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エピソード77『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード77 ―グレイス城― 数日後、一行は大きな城に辿り着いた。 立派だが、聖都ギュイオンヌ大聖堂とは趣が全く違う。一言で言えば、無骨である。 なんでもグランバニアの町民は、「悪の軍勢と戦っている国だ」と言っていた。...
エピソード76『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード76 南に行くともう1つお城があるという話を聞いた。 一晩の休息の後、一行はそれを目指して出発した。 馬車の中では今日もおしゃべりが始まる。 な「ねぇ、キキちゃんどうしてモニカの運命の人がわかるの?あの台所にいた? きっとイケメンの人だろうな~♡」...
エピソード74『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード74 あまり広い城下町ではないが、一通りの店や設備は揃っている。 一行は今日の宿を取り、そしてさらに町を徘徊した。 町も町民も穏やかに見えるが、何か問題や困りごとはないのだろうか? 話をしてみれば、やはり見えてくるものがある。...
エピソード73『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード73 ややもうろく気味な婆さんの言葉を鵜呑みにしても大丈夫だったのかな、と一行は少し不安だったが、北に数日走ると城下町はあった。 ―グランバニア― これまで見てきた城下町に比べると規模が随分小さい。しょぼいとも言えるし、素朴だとも言える。この国に観光に来てどう評価...
エピソード72『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード72 北に行けば城があると、老婆が教えてくれた。一行は馬車をそのとおりに走らせた。 な「レプラコーンだっけ?妖精っていっぱいいるんだねぇ♪」 ゆ「ヨーロッパの神話とかに、色んな種類が描かれてるわよね。 そのすべてが実在するってわけでもないんでしょうけど」...
エピソード71『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード71 鉱「すげぇなお前ら! あのガス臭い怪物をやっつけちまいやがった!」 物音を聞きつけて、表の炭鉱夫たちは様子を見に来たのだった。 怪物退治の立会人が居てくれたことは、一行にとってありがたかった。 リーザスの町に戻っても、別に町民たちから英雄扱いされたいとは思わ...
エピソード69『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード69 北の地には大きな岩山がそびえ立っていた。これが炭坑であるらしい。 炭坑の入口では、2人の炭鉱夫が途方に暮れたように立ちすくんでいた。 ア「すみませーん!」 鉱「なんだね?君たちは。ここは危ないよ!」 な「ローズクォーツの洞窟ですか?」...
エピソード68『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード68 一行は町に戻り、今日はもう暮れも近いので休むことにした。 翌朝起きると、町は新たな展開を示していた。 店「さぁー寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 100体限りの新商品!《薄紅の天使像》だよ! 聖都ギュイオンヌの彫刻家が監修した、見目麗しい大天使の像だよ!」...
エピソード65『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード65 町はさしづめ美術館のようであった。土産物屋も美術展だ。 な「買わないならいいでしょ?」ということで、女たちは芸術鑑賞に繰り出した。 アミンは目抜き通りに戻り、靴磨きや靴屋の様子をしばし観察することにした。...
エピソード64『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード64 ―リーザスの町― な「わぁキレイ!」 ななは一足早く飛び出していった。 リーザスの町は、薄紅色の石像や細工品があちこちでキラキラと光っている。 店「らっしゃいらっしゃい! リーザス名物、ローズクォーツの招き猫は、ウチが一番一級品だよ!」...
エピソード62『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード62 翌朝。漁港の詰め所に、依頼の報酬を受け取りに行った。 タコ爺さんは上機嫌に一行をねぎらった。 爺「して、依頼の報酬じゃがな。 こんなのはどうじゃろな?」 爺さんは自信満々に言うと、立派な《バトルアックス》を一行に差し出した。...
エピソード61『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード61 すかさずオーシャンクローは、何やら息を大きく吸い込みながらこちらめがけて飛び掛かってきた! 何か大技が来る!! そのときだった! てぇぇぇぇぇぇぇい!!!!! なんとアーシャをはじめとした11人の娘たちは、甲板から一斉に大きく跳びあがった!...
エピソード59『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード59 買い物に満足すると、一行は宿に部屋を確保した。 そして荷物を置いて再び町歩きに出る。 何をしようか?とりあえず目的が欲しいので、酒屋を覗いてみた。《WANTED》の掲示板があるはずだ。 な「海に行きたいよ。何か海でできる人助けがいいなぁ」...
エピソード58『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード58 一行は、少し広くなった馬車で再び旅立った。 ア「しばらくはギュイオンヌにも立ち寄れないなぁ」 な「どうして?」 ゆ「退路を断ちたいってベロニカが言ってたでしょ? 私たちの顔を見せるべきじゃないのよ」 な「そっかぁ。もう会えないってこと?」...
エピソード57『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード57 街に戻って王立研究所なるものを尋ねてみると、わずかな量の鱗粉でも思いがけないほどの報酬を貰えた。 なんだかよくわからないな、と一行は思った。 まだ体力はあったので町歩きで暇つぶしするのも良かったが、一行は奇妙な服装であるだけでなく奇妙な香りをぷんぷん漂わせて...
エピソード55『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード55 ギュイオンヌ大聖堂がある聖都が、素晴らしい場所であるとは思えなかった。 しかしまずはそこを見てみるべきか、と一行は思った。他に大した目標もない旅だ。他に大都市も知らない。 聖都は、ミレーユの村から北東に行ったところだと教わった。とにかくその方向に向かうことに...
エピソード54『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード54 一行は、この村でしばらく滞在することとなった。 長旅の疲れを癒すため、毒消しやマヒを治す薬草の調合を教わるため。 そして老人ばかりの村人のために、手伝えることを助けてやった。 棚を直したり、ハーブを摘みに行ったり、薪を割ったり、ネズミをやっつけたり、本を読ん...
エピソード53『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード53 穴の先に国境の役人など徘徊していたら絶望であったが、人影のない場所に続いており、一行は安堵した。 どこか快適な町で休みたかったがそのアテも体力もなく、馬車を囲いながら静かに野営を張って、ささやかに夜を越えた。...
エピソード51『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード51 アミンを先頭に、一行は分離壁へと向かった。 ア「ちょっとうるさくてもいいかな?」 ラ「何をするんだ?」 ア「鉄を打つんだ」 ラ「意味がわからん。まぁ鍛冶の音なら村の者は怒らないだろう」 アミンは馬車から鍛冶道具を取り出すと、壁のほど近くでキンキンと鉄を打ち始...
エピソード50『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード50 集落のはずれに、ライアンの家はあった。小さな粗末な家だ。 彼は本当に、粗末な茶だけで一行をもてなした。 あ「あったかーい♪」ななは感謝の気持ちを込めて、褒め言葉を探した。 ゆ「どうして関所の兵士さんは、旅人すら越境させてくれないの?」...
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