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CHAPTER 32
CHAPTER 32 ほどなくスウォンは足を止め、一行が追い付いてくるのを待った。 サ「あの、どういうことですか?」 ス「私はバトランドの兵士長、スウォンという者だ。 魔王討伐における最高責任者である」 サ「はぁ」 ス「そなたら、私の家来にならぬか?」...
CHAPTER 17
CHAPTER 17 次はどこに向かうべきなのだろうか? 食堂で作戦会議が開かれた。 ロ「『龍を探せ』って関所の爺さんには言われたけど、ムーンペタの町の人に聞いても龍なんてさっぱり手がかりなしだ。やはり直接魔王を探したほうがいいのかな?...
CHAPTER 65
CHAPTER 65 なんとシドーは、不意に突風のように素早く動き、ミユキの体を抱えこんだ!! シ「はぁ、はぁ、はぁ、みっともない真似はしたくなかったが仕方ない」 シドーはミユキを抱え込み、首元に鋭い爪を突き付けた!ミユキを人質にとったのだ!...
CHAPTER 8
CHAPTER 8 サマルトリアの王子は、二人を扉の奥へと案内した。 そこには青白く透き通る水が滔々と湧き出る、小さな泉があった。 サ「回復の泉だよ。ここで身を清めてしばらく瞑想していれば、洞窟で受けた傷を回復することができるんだ。なにしろまた出口まで歩かなきゃならないから...
CHAPTER 18
CHAPTER 18 充分な休息を挟んで、一行は出発した。 マンドリルは倒せるようになったが、今度は巨大な食虫植物のようなマンイーターがこちらの目をくらまして攪乱してきたり、ガストという実態のない雲のような魔物は《マホトーン》で呪文を封じてきたりするのだった。武器が強いだけ...
CHAPTER 48
CHAPTER 48 子供たちと別れて、一行は赤茶けた山をさらに北上していった。 見上げれば、さらに高い空をワシは静かに飛んでいる。上には上がある、と厳かにも冷酷に告げるかのように。 サ「はぁ、はぁ、なんかしんどいなぁ。風邪ひいてたっけ僕?」...
CHAPTER 61
CHAPTER 61 宿場を南に反れてみると、もはや誰とすれ違うこともないのだった。 先に町があるわけでないから冒険者はおろか商人の往来もない。 道という道すらない、という有り様だったが、山に開いた洞窟というのでそびえる山を目指して歩いた。...
CHAPTER 31
CHAPTER 31 エンドールの者たちの言葉などアテにならない感はあるが、北東には王国があるという話を聞いた。 まともな王国などサマルトリア以来だ。どのような政治が行われ、魔王に対して他国が何を考えているか、王子王女は興味をそそられた。...
CHAPTER 26
下巻 ―善と悪― CHAPTER 26 《月の紋章》を手に入れ、充分な休息を果たした一行は、今度は東へと歩を進めた。 新しい大陸は、やはり西の大陸とは違う魔物たちが徘徊しているのだった。 青い体毛のヤギを見たときには一同軽く驚きもした。ゴートドンだ。集団で現れては《ボミオス...
CHAPTER 57
CHAPTER 57 その日の夜のことだった。 バーの灯りやにぎわいが夜遅くまで続くわけでもないこの国では、日が沈むと早々に皆眠るのだった。 一行も集落の雰囲気に合わせ、まだあまり眠くもないが横になった。 ローレは目を閉じながら、「次は結局どうすればよいのだろう?」と考えて...
CHAPTER 10
CHAPTER 10 一向は、城の西にある関所のほこらを目指した。そう遠くはない。 ムーンブルクへ抜ける海底路を通るための関所になっている。 サマルという仲間を手に入れ、《てつのつるぎ》を手に入れたローレは、最初にこの城に辿りついた頃よりもずいぶんと強くなっていた。...
CHAPTER 40
CHAPTER 40 グビアナ城下町をパトロールがてらに情報収集をしたところによると、砂漠を西に抜けた先には大きな町があるという。 紋章についての情報を持つ人は相変わらずいないが、であればとりあえず大きな町に向かってみるしかない。ある意味、大きな町を辿りながら世界中をしらみ...


