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エピソード85『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード85 一行はグレイス城に戻ると、早速「世界樹」とやらについての聞き込みを開始した。 「せかいじゅ?なんだそりゃ!聞いたこともねぇ」 「樹なのか?地名か?」 「そんな珍しいものがあるなら調査隊が派遣されているよ!」 どうもめぼしい情報には出会えない・・・...
エピソード84『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード84 な「おじいさんは、どうしてこんなところに住んでるの?」 マ「ふぉっふぉっふぉ。街より山のほうが楽しいからじゃよ」 な「『ひゅるキャン△』見過ぎたんじゃないのぉ?」 マ「ふぉっふぉっふぉ。その前からじゃよ。...


エピソード83『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード83 一行は再び馬車をアララト山へと走らせた。 調査団の兵士も、戦闘員の兵士も今はいなかった。彼らは懲りずにハーゴンの残骸を荒らしに来そうだが、このときにはまだいなかった。 ア「どっちだろうな?」 この山には鍾乳洞は1つではない。少なくとも2つ、もしくはそれ以上あるようだった。 ゆ「とりあえず、ハグリットを療養したところからじゃない?」それが妥当だろう。 一行はおそるおそる、鍾乳洞を奥へと進んでいった。大きな洞窟は想像以上に奥まで続いている。だんだん道も狭くなってくる。そして魔物の姿も見え始めた!野生のコウモリか?違う。魔物だ! な「魔物の住んでる洞窟に、仙人のおじいさんも住めるのかな?」 ア「相当強いか、魔物と仲良しか・・・?」どちらもありうる。 ゆ「ねぇ、ふと思ったんだけど・・・ この山って、リーザスの北の鉱山と同じ山だったりしない??」 ア「え?・・・あ、そうかも! 北に上って、東にぐるっと回ってきて・・・。同じ山の違う裾野にいるだけかもしれないな」 3時間も鍾乳洞を進む。もはや常人が耐えきれる探索の距離ではなくなった。...
エピソード82『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード82 バタン! ハグリッドは勇ましく詰所のドアを開いた! ハ「心配かけて済まなかった!私はこうして健康を取り戻した! いいや気を病むことはない。私は兵士長に戻ったりはしない。好きにやればよい。 私は本日付けで、救護班の特別顧問に就任することと相成った。...


エピソード81『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード81 やがてアララト山に到着する。 ハグリッドの示しのとおりに、鍾乳洞を見つける。特に隠されているものでもない。 鍾乳洞入口のイメージ。もっと大きな洞窟。挿絵の参考に♪ by生成AI しかしその時、別の穴から逃げ帰ってきた兵士団たちに、一行は見つかってしまう。 新しい兵士長は、敬意を示しながらも毅然として言った。 新「ハグリッド兵士長! なんだお前たちは!!兵士長に何をする!」 ゆ「私たちはハグリッドさんの病気を治そうと・・・」 新「無礼な真似をよさんか! ハ「いいんだ!私が頼んだ!」 新「しかし!どこの馬の骨かもわからぬ者に! しかも洞窟の奥に兵士長を連れ去って何をするというのですか!!」 ハ「いいんだ!私が頼んだ!」 新「兵士長! またも百の頭脳が兵士長に反対しております!この国は民主主義の国! そして私たちは兵士長の命を守りとう・・・」 ハ「静かにしたまえ! 民主主義は大切な思想。それは重々わきまえている。 しかしここは、私の言うとおりにさせてもらおう。 今度こそは、私の『考え』のとおりにさせてもらおう! それは、
エピソード80『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード80 町を出る。向かうは北西のアララト山だ。 向かいながら、一行はハグリッドにさらに話を聞いた。 ゆ「そもそも、どうして急に魔王軍が襲ってくるようになったの?」 ハ「厳密に言えば・・・ 『襲ってくる』わけではない」 一行「えぇ!?」...


