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エピソード130『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード130 アミンは場所を変えた。 広場に腰かけ話を再開する。 ゆ「で、何がマズいの?」 ア「僕たち、コスタールの英雄をやっつけちゃっただろ?」 な「へへーん♪」 ア「へへーんじゃないんだよ! クレージュの人たちが、世界樹に行くためにコスタールと癒着しているのだとすれ...


エピソード129『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード129 立札の導きを拾いながらゆるゆる進むと、やがて大きな街に辿り着いた。 ―クレージュ― コスタールほどではないのだが、「世界樹ジュース」「世界樹クッキー」などといったものがあちこちに売られているのだった。 クレージュのイメージ。挿絵の参考に♪ by生成AI ア「ここは世界樹に最も近い街?」とアミンは町人に尋ねてみた。 町「まぁそうだろうなぁ。 おまえら世界樹に行きたいのか?」 ア「そうなんだ。そのために長ーい旅をしてきたよ!」 町「残念だったなぁ。今行ったってもう大した成果はないぜ」 4人「えー!?」 ア「どういうこと?」 町「一攫千金を企んでんだろ? でも世界樹はもう、強力な癒しのチカラは失くしちまったよ。 だから《せかいじゅの葉》とか集めたって、あまりカネにもならないだろうな。 まぁ観光だけでも楽しんでいきゃいいさ。悪い町じゃないだろ?じゃぁな!」 ゆ「世界樹に、もう強力なチカラはない・・・!?」 ア「マユツバって可能性もあるぞ! この町も世界樹で商売したいみたいだからな。 余所者が世界樹に行くのを阻みたくて、嘘を言
エピソード128『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード128 4時間ほど走っただろうか。 追っ手がないことを確信すると、アミンは馬車の手綱を緩めた。 改めて遠い空を望めば、夜が明けはじめている。 キラキラと瞬く無数の星をまだ残しながらも、空は老練な画家にしか出せないような絶妙なグラデーションを描きはじめていた。...


エピソード127『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード127 太陽神テパネカ(仮設定) by 生成AI アミンは拳を握りなおした! ア「おいテカテカ!!」 アミンは大声でテパネカを挑発した! ア「キキが起きたら、お前は負けるぞ?」 テ「まだ虚勢を張るか。まるで悪者のようだな。見苦しいものだ」 ア「虚勢なんかじゃないさ! そして僕はキキの次に強い!キキと二人並べていいのか?」 テ「なるほど。まぁ殺しておくか。わしはバカじゃない。 残りの女は使い道が色々あるしな」 ア「窮鼠猫を嚙むだ!! うぉぉぉぉぉぉ!!!」 アミンはオノを両手で大きく振りかぶり、テパネカの懐に勇ましく飛び込んでいった。 テ「威勢でどうにかなる戦力差ではない。 太陽の炎で、派手に散れ」 テパネカは迫りくるアミンに向けて両手を構え、魔力を集中した! テ「ぬぅぅぅ、メラマー・・・」 ア「《マホカンタ》っっ!!!」 アミンは途中でオノを投げ捨て、両手を眼前に突き出し魔法を唱えた! なんと、光のカベがアミンの前にあらわれた!!! ドドドドドドドドドド!!! テパネカの放った無数の炎弾は、なんとすべてテパネカに跳ね返った!!!


エピソード126『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード126 太陽神テパネカ(仮設定) by 生成AI テ「しかし・・・ なかなか面白い。 貴様らはわしの好きな策士だ。色々使えるな。 わしの家臣にならぬか?」 な「お断りよぉ! ・・・でいいんだよね?(汗)」 ゆ「もぉ!当たり前でしょ!(汗)」 テ「まぁそう言うだろう。 では、同盟を組まぬか? 不可侵条約というやつはどうだ? そちが攻め入らぬならこちも攻め入らぬ。やがて来る世界大戦に向けての賢い準備だ。 酒で兄弟の契りを交わそうぞ」 テパネカは腰からテキーラか何かのとっくりを取り出した。 ア「酒なんて飲むもんか!」 テ「ふむ。酒を嫌うか・・・。 一向にかまわん。 フッフッフ。それでも宴は続行だ!」 テパネカは、杖を空高くに構えた! テ「《ベギラマ》!」 そして4人よりも後ろ、野次馬する町民たちの手前に火の海を投げ込んだ。 4人は自然と前方に逃げ、つまりはテパネカに近寄った! テ「バカだな」 テパネカはなんと、酒の入ったとっくりを4人に向けてぶちまけた! アミンとゆなは素早く身をかわした! な「きゃぁ!」ななは状況が掴めな