第17章 カザーブ
第17章 カザーブ ロマリアの城で、城の者や冒険者たちから情報を得ると、かなり北のほうに《金のかんむり》を盗難した輩は逃げていったらしい。 二人は思い切って、城から大きく離れ探索してみることにした。 マ「それにしても、この大陸は森ばっかりだねぇ」 城から北は森ばかりが広がっている。そのためか、世界全体が薄暗く感じられる。北に向かう冒険者は多いが、逆に引き返すように南に下るヘトヘトの冒険者の姿もよく見かける。愛想がないのか、マナたちに話しかけてきさえもしない。 しびれを切らして、二人は南下する女性パーティに話しかけてみた。このパーティも戦闘に疲弊し、そして元気がない。 「その名も『中毒者』。ハハ」 by生成AI 冒「いやぁ、敵が強すぎてさ。途中で体力が持たなくなるんだよ。それで退散してるだけさ。 おそらく皆そうなんだろうと思うよ」 リ「そんなに立派な鎧を着て、強そうでもあるのに?」 冒「いやいや聞いてくれるな!知ってんでしょ?」 リ「え、何がですか?」 冒「カジノのせいだよ。闘技場。 闘技場のギャンブルに熱中しすぎちまった連中は、厄介な特性を獲


第33章 みずのせいれい
第33章 みずのせいれい 心を開いたライドン夫妻は、マナやリオを頼ってくれるようになった。 「何か手伝えることはないか?」と請うと、木の実集めの手伝いや、森の奥への用事における護衛など、二人に頼むのだった。二人が村全体への親愛を持っていることが村人たちにも伝わってくると、村人たちも二人と交流をするようになってきた。 ケガの治療を頼んだり、お遣いを楽しんだりし、そしてお礼に食事でもてなしたりするのであった。 村の子供たちもまた、二人と遊ぶことをとても喜んだ。 《聖なる織機》が完成し、いよいよ《水の羽衣》の完成を待つ段になった。 「3日ほど待ってくれ」とドン・モハメは言ったが、なぜか4日経っても完成の便りは届かない。彼が高齢で、体が弱っていることを理解している二人は、特に催促もしなかった。 待ち時間は長かったが、村人たちのあれこれがそれを上手く潰してくれるのだった。 ある日、子供たちは二人を、村の背後へと手を引いた。 そこには小さな沢があり、沢の前には古い古い石碑のようなものが建っていた。 村の裏手には立派な遺跡が・・・!? by生成AI...


第7章 どうくつ
第7章 どうくつ リ「さてと、二人揃ったことだし、今度こそ冒険に出ますかね!」 マ「わぁーい、西に行ったら洞窟があるんだよ!」 リ「ゲーム慣れするための初歩的な洞窟でしょうね。 まずはそこに行ってみよう」 マ「わーい、お宝お宝ぁ~♪」 リ「ストーっプ!まだ慌てないこと! アタシたち最弱コンビなの、アンタ忘れてないでしょうね?まだレベル3だし。 洞窟は魔物が手ごわいかもしれないから、様子見てムリそうならすぐ退却。 わかった?成果を焦らないこと!」 マ「大人だなぁ~リオは」 リ「何しろアタシたち最弱コンビだからね! フツーにやったら詰むのよ!常にそれを前提に対策してなきゃなんないの。 勇気があるのはイイことだけどさ、大胆かつ慎重に、ってヤツね」 二人は西の洞窟に向かって旅立った。 昨日レベル上げをしたエリアを越え、未知の領域に足を踏み入れる。 出た!またあの天敵の《まほうつかい》だ! まほうつかい マ「あわわわわわどうしよう!」マナは動揺する。 リオは澄ました顔で《くだものナイフ》を構えると、「《通り魔》!」と叫んで加速した!覚えたばかり


第38章 アークボルト
第38章 アークボルト 宿屋のロビーはバーを兼ねているが、そこには旅の神父が一人、酒を飲んでいた。 神「おやおや、ずいぶん身軽ななりの旅人ですね」彼は人恋しそうに二人に話しかけた。 リ「えぇ、色々とこだわりがありまして」リオは簡潔に回答をした。 神「この国には5人目の英雄がいた。そんな話を耳にしたことがあります。 その彼は戦争が起きたとき、敵国を打ち負かそうとはしなかった。 『国を捨て、遠く離れた場所に村を築いて暮らそう』と提案したそうです。 彼の考えに賛同した民も若干数いたそうですが、『日和見主義は国家を滅亡させる!』と危険思想者扱いされ、彼は島流しに遭ったそうです」 リ「へぇ…」 神「戦いを嫌う神父です。私は彼にちょっと共感してしまいますね。 はは。どうでもいい話でした。おやすみなさい」 翌朝、宿を出て冒険に出ようとすると、宿主に声を掛けられた。 宿「今日はどちらにお出かけで? 冒険者なら、王様に謁見しておいたほうがよいのでは?」 二人は王になど興味はないが、それが必要なことなのだろうと察した。 賑わう町を抜けて城を目指す。町は昼