エピソード79『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード79 一行は大きな酒場を探した。この城にも《WANTED》の制度はあった。 ア「誰の助けをしてあげよう?」 4人は貼り紙をまじまじと眺める。 な「あ、これなら出来そう!」 3人「なになに?」 『プチアーノンをペットにしたいから、1匹捕獲してきて!』 ゆ「はいはい。後でねぇ(汗)」 キ「うふふふ。なな一人でも出来るかもよぉ♪」 な「いやぁキキちゃんも来て!」 ア「はいはい遊ぶのは10秒までだ。あとは真面目にやって!」 ゆ「これは? 『体が焼けるように熱い。何の病気かわからないが治してほしい』 な「何の病気だろ?ゆな心あたりあるの??」 ゆ「ううん。わからないけど、話を聞いたら何かわかるかも」 ア「とりあえず行ってみよう」 依頼主の住所は、教会の裏の民家とあった。 一行はそこまで訪れた。 トントン。 ゆ「病気の方がいると、酒場の掲示板で見ました」 ?「入ってくれ!」中から声がした。 わりかし大きな民家の中に、男がぽつんと横になっている。 ゆ「私たち旅の者です。私はゆな。あなたは?」 ハ「ありがとう。私はハグリッドという。 こう見えて、こ
エピソード78『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード78 キ「たぶん、ゆなが正解」 ア「はぁ。誰かもっとお偉いさんにでも掛け合う必要があるな」 キ「そこまでしなくても、いいのかもしれないけどね」 な「えぇ?」 キ「いや、なんでもないわ。ここでもしましょ♪人助け。 わたしたちなりには、ね」...


エピソード77『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード77 ―グレイス城― 数日後、一行は大きな城に辿り着いた。 立派だが、聖都ギュイオンヌ大聖堂とは趣が全く違う。一言で言えば、無骨である。 なんでもグランバニアの町民は、「悪の軍勢と戦っている国だ」と言っていた。 なるほど、いかつい鎧で武装した、ガタイの良い男が数多い。 グレイス城は深緑色のイメージ。挿絵の参考に♪ by生成AI な「おぉー!なんか強そうな人がいっぱい!」 ゆ「でも、なんかみんな疲れてるような?」 一行はそういう印象を受けた。 宿屋に部屋をとると、宿のバーでは鎧姿の男たちが昼間から酒を飲んでいた。 兵「おい!もうこの兵数では限界だぜ!援軍はまだなのか?」 兵「募集は掛けてるらしいんだがな。応募がないんだよ」 兵「外の国からでも呼んでくればいいじゃねぇか!」 ちょっととっつきづらそうだが、意を決して話しかけてみた。 ア「あ、あの。誰と戦っているの?」 兵「なんだ?あぁ、冒険者か。 誰って、魔王軍に決まってるだろ! 知らないのか?グレイスの兵士たちが食い止めてるから、世界は壊滅せずに済んでるんだぜ!」 な「えぇ、そうなの!
エピソード76『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード76 南に行くともう1つお城があるという話を聞いた。 一晩の休息の後、一行はそれを目指して出発した。 馬車の中では今日もおしゃべりが始まる。 な「ねぇ、キキちゃんどうしてモニカの運命の人がわかるの?あの台所にいた? きっとイケメンの人だろうな~♡」...
エピソード74『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード74 あまり広い城下町ではないが、一通りの店や設備は揃っている。 一行は今日の宿を取り、そしてさらに町を徘徊した。 町も町民も穏やかに見えるが、何か問題や困りごとはないのだろうか? 話をしてみれば、やはり見えてくるものがある。...
エピソード73『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード73 ややもうろく気味な婆さんの言葉を鵜呑みにしても大丈夫だったのかな、と一行は少し不安だったが、北に数日走ると城下町はあった。 ―グランバニア― これまで見てきた城下町に比べると規模が随分小さい。しょぼいとも言えるし、素朴だとも言える。この国に観光に来てどう評価...
エピソード72『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード72 北に行けば城があると、老婆が教えてくれた。一行は馬車をそのとおりに走らせた。 な「レプラコーンだっけ?妖精っていっぱいいるんだねぇ♪」 ゆ「ヨーロッパの神話とかに、色んな種類が描かれてるわよね。 そのすべてが実在するってわけでもないんでしょうけど」...