エピソード125『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード125 太陽神テパネカ(仮設定) by 生成AI テパネカがあらわれた!! テパネカはオノを振り上げ、アミンに襲い掛かってきた! アミンは目いっぱい自分のオノで食い止める! な「《スクルト》!!」4人のしゅび力が上がった! ア「ちょっと待て!僕ら何も悪さしてないぞ!」 テ「言い訳は聞き入れん。 太陽の神に焼き尽くされよ!!」 テパネカは《ベギラマ》を唱えた! ア「わちちっ!」 4人はすばやく身をかわした! ゆなは《ヒャド》を唱えた!しかしテパネカは大きな火球でそれを相殺した。 テ「フハハハハ。太陽の前に氷は無力!」 ゆ「普通は炎使いは氷に弱いはずなのに!?」 テ「弱い者から確実に始末しよう」 テパネカはななに殴りかかってきた! ななは両手のコテでがっしりと防御した! ガチーン!テパネカの拳はもろに鋼の反発を受ける! テ「おお痛い。甘く見てすまなかったね。 威勢は良いが・・・強いのか弱いのかよくわからんパーティだな。 して、最も得意な魔法は何だ?」 ア「《メラ》だ!」 ゆ「《バギマ》よ! な「《ホイミ》かな?」 キ「《メラミ》よ!」


エピソード124『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード124 一行は宿へと戻った。今日はもういいだろう。 すると、宿の店主に声を掛けられた。 店「あなたたちのことでしょうなぁ?大道芸人みたいな冒険者というのは」 ゆ「なにか?」 店「あまり街をウロつかないほうがよろしいかと思いますよ。 あなたがたが色々嗅ぎまわってるとか文句言うとか、煙たがってる住民が多いようでね」 ア「あ、はぁ(汗)」 しかし、夜半のことだった。 宿の他の宿泊客が、宿のバーでバカ騒ぎしているのだった。 店主に「注意してくれないか」と掛け合うと、「金持ちの常連客なので強く言えない」と言う。 「0時まで辛抱してください。0時には消灯の規則がありますんで。皆さんそれには従いますよ」 しかし、どうにもうるさく、酒臭さは寝室にも漂ってくるので、一行は0時まで外に避難することにした。 特に何もすることはない。星空でも眺めながら散歩すればいいか。 中央広場と噴水のイメージ by 生成AI 中央広場の噴水の前を通り過ぎたときのことだ。 ゴト! ドシャーン! なんと、噴水の真ん中のテパネカ像が、破壊されて噴水に波しぶきを立てた! そして誰
エピソード123『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード123 食事を終えると一行は席を立った。 ゆ「なんか面倒くさい街だけど、推理小説でも読むつもりで情報を集めたほうがいいかも?」 ア「そうだな。きな臭い匂いもするし」 な「わたし、寝ててもいーい?(汗)」 しかし、眠気はすぐに醒めるのだった。...


