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第37章 えいゆう
第37章 えいゆう 大きな立派な城壁に囲まれた城であった。二人が達した城門には「南門」と書かれていた。他の方角にも門があるのだろう。城というよりは賑わう城下町で、複数の入口を必要とするほど、広大な城下町であることが察せられた。...
第40章 しかし じゅもんはかきけされた!
第40章 しかし じゅもんはかきけされた! アークボルトの遺跡探索に戻る。 「もう少し情報が欲しい」リオは思った。 4つの遺跡を見に行くにしても、どの遺跡がどの英雄に関連しているのか、それぞれがどんな遺跡なのか、何も知らないのだ。...
第30章 テパ
第30章 テパ テパを目指して、二人は宿を出た。 リ「まだ遠回りが必要みたいね! 炭坑攻略はしばらくあきらめて、まずは《水の羽衣》をゲットしに行きましょ」 マ「そのお洋服、可愛いかなぁ~」 リ「羽衣って言ったら天女のお召し物だからね!きっと可愛いわ♪」リオは精いっぱいマナの...


第65章 魔王
第65章 魔王 ?「いやぁご苦労さんだよブオーンくん」 見知らぬ者が、リオたちの背後で足を組んで座っている。出来あいの玉座に。 リ「何者…!?」 ?「時間稼ぎをしてくれただけでも良しとしよう。玉座は置けた。 俺は誉めて育てる主義だからね」 マ・リ「…!?」...
執筆ウラ話(≧∇≦)
執筆ウラ話(≧∇≦) 『極振り』から着想を得ています。 この作品における、マナの「守備力全振り」構想は、率直に言って、『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』というアニメから着想を得ています(笑) 私がそのアニメを見たときに、「こういう女の子のドラクエラノベを書...


第44章 カボチむら・その2
第44章 カボチむら・その2 今度はマナの番だ。 マナはマナなりに物事を考えた。 農夫の野菜を守ってあげたいが、一人でモンスターを退治するのは怖いのでやめた。 そして、武器屋の親父の肩もみをしてあげることにした。 危険を冒して買い付けに出る武器屋を労ってあげるのは、有意義に...
ラノベ『僧侶だけで魔王を倒すには?』もくじ
ライトノベル『僧侶だけで魔王を倒すには?』のもくじページです♪ ここを基点として読んでいってください^^ ラノベ『僧侶だけで魔王を倒すには?』まえがき 第1章 そうりょとそうりょ 第2章 しゅび力 第3章 スライム 第4章 メラ 第5章 クエスト 第6章 かばう...
第27章 ちゅうだんのしょ
第27章 ちゅうだんのしょ 単調なレベル上げを続けていると、マナは「飽きてきた」と訴えはじめた。 「まぁそうよね」リオは頷いた。 ドラクエのレベル上げは地味にキツイものだ。熱意のあるプレイヤーでないと長くは続かない。マナはその領域でないことを、リオはわきまえている。...
第31章 むらびと
第31章 むらびと ドン・モハメから借りた竹カゴいっぱいに《あまつゆ草》を摘み取って、それを老人に手渡した。 ド「おほほー、充分じゃ!これだけあれば立派な羽衣が作れそうじゃ♪」 リ「上質なやつ?そうなったらめちゃくちゃ嬉しいんですけど!」 ド「しかし…。...
第19章 エルフのかくれざと
第19章 エルフのかくれざと モンスターを倒しながら冒険を進める。霧の立ち込める妖艶な森は時間帯の感覚もよくわからないが、夕暮れ時になって二人は何かに手が届いた。 マ「見てリオ!なんかちょっと森が開けてるよ!」 森の中に小さな村がある、という雰囲気であった。...
第22章 ふぉっふぉっふぉ
第22章 ふぉっふぉっふぉ マ「やったぁ!!」 負「ふいー、疲れた」老人はまた寝そべってしまった。 二人は敢闘賞の老人に駆け寄っていく。 審「おい、そこをどきなさい!次の試合の邪魔になる」 負「あぁすまんすまん。失礼をした」...
第21章 コロシアム
第21章 コロシアム 審「組番号6番、13番の者たち、前へ!」 マ「わ、わたしたちだぁ!」 3人はゆっくりと前に出た。対戦相手は想像通り、強面な3人である。立派な鎧を身にまとい重厚な武器を持ち、いかにも強そうだ。残り者の僧侶3人組、というわけにはいかなかった。...
エピソード48
ラクダでの登山は、 最初の20分程度は楽しかったけれど、 だんだんと、苦痛になってきた… ラクダのストロークのたんびに、 僕の股が大きく擦れちゃって、 足全体がひどく痛んだ…。 でも、 「この状態だったら、自分で歩いたって痛いだろうなぁ…」そう思って、...
エピソード4
とにもかくにも、 タフリール広場には、到着した! この、「タフリール広場」という場所は、 エジプトを訪れるバックパッカーなら、100人中122人は、訪れる!! …何? そんなに素晴らしい場所なのかって?? 「素晴らしく」は、ナイ! 「凄まじい」場所なんだ!!...
『導かれし者たち』プロローグ
僕は当時、 あるオーディオ・プレイヤーの会社の、サポートセンターに勤務していた。 雇用形態は、派遣社員だった。 身近なスタッフに関しては、みんな優しく人情的だった。 派遣社員は、正社員からすれば「外様」だから、 なれなれしい口の利き方はされかったし、...
エピソード20
僕は、ヌビア村に向かおうと思った。 山の上から見ると、すぐ近くにあるように見えたけど、 実際に歩いてみると、30分以上も掛かった(笑) 川岸と集落は、小さなミニバスが結んでくれているから、 フツウはそれを利用するようだね。 30分掛けて集落に迷い込んでみると、...
エピソード26
…まったく眠れないまま、 朝の5時ごろになり、寒さはピークに達した。 疲労も眠気も、ピークだった…。 肌のキレイな日本人が薄汚れた連結車両で震えている様は、 圧倒的にミジメでブザマで、場違いだった。 そんな折、 キセキが起きた…!!! 乗客の一人が、 「中に入りなよ」と、...
エピソード45
僕は、次の宿を探しはじめた。 幸いにも、この辺りには宿がたくさんあったよ。 中庭の美しい宿に引き寄せられて、その敷地に入った。 東屋のようなモノの下で、のんびり涼んでいたスタッフに声を掛けて、 一泊の値段を訊いた。 ちょっと高かったけれど、...
エピソード23
とにかく、よくわかったのは、 あの「和食レストランがあります」と書かれた安宿の主人は、 「不正を働いてでも儲けたいタイプの商売人」だと言うことさ。 僕は、彼とは極力ツルまないようにした。 その日はもう、のんびりと、近場の散歩に費やした。 翌日は、一大観光日となった!...
エピソード11
西方砂漠のツアーは、 白砂漠とか黒砂漠とか、クリスタルマウンテンとか、 いろんな地形のポイントに訪れるよ。 それぞれ色んな雰囲気が楽しめるけど、 どこまでもどこまでも続く砂丘…!! っていうようなのは、ナイんだよね。 黒砂漠は多少それっぽいけど、スケールが小さいね。...
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