第51章 スタンシアラ
第51章 スタンシアラ ノーラと別れて、二人は二人の冒険に戻った。 アリアハンの玉座の間には新しい《旅の扉》が出現し、そこに飛びこむと新階層へと繋がっていた。 リ「良かったー! アリアハンの玉座に戻されたとき、もしやアタシたちのレベルや装備まで初期状態に戻っちゃったかと不安になっちゃった。全部ちゃんとニャックポアンの時のままね」 マ「良かったねー」 リ「さてと。次はドコに来たんだろう?」 スタンシアラ城下町のイメージ。 by生成AI 見渡すと、そこはとても奇妙な町だった。 水路の張り巡らされたユニークな町は、人も多く活気に満ちている。そして町の奥には城がそびえたっているのが見える。ここも城下町なのか。 リ「ここはどこですか?」と近くの人に尋ねる。 男「水の都スタンシアラだよ。 冒険者か?王様の悩みを聞いてあげな。それがお互いのためになるだろうさ」 スタンシアラというところか。そしてまた王様は悩みを抱えている。 水路を渡るために優雅なゴンドラはないが、小さなイカダがあちこちに停泊している。これを自由に使って良いらしい。新しい町、特に活気に満ちた


第53章 ステテコパンツ
第53章 ステテコパンツ 王「強い者を探す!」 by生成AI 金曜の夜がやってきた。 冒険者たちはスタンシアラ城の王の間に集まる。王がイベントの号令を掛けるようであった。 王「妃の薬を探させている。が一向に特効薬が見つからない。 領土を越えて、危険な地域まで探索に行ける精鋭を募る必要がありそうだ。 強い者を探す! 強い者を探す! 各冒険者は、場合によっては互いを殺し合ってもよい。その際に相手の武器を奪ってもよい。 ここまで来た強者たちだ。良い武器を持っているだろう。勝ち続けるものはすさまじい戦力強化になるだろう! そしてもちろん、精鋭に選ばれた者にはさらなる褒美をつかわす。 期間は3日間。以上」 王はそれだけ宣言すると、足早に退いた。 うぉぉぉぉぉ!! ざわざわ… ある者たちは高揚し、ある者たちは動揺した。プレイヤーキルがスリリングであることを、誰もがわかっている。 兵士からイベント内容の補足が入った。 「国のあちこちに宝箱が落ちています。そこにも武器や防具が、そして《エルフの飲み薬》などのレアアイテムが入っています。トレジャーハン


第50章 ノーラ
第50章 ノーラ ラーミアが一向を運んでいったのは、とても懐かしい場所だった。 ある城のテラスのスペースに降り立つと、そこには《旅の扉》がある。 ラ「お入りなさい」ラーミアは3人にそう促すと、それでもう、別れの言葉も言わずに飛んでいってしまった。 リ「ここに入るしか、ないよねぇ(汗)」 マ「どこに通じてるんだろ!」 ノ「え!何これ?大丈夫なんですか!?」 3人は意を決して、《旅の扉》に飛び込んだ! ・ ・ ・ ・ ・ ・ 王「おぉ、よくぞまいられた正義心あふれる精鋭たちよ! おぬしらの使命は、魔王を討伐して世界に平和をもたらすことじゃ。 ふぅむ。まだ頼りない面持ちの者もちらほらおるが…。よいよい。始まりの町アリアハンでは仲間を見つけることもたやすい。旅立ちの準備を整えてから外に出るがよいぞ!」 舞台はお城の玉座へと移った。そして王様然とした王様が、ドラクエ然とした旅立ちのエールを送るのだった。 リ「スタート地点!?」 マ「きゃはははははは!!」 ノ「どこなの?ここはどこなの!?」 リ「アリアハンのお城よ。アタシたちも最初


第60章 キラーマシン
第60章 キラーマシン リ「シスター!『体勢を立て直せ』の意味がわかりました! 回復をするだけじゃだめなのね。 面倒くさくて受け入れたくないけど、またレベル上げが必要だわ」 シ「そうだと思われます。 レベルのアップだけでなく、何か強力な特技の習得も必要かもしれません。...
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