エピソード122『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード122 まずは宿を確保しよう、ということになった。 宿も幾つかあるが、大通りから外れて安めの宿を探す。 ア「ちわー、一晩幾らかなぁ?」 宿「いやぁお客さんお目が高いね! ウチの宿は街で一番リーズナブルな店だよ!だけど設備はばっちりだ」 ア「ホント?ちょっと部屋を見せてよ」 宿「おやすい御用さ!」 宿主は一行を1つの部屋に通した。なるほど悪くない部屋である。値段の割には上質だ。 宿「ほら、ウェルカムドリングまで付いてるぜ。 テーブルの上のこのせかいじゅジュース、開けて自由に飲んでいいからな♪無料サービスだよ」 そう言うと自分でビンの栓を開けてしまった。 ゆ「ちょっと!まだ泊まるって決めてないわ」 宿「ところであんたら、ルピーはお持ちかい?」 な「ルピーって?」 宿「この辺の通貨だよ。ゴールドも流通してはいるがね、ルピーのほうがレートが良いよ。 飛空艇に乗るとか色々お金使うなら、ルピーに換金しといたほうが安上がりになるってもんさ。 ア「あ、そう。そのうち両替え屋を覗いて検討してみるよ」 宿「いやいやウチの宿は両替えサービスもやってるさ
エピソード121『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード121 町人が不快だろうが、それなりにはことを為さなければならない。食べて、寝て、道具や食料を買い、場合によっては武器や防具を新調したい。そして世界樹への情報やカギを手に入れたいものだ。 ア「僕ら、世界樹っていうのを探しているんだ。何か知らないか?」アミンは町民に...


エピソード120『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード120 ―コスタール― 先日と同じ道を行く。やがて、賑やかな街に辿り着いた。 コスタールのイメージ。挿絵の参考に♪ by生成AI そして町人に話しかけられるのだった。 男「へいアミーゴ!黄金都市コスタールへようこそ! 君たちずいぶんファンキーなカッコしてるなぁ。気に入ったぜ! うちに来いよ!メシでもごちそうしてやるからさ♪」 な「アミーゴって?」 男「友達って意味さ」 な「えーーーーっと(汗) ダンスコンテストのときすごい応援してくれてた人ですよね!」 男「は?」 な「じゃかった! えーっと、えぇーーーっと、オルフィーの町の道具屋さん!」 男「何言ってるんだ?」 な「ごめんなさい。わたしあなたと会ったことあるっけ?思い出せないや(汗)」 男「はっはっは違うよアミーゴ! 挨拶したらもう友達さ♪」 ア「どっかの食堂の勧誘だろ?この街じゃメシは幾らくらいなの?」 男「勧誘じゃないよ!オレは食堂なんてやってない。 ウチに来てメシでも食おうぜって言ってんだ♪ ほら、上等なピスコが最近手に入ったんだ。こんなの飲めるなんて相当レアだぜ!


エピソード119『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード119 天使の里からも修道院からも、遠く離れた。 貿易道を道なりに進んでいくと、やがて大きな街が見えてきた。 しかしその時だ! ?「もしもーし!もしもーし! そちらはアミンとかいうドワーフか??」 ア「なんだ!?」 平原の中で馬車を運転するアミンの耳に、奇妙な声が聞こえた。 ゆ「どうしたの!?」 ア「何か今しゃべった!?」 ?「わしじゃよわし。マヤじゃ」 ア「マヤ!?」 キ「霊聴で何かをキャッチしてるんだわ」 ゆ「マヤって、洞窟の底に居たお爺さん?」 マヤ仙人 キャラデザ by 絵夢さん な「プチアーノンが大好きな人だぁ!」 マ「くだらないハナシをしている場合じゃないんじゃよ!」 ア「アンタが言うかいっ!(汗)」 マ「天使の里の天使たちがピンチなんじゃ! すぐに戻ってくれ!!彼女たちを救えるのはおぬしらしかおらん!!」 ア「えぇ!天使の里が!? 本当なの!?もうずいぶん離れちゃったよ!」 マ「本当じゃが、どうやって証明しよう?信じてもらうしかないのじゃが!」 3人はキキの顔を見た。 キ「戻りましょう!」 アミンは全速力で馬車を走ら


