怒らないことよ。挑発に乗らないこと。バカを演じてればイイのよ。 それが作戦なの。言ったでしょ?」 マ「そうだけどぉ」 二人はともにレベル9。他の冒険者たちは12~13程度であるようだった。しかしパラメータにそん色はないのだ。 《女神の果実》イベントの終了と同時に、新ステージ第2層と、そこに続く《いざないの洞窟》が追加された。冒険者のほとんどは、我先にと第


第24章 アネイルおんせん
第24章 アネイルおんせん アネイルの町のイメージ by生成AI 宿1「さぁさぁ寄ってらっしゃい!アネイル最高の温泉宿とはウチのことだよ!豪華なお食事も付いちゃうんだから!」 《旅の扉》によるワープが済んだか済まないか、いきなり耳に飛び込んできたのは威勢の良い呼び込みだった。 どうやらここはアネイルの町。そして温泉が名物であるらしい。 宿2「いやいや最高と言えばここの宿!なんと会席料理にはお酒も付くよ!」 宿3「おぉーっと黙っちゃおけねぇぜ!うちの会席料理は海外の珍しいお酒が付くんだからね!」 マ「うるさぁーい」二人は呆気にとられている。 リ「温泉ってイイじゃん♪って思ったけど、どの宿選べばいいか、さっぱりわからないわ…」 マ「全部行ってみる?わたしも温泉だーいすき♪」 リ「まぁ追い追い癒されるとして、まずは新しい町を周ってみようか」 二人は陽気なアネイルの町を、まずは偵察してみることにした。 「温泉は健康増進にもってこいってね!世界でも有名な温泉町なんだよ」 町民は温泉宿の主でなくても、我が町の温泉を誇りに思っているらしい。...


第15章 とうぎじょう
第15章 とうぎじょう 二人はまたもロマリア城下町に撤退した。MPにはまだ余力があったが、精神的にヘトヘトなのである。 テーブルに腰かけて二人は、瀕死を繰り返さずに大きな戦力アップが出来る方法がないか、思案した。 リ「それにしてもこの城にたむろしてる冒険者って、みんなお金持ちよね。 みんな立派な剣や鎧を身に付けてるわ。1万ゴールド以上もするのに?どうなってんだろ!」 すると、地下の階段から上ってくる強面たちの笑い声がした。 戦「はっはっは!今日も勝ちまくったぜ! ダブルアップにダブルアップで8000ゴールド!ついてるな~♪」 リ「ダブルアップ?8000ゴールド? カジノでもあるっていうのかしら?こんな無骨な城に」 店のマスターが通りがかりで話しかけてきた。 店「おや、ご存じないのですか?地下にコロシアムがあるのですよ。もっぱら賭け用の闘技場ですがね。モンスター同士を戦わせて、どいつが勝つかを賭け合うんです。見事的中すればウッハウハ、てヤツですね」 リ「なるほど」 マ「ギャンブルってこと?」 店「行ってみてはどうですか?入場だけなら無料ですし


第49章 ゆうき
第49章 ゆうき 「おや仲間が増えたのかい?」by生成AI 再び一晩の夜を超えて、ようやくまたニャックポアンへと辿りついた。「おや仲間が増えたのかい?」村の老人たちは、もう親戚の孫のように微笑み話しかけてくれる。 一向は町の奥へと進んだ。ラーミアの居るところへ。 ラーミア リ「ラーミアお願い、もう1度話を聞いてほしいの」 ラ「起きていますよ」ラーミアは毛づくろいから振り向いて答えた。 リ「彼はノーラ。ノーラはカボチ村の人よ。 彼は、大いなる海を越えて冒険がしたいんですって。でもカボチには船もないし、彼を冒険に連れ立ってくれる人もいないの」 ラーミアは真剣な眼差しでノーラの瞳を覗きこんだ。まったく目を逸らさない。 ラ「………………」 じーっと見ている。 ノ「あ、あの…」 ラ「ノーラ、あなたは辛く険しい旅に出る勇気がありますか?」 ノ「は、はい」 ラ「親と離れ、友と離れ、一生戻ってこられないかもしれない。そんな覚悟がおありですか?」 ノ「え?…は……はい」 ラ「誰も助けてはくれないときもあるでしょう。すべての痛みを自分で耐える覚悟がおありですか??


