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エピソード49『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード49 森を抜けた頃、ついには国境に辿り着いた。カルベローナ国領とギュイオンヌ国領の国境だ。 長い長い、端が見えないほど長い壁が立ちはだかっている。そして関所が設けられているのだった。 馬車が到着すると、何人もの兵士が立ちはだかった。...


エピソード48『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード48 一行はベロニカを加えて、ブランカの城から旅立った。 ベロニカの外出について門番たちには、「珍しい絵の具の材料を採るために、2~3日遠出してくる」と言い訳した。 そんな理由であるからに、ベロニカは立派な服も、立派な画材道具も、すべてを小屋に置いてきた。着の身着...
エピソード46『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード46 チ「あぁちょっと待て」 チャモロは何かを思い出したかのように、一行を呼び止めた。 チ「アミンと言ったか。こっちに来なさい」 アミンが近寄ると、チャモロは牢屋ごしにアミンに手をかざした。 何やらぶつぶつと念じている。 チ「はっ!!」...
エピソード45『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード45 城の中に入ると、応接間の壁には大きな立派な肖像画が飾られている。 な「わーぁ、美しいお姫様!」 兵「我が城の女王様である。くれぐれも粗相のないように!」 ゆ「王様よりも女王様が有名なお城。やっぱ絶世の美女だったりするのねぇ」...
エピソード42『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード42 1日2日で通り抜ける街ではないと悟り、長期滞在に向いた安めの宿を探した。 キキはボロい宿でもまったく文句を言わなかった。 「この部屋、わたしのベッドよりも小さいわ!」と言ったが「文句」を言っているわけではない。...


エピソード41『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード41 夜は酒場に出て、情報収集に励んだ。なにしろカルベローナのことは何も知らない。 町人たちの話によると、北東の方角には大きな街があるという。まずはそこだろう。目的地の目処は立った。 キキは妖精の女王だとバレていないが、しかし目立った。キキがいなかろうと目立つパー...
エピソード36『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード36 ゆ「ねぇ!ちょっと試してみてもいい?」 ア「なんだ?」 ゆ「ちょっとさぁ、目を閉じて漕いでみて!」 な「えぇー!!」 ゆ「いや言い過ぎたわ。 目を閉じなくてもいいけど、少し左右に反れてもあまり気にしないで、とにかく真っすぐ進んでみて!...
エピソード35『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード35 兵「城は、まっすぐこの先にある」 な「でも霧の中を手漕ぎボートで真っすぐなんて・・・」 兵「一度しか言わない。城は、まっすぐこの先にある」 ゆ「あ!ポワン様が、何か試練のようなことがあるって言ってた! それはこれのことなんじゃない?」 ア「行ってみるか」...
エピソード34『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード34 兵「はぁ・・・」兵士は1つ、溜息をついた 兵「そなたらは、これからも遥か旅を続けるつもりか?」 な・ゆ「は、はい」 兵「では覚えておいたほうがいい。 仲間とは、ずっと一緒に居られるとはかぎらない。すべての冒険者の宿命だ。...
エピソード33『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード33 《ホイミ》と《ヒャド》を会得した一行は、少し得意気な顔で、砂漠をさらに進んでいった。 いいや得意気になれるだけではない。ゆなが《ヒャド》を覚えたことで、かえんムカデもベビーゴイルも格段に倒しやすくなった!...
エピソード32『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード32 ゆなは一人、早々にお腹を満たすと、約束どおりポワンの元に戻った。 ゆ「ポワン様。お待たせいたしました」 ポ「あぁ、愛しいゆなさん。 私はあなたを守って差し上げたい」 ゆ「え、なんです急に?」 ポ「急にではありません。あなたの言動を拝見して、込み上げた思いです...
エピソード30『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード30 ゆ「ちょっと待って! ところで私たちは、何を協力してあげればいいの?」 リ「えぇと、そうですね。わたしが出来るだけ話してみましょうか。 森は火災で焼けてしまいました。 これは、《春風のフルート》で治療が出来ます。...
エピソード29『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード29 アミンは残りの2人を起こした。 4人は屋上のガーデンテーブルに腰を下ろし、珍しい来客を説明した。 ハ「へぇ、エルフか。ドワーフよりずっとかわいいぜ。 冒険はこうでなくっちゃな! でも・・・オレの武器を隠したのも、おまえだな?」...
エピソード28『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード28 4人は手頃な食堂を探し、腹ごしらえをした。 ア「緩衝帯を経て・・・その先に国境があるのかなぁ」 な「じゃぁもっと北に行くってことだぁ!」 ハ「早く大きな街に行こうぜ!なんかカッコいい武器が欲しい・・・ じゃねぇよ!...
エピソード27『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード27 まだまだ森は続く。が、心なしか圧迫感が薄れてきているような気もする。 森から抜ければ国境に至るのだろうか?新しい国に早く辿り着きたいが、未知なる国は恐ろしい。 魔物を倒しながら歩を進め、そろそろ新しい何かに立ち向かわなければならないような気がして、ハラハラし...
エピソード26『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード26 ア「入るよ?」アミンは物おじせずにテントのすだれをくぐる。 西「ハーオ。旅人が来ていると聞いている」 ア「《やくそう》を2~3追加したいんだ。ある?」 西「《やくそう》を売るのは私の仕事ではない。それは道具屋へあたってくれ」...
エピソード25『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード25 ア「シャーマンさん。 あなたが吸ったその葉巻、マリハナの葉では?」 東「ん?い、いや、えぇっと・・・ おぬしはドワーフか?」 ア「えぇまぁ。 それより、質問に答えてください」 東「そ、そうだが。 それが何か?」 ア「その葉巻を吸わずに、透視は出来ます?」...
エピソード24『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード24 一行は酋長のもとへと駆け寄った。 ア「酋長さん!」 酋「やぁおはよう!おはよう!よく眠れたようだね」 ア「そうですとも。効きの強いお酒をずいぶん飲まされましたからね」 酋「うん?どういう意味だね?」 ア「僕たちの全財産が、寝てる間に失くなっていたんです。...
エピソード23『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード23 宿屋の店主が話しかけてきた。 宿「里を抜けるのか? 北西寄りに進むと人間の原住民族の集落がある。 もとは人にも妖精にも中立な、まぁ付き合いやすい奴らだったが、酋長が代変わりしてから良からぬ噂を聞くよ。 休息や物資補給に立ち寄るのはいいと思うが、ちょっと警戒し...
エピソード22『世界樹 -妖精さんを仲間にするには?-』
エピソード22 族長は去った。 アミンはしばらく、複雑な感情の渦にさいなまれながら、うつむきながら茫然としていたが、やがて目に生気を取り戻した。 ア「で、一体何があったんだい?どうして山火事が?」 ハ「朝飯を探しに行ったんだ」...
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