エピソード118『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード118 天使の里の村長ミカエル 夜、眠る前にミカエルは再び一行をテーブルに呼んだ。 ミ「皆さん、次はどちらへ?」 ゆ「世界樹というところか、または魔王の存在を追っています」 ミ「そうですね。世界樹を目指すのでしょう。 そして、世界の真実を暴きたいのでしょう。 さらに東に進んでください。海沿いまで進みます。 北の山の先に、世界樹は潜んでいます」 ゆ「本当!?」 ア「初めて、世界樹の具体的な場所に関する情報だ!」 ミ「あなたがたは、世界樹の背中が見えてきました。 しかし・・・そこからが簡単にはいきません。普通なら。 海沿いまで出てください。そして人魚を探してください」 な「人魚!?」 ゆ「人魚って、マーメイドのこと!?」 ミ「はい。 今ご提供できる情報はその程度でしょう」 翌日の昼前、一行は里を出ることにした。 民の多くが入口まで見送った。 そしてミカエルも出てきて、母親のような表情で言った。 ミ「ななさん。もしあなたが・・・ いつか、『居場所がない』と悩む日が来るようなら・・・いつでもここにお越しください」 な「ありがとう!


エピソード117『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード117 一行は暗くなる前に少し里を散歩して、住民たちと交流した。 一行の散歩にはミカエルが着いてきてくれた。 すると民の誰も、見知らぬ冒険者に怯えることはないのだった。 天使の里のミカエル村長(仮設定) な「そういえば、女の人ばっかりのような?」 ミ「この村は、9割以上が女性です。 男性に依存しない暮らしを作っています」 な「いいなー!女の子ばっかり」 ミ「そうです。ななさんと同じことを考えています。 私たちは『男性は危険だ』と警戒しています。 女性たちが自分で働き、自分でクワを耕すなら、男性に依存する必要はありません」 ゆ「そうは言っても、赤ちゃんって男女半々で生まれてくるものでは?」 ミ「コントールが可能です。カルマのない文明においては」 ゆ「ひょっとして、人間はもっともっと進化することが出来る・・・?」 ミ「YES、と言えます。 この村の民がエンドールの民よりはるかに進化しているとは言えませんが・・・ 人間の精神は、もっと進化することが可能です。 学力の高さや筋肉の強さではないベクトルで進化しようという感性を身に付けた


エピソード116『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード116 里長ミカエル(仮設定) by 生成AI お腹が膨れる頃。 ミ「村で採れたものです。どうぞ」 と言って、ミカエルは紫色の飲み物を一行に注いだ。 一行には嫌な記憶がよみがえる。 ア「これ、ワインだったりしないよね?僕らお酒は飲めないよ」 ミ「ワインではありませんよ。お酒でもありません。ブドウジュースです」 ミカエルはそばの小さな少女にその飲み物を飲ませてみせた。 ゆ「私たち、他の原住民族に歓迎のお酒を飲まさて大変な目に遭ったことがあるんです(汗)」ゆなは率直に言った。 ミ「察しております。 だから敢えてそれを再現しました。 どこかの村に訪れて、食事や踊りでもてなされれば嬉しいでしょう。 しかしそれがすべて善い人とは限りません。人の施しを疑うのは心が痛みますが、しかしその警戒心は必要です。今の世ではまだ。 これからまたどこかで、食事や踊りの歓待を受けても、くれぐれも気を付けてください」 ア「お酒の匂いはしないみたい」アミンはジュースを口で転がしながら言った。 ミ「はい。天使たちはお酒を嫌います。 ですから飲みませんし、人に勧


エピソード115『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード115 一行が老婆と話し込んでいると、いつの間にやら里の少女たちが一行の前に行儀よく整列しているのだった。 な「え、なに!?」 すると 少「旅人さん、こんにちは。 これから歓迎の舞いを踊ります♪」背の高い少女が笑顔でお辞儀をした。 そして20人ばかしのカラフルな民族衣装を着た少女たちが、伝統舞踊を披露してくれるのだった。 天使の里の歓迎ダンス♪ by 生成AI 笛を吹く者もいる。太鼓を叩く者もいる。 遠い国の原住民族がこのようなことをするのを、ななやゆなはなんとなくテレビで見たことがあった。しかし、まさか目の前でその実物を堪能できる日が来るとは・・・!? 躍りが終わると、少女たちは一行を引っ張った。 少「さぁ、おいでくださいませ! ささやかながらお食事の準備が出来ています!」 少「出来ております、でしょう!」 少「あ、ごめんなさい!テヘ」 そうして彼女たちは敬語や社交マナーを勉強しているようであった。 一行は大きな屋敷に通された。 アミンの村のそれに近い、高床式の木造家屋である。 様々な家具を木や竹や蔓から手作りするようであった。.