第20章 おうさま
第20章 おうさま 土曜日の夜、予定通り定例イベントは開催される。 ロマリア城の広間に、冒険者たちが集まっていた。 定刻どおりに王様が現れ、そしてイベントの開催を告げる。 ロマリア王と冒険者たち。 by生成AI 王「《金のかんむり》が盗難の憂き目に遭った件は、皆知っておろう。 兵士たちが探しても犯人の捕獲には至らない。 よほど小賢しい、狂暴な悪人が潜んでいると見受けられる。 よって、これから我が国の闘技場を用い、バトルロワイヤルを執り行う」 衆「うぉー---!!」理由はともかく、参加者たちは熱狂している。 王「ルールを説明しよう。 試合は各チームとも、1試合のみ。1回勝てばよい。褒美をやろう」 衆「なに!?一戦だけでいいだって!?」 王「ただし、少々特殊なルールになっている。 チームは、今ここで結成してもらう。 今ここで、すぐ、『3人1組』のチームを結成するのじゃ」 衆「3人だって?どういうことだ!?」 リ「4人組や2人組のパーティばかりだとわかっているはずなのに、3人組だなんて! まさか、仲間割れを誘っている…?」リオはいぶかしげ


第37章 えいゆう
第37章 えいゆう 大きな立派な城壁に囲まれた城であった。二人が達した城門には「南門」と書かれていた。他の方角にも門があるのだろう。城というよりは賑わう城下町で、複数の入口を必要とするほど、広大な城下町であることが察せられた。 アークボルトの重厚な城壁街! 城門をくぐると、そこは町であった。人の住む町が城壁によって守られているのである。そこには一般人と兵士が入り乱れ、生活を共にしているようだった。 町の入口は広場のように大きなスペースが取られ、そこには銅像の台座があった。しかし台座の上には何の像もない。 そして台座の前には立札が立てられていた。リオはそれを読んでみた。 「国民投票はみんな進んで行おう!」 なんのこっちゃ。リオは思った。 いつも、どこか少し奇妙だ。 リ「あの、ここはどこですか?」リオは道ゆく人に声をかける。 男「アークボルトだよ。世界一強い国さ。敵はない」男はキザに言い放った。良く言えば、国の強さに誇りを持っているようだった。 二人はとりあえず、宿や武器屋、道具屋などのインフラを探しつつ歩いた。探しつつ町の様子を眺め、人々の会話に耳


第40章 しかし じゅもんはかきけされた!
第40章 しかし じゅもんはかきけされた! アークボルトの遺跡探索に戻る。 「もう少し情報が欲しい」リオは思った。 4つの遺跡を見に行くにしても、どの遺跡がどの英雄に関連しているのか、それぞれがどんな遺跡なのか、何も知らないのだ。 効率よく情報を集めるには、と考えて、武器屋や防具屋のある賑わう通りに向かった。そして適当に食堂に入り、昼間から飲み飲み議論する人々の様子をうかがった。 男「東の遺跡が一番立派に決まってる!一番広大な城だったんだからな。さすがはアークボルト1世様だよ!」 男「何を言う!西の神殿が最も重要さ!大神官メーシア様は大きな神殿を造られた!我が民を思ってのことだぜ!」 男「違うさ!北の神殿が一番だよ!なにしろ最も高い建造物を造ったのが知将ブレイドってことなんだよ!」 男「いやいや!南の遺跡は小さいが、ホリディ様の戦績が壁画として無数に彫られてるじゃないか!」 男たちの話に耳をそばだてているだけで、なんとなく状況はわかった。リオはさっとメモを取り、それを基に探索することにした。 マ「どれから行く?」 リ「まずは東かな。とりあえずアー
bottom of page