エピソード71『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード71 鉱「すげぇなお前ら! あのガス臭い怪物をやっつけちまいやがった!」 物音を聞きつけて、表の炭鉱夫たちは様子を見に来たのだった。 怪物退治の立会人が居てくれたことは、一行にとってありがたかった。 リーザスの町に戻っても、別に町民たちから英雄扱いされたいとは思わなかった。 休息と物資補給を済ませ、ひっそりと旅立つつもりでいた。 しかし、レプラコーンのドーガがななたちを見つけて話しかけてきた。 ド「炭坑の魔物を退治してくれたそうだな。 レプラコーンにとっても、お前たちは恩人なのだろう。 先日の失礼を詫びるのと合わせて、礼がしたいのだが・・・」 ア「いやぁいいよ礼なんて。別に欲しいものもないしさ」 ド「いいや、役に立てると思う。 この町の南東の隅に、ひと際古い民家がある。 看板も何もないが、レプラコーンの老婆が魔法屋をやっている。 武器はどこでも手に入るだろうが、魔法の入手手段は限られるはずだ」 ア「ホントか!それは役に立つな♪」 ド「良かった。 民家のドアを叩いたら、『ドーガの紹介だ』と言えばいい。開けてくれるはずだ。
エピソード69『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード69 北の地には大きな岩山がそびえ立っていた。これが炭坑であるらしい。 炭坑の入口では、2人の炭鉱夫が途方に暮れたように立ちすくんでいた。 ア「すみませーん!」 鉱「なんだね?君たちは。ここは危ないよ!」 な「ローズクォーツの洞窟ですか?」...
エピソード68『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード68 一行は町に戻り、今日はもう暮れも近いので休むことにした。 翌朝起きると、町は新たな展開を示していた。 店「さぁー寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 100体限りの新商品!《薄紅の天使像》だよ! 聖都ギュイオンヌの彫刻家が監修した、見目麗しい大天使の像だよ!」...


エピソード65『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード65 リーザスの町の雰囲気 by生成AI 町はさしづめ美術館のようであった。土産物屋も美術展だ。 な「買わないならいいでしょ?」ということで、女たちは芸術鑑賞に繰り出した。 アミンは目抜き通りに戻り、靴磨きや靴屋の様子をしばし観察することにした。 靴磨き屋の磨いた靴が、壊れたり汚れたりしてクレームが起きる様子はない。客は誰もが笑顔で帰っていく。 靴屋は2軒か3軒か。特段多すぎるわけでもない。 ショーウィンドーの内側では、やはり赤いヒゲの小柄な男が、黙々と靴を作っている。無骨な働き者のように見える。 靴磨きの様子を眺めていると、どうも磨き屋たちは、金持ちそうな人間にばかり声を掛けているようだった。この町の住民であったり、商人や旅行者であったり様々だが、金持ちそうだという共通点がある。 しかし靴磨きなど金持ち相手の商売か。そのような気もする。 しばらくぼーっとして、観察に飽きも感じはじめた頃・・・ キャー!誰かの悲鳴が聞こえる。 女「私の靴はどこ!?」 座敷の食堂で食事をしていた女性の、靴がなくなったらしい。 女は遠方からローズクォーツの調


エピソード64『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード64 ―リーザスの町― な「わぁキレイ!」 ななは一足早く飛び出していった。 リーザスの町は、薄紅色の石像や細工品があちこちでキラキラと光っている。 リーザスのイメージ。挿絵の参考に♪ by生成AI 店「らっしゃいらっしゃい! リーザス名物、ローズクォーツの招き猫は、ウチが一番一級品だよ!」 ゆ「ローズクォーツ。鉱石で有名な町ってこと?」 ア「なんか空気が悪いな、この町は」 ななは素直に呼び込みに吸い込まれていく。 店「やぁお嬢さん!どうかね?この美麗な招き猫!」 な「かわいいけど、招き猫は持って歩けないよぉ」 店「そうか。かわいい旅人にはこっちだな。 ほら、ローズクォーツのペンダント!イルカのかたちをしているよ!」 な「おぉ~かわいい♪ ねぇゆな、1つだ・・・」 ゆ「だーめ! この町きな臭いから。何か買うとしても後でね」 な「だってぇ。後でまた来ますぅ」 ななはゆなを追いかけていった。 ゆ「どこでも同じようなもの売ってるわよ。 ちゃんと値段見た?だまされないように気を付けて!」 な「ほんとだぁ。あっちもこっちも売ってる」 土
エピソード62『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード62 翌朝。漁港の詰め所に、依頼の報酬を受け取りに行った。 タコ爺さんは上機嫌に一行をねぎらった。 爺「して、依頼の報酬じゃがな。 こんなのはどうじゃろな?」 爺さんは自信満々に言うと、立派な《バトルアックス》を一行に差し出した。...
エピソード61『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード61 すかさずオーシャンクローは、何やら息を大きく吸い込みながらこちらめがけて飛び掛かってきた! 何か大技が来る!! そのときだった! てぇぇぇぇぇぇぇい!!!!! なんとアーシャをはじめとした11人の娘たちは、甲板から一斉に大きく跳びあがった!...
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