エピソード114『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード114 ゆなは思いついたように、初老の修道女に尋ねた。 ゆ「ひょっとして、天使の里にお邪魔することも許してもらえたりしますか?」 修「彼女たちに着いていけばよいでしょう。里の人に受け入れてもらいやすいです」 な「わーい!」 修「しかし! 繰り返しますが、誰でも通しているわけではありません。 あなた方は攻撃的な感情がまったくないので、特例です」 ア「武器を、置いていったほうがいいのかな?」アミンは背中のオノを指さした。 修「大丈夫でしょう。 里の指導者たちは格好よりも、オーラを視ますから。 オーラを視て、攻撃性の有無を判断します」 2人を乗せて、馬車は天使の里を目指した。 ちょっと新しい仲間を加えることにはもう慣れたが、「天使の人」というのは新鮮だ。 一行は少女に色々尋ねてみたかったが、彼女は上手く応じることが出来なかった。愛想よく微笑むが、説明が得意ではないし、一行との交流を恥ずかしがるのだった。その微笑みから敵意や不安がないことは察せられ、一行はそれで満足した。 修道院の裏口から出て、木立の中を進んでいった。...
エピソード111『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード111 オアシスを飛び石しながら、無事に砂漠の終わりが見えてきた。 女たちはすっかり日焼けしてしまい、そのことに軽く絶望している。 な「ねぇキキちゃぁん!日焼けを治す魔法ってないのぉ?」 ゆ「そんなのあるわけないじゃないの!」 キ「と思いきや、実はあるのだぁ!...


エピソード110『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード110 地平線の彼方まで何もない砂漠だ。 方向さえ教われば、噂のピラミッドはじきに見えてくるのだった。そして見えさえすればあとはまっすぐ進むだけである。 道具屋の言うとおり、アッサラームのそれよりもずいぶん小さなピラミッドだった。それにしたって建造には大勢の人が苦労したことが伺える。 入口には門番がいたりはしない。道具を預かる老婆もいない。4人はホッとした。 魔物よりも人間のほうが面倒くさい。時には。 こちらのピラミッドの通路にはロウソクは灯っていないが、一行には《レミーラ》があった。いっぱしの探索者の気分で胸を張って進む。規模が小さくてもワクワクはするものだ。 通路を真っすぐ進んで角を3つ曲がると、玄室に辿り着いた。 玄室のイメージ。挿絵の参考に♪ by生成AI 大きな棺が置かれている。 ア「この中に王様の財宝があるのかな?」 財宝など興味もないが、興味があるフリ、をしたのだ。それにしてはセリフが淡泊すぎるが。 アミンが重たいフタに手を掛けようとすると・・・ ?「我らの眠りを妨げる者は誰だ・・・ 王の財宝を荒らす者は誰だ・・・」..


エピソード109『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード109 まりんベリーダンス(仮設定) まりんも含めた一行はとりあえず、アッサラームの町まで引き返すことにした。 ま「次はどこに行こうかなぁ~」 な「結構遠いけど、海辺の村でダンス踊ってる女の子たちがいるよ♪ なんだっけ、モンバーラー?」 ゆ「モンバーバラ、でしょ。 幾つも街を経由する必要はありそうだけどね。まりんちゃんが行ったら楽しそう♪」 ま「へぇ~、ありがとう!」 ななやゆなは、自分が旅の情報を「提供する」側に回れたことをとても嬉しく思った。 これまでは人から何かを教わるだけだった。どこに何があるかを教わるだけだった。それがいつしか、広い世界のことを他人にアドバイスできるようになったのだ。もう旅の初心者でもないのかも、とちょっと誇らしくなった。 まりんとも一緒に旅がしたい。ななたちと旅がしたい。とも思ったが、まりんは南下してきた身でななたちは北上する身。どちらかの旅に乗っかると後戻りすることになってしまう。それぞれは名残惜しさを感じながらも、自分の旅路を貫くのだった。 まりんの話では、アッサラームの北側にも小さなオアシスが点在す
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