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第39章 なかまをよんだ!
第39章 なかまをよんだ! 王の間から階段を降りると、番兵に話しかけられる。 兵「投票に参戦するか? それなら四方の遺跡を見てくるがよい」 リ「遺跡を?」 兵「この城の四方には、4つの遺跡があることをご存じか? それぞれが各古の英雄にゆかりのある城や神殿の跡だ。...
第11章 のんびり
第11章 のんびり 7日目、イベント終了の鐘を待たずして、二人は宿屋の酒場で収穫を愛で合っていた。 テーブルに種や木の実を並べて数えている。 リ「《ちからの種》が10個に、《すばやさの種》が14個に、《まもりの種》が7個、《いのちの木の実》が10個、そんで《ふしぎな木の実》...
第24章 アネイルおんせん
第24章 アネイルおんせん 宿1「さぁさぁ寄ってらっしゃい!アネイル最高の温泉宿とはウチのことだよ!豪華なお食事も付いちゃうんだから!」 《旅の扉》によるワープが済んだか済まないか、いきなり耳に飛び込んできたのは威勢の良い呼び込みだった。...
第15章 とうぎじょう
第15章 とうぎじょう 二人はまたもロマリア城下町に撤退した。MPにはまだ余力があったが、精神的にヘトヘトなのである。 テーブルに腰かけて二人は、瀕死を繰り返さずに大きな戦力アップが出来る方法がないか、思案した。 リ「それにしてもこの城にたむろしてる冒険者って、みんなお金持...


第49章 ゆうき
第49章 ゆうき 再び一晩の夜を超えて、ようやくまたニャックポアンへと辿りついた。「おや仲間が増えたのかい?」村の老人たちは、もう親戚の孫のように微笑み話しかけてくれる。 一向は町の奥へと進んだ。ラーミアの居るところへ。 ラーミア...
第20章 おうさま
第20章 おうさま 土曜日の夜、予定通り定例イベントは開催される。 ロマリア城の広間に、冒険者たちが集まっていた。 定刻どおりに王様が現れ、そしてイベントの開催を告げる。 王「《金のかんむり》が盗難の憂き目に遭った件は、皆知っておろう。...


第37章 えいゆう
第37章 えいゆう 大きな立派な城壁に囲まれた城であった。二人が達した城門には「南門」と書かれていた。他の方角にも門があるのだろう。城というよりは賑わう城下町で、複数の入口を必要とするほど、広大な城下町であることが察せられた。...
第40章 しかし じゅもんはかきけされた!
第40章 しかし じゅもんはかきけされた! アークボルトの遺跡探索に戻る。 「もう少し情報が欲しい」リオは思った。 4つの遺跡を見に行くにしても、どの遺跡がどの英雄に関連しているのか、それぞれがどんな遺跡なのか、何も知らないのだ。...
第30章 テパ
第30章 テパ テパを目指して、二人は宿を出た。 リ「まだ遠回りが必要みたいね! 炭坑攻略はしばらくあきらめて、まずは《水の羽衣》をゲットしに行きましょ」 マ「そのお洋服、可愛いかなぁ~」 リ「羽衣って言ったら天女のお召し物だからね!きっと可愛いわ♪」リオは精いっぱいマナの...


第65章 魔王
第65章 魔王 ?「いやぁご苦労さんだよブオーンくん」 見知らぬ者が、リオたちの背後で足を組んで座っている。出来あいの玉座に。 リ「何者…!?」 ?「時間稼ぎをしてくれただけでも良しとしよう。玉座は置けた。 俺は誉めて育てる主義だからね」 マ・リ「…!?」...
執筆ウラ話(≧∇≦)
執筆ウラ話(≧∇≦) 『極振り』から着想を得ています。 この作品における、マナの「守備力全振り」構想は、率直に言って、『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』というアニメから着想を得ています(笑) 私がそのアニメを見たときに、「こういう女の子のドラクエラノベを書...


第44章 カボチむら・その2
第44章 カボチむら・その2 今度はマナの番だ。 マナはマナなりに物事を考えた。 農夫の野菜を守ってあげたいが、一人でモンスターを退治するのは怖いのでやめた。 そして、武器屋の親父の肩もみをしてあげることにした。 危険を冒して買い付けに出る武器屋を労ってあげるのは、有意義に...
ラノベ『僧侶だけで魔王を倒すには?』もくじ
ライトノベル『僧侶だけで魔王を倒すには?』のもくじページです♪ ここを基点として読んでいってください^^ ラノベ『僧侶だけで魔王を倒すには?』まえがき 第1章 そうりょとそうりょ 第2章 しゅび力 第3章 スライム 第4章 メラ 第5章 クエスト 第6章 かばう...
第27章 ちゅうだんのしょ
第27章 ちゅうだんのしょ 単調なレベル上げを続けていると、マナは「飽きてきた」と訴えはじめた。 「まぁそうよね」リオは頷いた。 ドラクエのレベル上げは地味にキツイものだ。熱意のあるプレイヤーでないと長くは続かない。マナはその領域でないことを、リオはわきまえている。...
第31章 むらびと
第31章 むらびと ドン・モハメから借りた竹カゴいっぱいに《あまつゆ草》を摘み取って、それを老人に手渡した。 ド「おほほー、充分じゃ!これだけあれば立派な羽衣が作れそうじゃ♪」 リ「上質なやつ?そうなったらめちゃくちゃ嬉しいんですけど!」 ド「しかし…。...
第19章 エルフのかくれざと
第19章 エルフのかくれざと モンスターを倒しながら冒険を進める。霧の立ち込める妖艶な森は時間帯の感覚もよくわからないが、夕暮れ時になって二人は何かに手が届いた。 マ「見てリオ!なんかちょっと森が開けてるよ!」 森の中に小さな村がある、という雰囲気であった。...
第22章 ふぉっふぉっふぉ
第22章 ふぉっふぉっふぉ マ「やったぁ!!」 負「ふいー、疲れた」老人はまた寝そべってしまった。 二人は敢闘賞の老人に駆け寄っていく。 審「おい、そこをどきなさい!次の試合の邪魔になる」 負「あぁすまんすまん。失礼をした」...
第21章 コロシアム
第21章 コロシアム 審「組番号6番、13番の者たち、前へ!」 マ「わ、わたしたちだぁ!」 3人はゆっくりと前に出た。対戦相手は想像通り、強面な3人である。立派な鎧を身にまとい重厚な武器を持ち、いかにも強そうだ。残り者の僧侶3人組、というわけにはいかなかった。...
エピソード48
ラクダでの登山は、 最初の20分程度は楽しかったけれど、 だんだんと、苦痛になってきた… ラクダのストロークのたんびに、 僕の股が大きく擦れちゃって、 足全体がひどく痛んだ…。 でも、 「この状態だったら、自分で歩いたって痛いだろうなぁ…」そう思って、...
エピソード4
とにもかくにも、 タフリール広場には、到着した! この、「タフリール広場」という場所は、 エジプトを訪れるバックパッカーなら、100人中122人は、訪れる!! …何? そんなに素晴らしい場所なのかって?? 「素晴らしく」は、ナイ! 「凄まじい」場所なんだ!!...
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