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エピソード10 『ギャル進化論』
エピソード10 すると、今度は、 振る舞いや言葉遣いも、おしとやかになってくる。 フシギなものだ! あれだけ、親に言葉遣いを指摘されても、 治る気配が無かったというのに、 服装が変わると、服装に見合った言動を、選ぶようになる。 ギャル時代の友人から電話が掛かってくると、...
エピソード3 『ご主人様の面接』
エピソード3 成績が良いと、 先生たちが、あたしに期待を掛け始めます。 あたしを、優等生と思い込みます。 でも、そういうのが、イヤでたまらなかったです。 あたしは、のんびり静かに、暮らしていたいのです。 高校3年生になると、...
エピソード6 『ギャル進化論』
エピソード6 今の話に似通っているけれど、 私は、「ジャンル」も、決めていない。 「カメラが趣味です」 と自己紹介すると、 「何を撮るの?」と、突っ込まれる。 大概のカメラ愛好家は、 「動物カメラマン」とか、 「富士山カメラマン」とか、...
エピソード1 『ゆずと林檎』
エピソード1 オレは、フォーク・デュオを組んでいる。 ミュージシャンである。 詳しいことは書けないが、その道で食べている。 オレは最近、考えていることがある。 「離婚」だ。 …と言っても、オレは独身である。 独身者が、離婚…!? そうだ。...
エピソード7 『ゆずと林檎』
エピソード7 オレは、たいてい何でも相方に話せるし、 相談もしてきている。 けど、 1つだけ、どうしても聞けないままのことがある。 それが、ルックスの件なのである。 「なぁ、オマエ、ひょっとして、 オレのことを、『客寄せのルックス担当人員』 として扱ってる?」...
エピソード6 『ゆずと林檎』
エピソード6 オレが相方よりも優れている点と言えるのは、 鍵盤楽器が弾けることだと思う。 オレらは、ツイン・アコギのデュオであるけれど、 ピアニカなんぞを、たまに握ったりする。 路上ライブの時代には、かなり重宝した。 けれど、アイツのギターの巧さから考えると、...
エピソード3 『ゆずと林檎』
エピソード3 フォーク・ミュージシャンやロック・ミュージシャンは、 世の中の矛盾や政治家の虚勢について、 揶揄したりする人も、多い。 けれども、 そんな自分だって、 矛盾に満ちているし、虚勢に満ちている… 商業音楽なんて、 「あちこちにコビを売る世界」だよ。...
エピソード5 『ゆずと林檎』
エピソード5 オレらのデュオの特徴を、紹介したいと思う。 オレの相方は、 とても良い曲を書く! 詞もメロも良いし、転調の使い方なんかもすごく上手い! 正直、オレは、 アイツの曲に影響を受けて(真似て?)書いた曲が、 幾つもある。 ある意味、アイツは、...
エピソード4 『ゆずと林檎』
エピソード4 第一線で活動するミュージシャンに、 海外放浪の時間が無いのは、事実だ。 けれども、 本当にその気になったら、 作り出すことは出来るんだよ。 少なくとも、 5年以上も安定した売り上げを残したなら、 「1年くらい、休みを下さい!...
エピソード8 『ゆずと林檎』
エピソード8 2人で音楽活動を続けていても、 それなりに、成長できる事柄もある。 あるには、あるぜ? 色んな国の、色んな音楽に耳を傾けて、分析して、 自分の作る曲に取り入れていくんだ。 今時、コテコテのフォークはダサ過ぎるから、 ナマ音の良さを残しつつも、...
エピソード2 『ゆずと林檎』
エピソード2 別離と言うと、 オレとアイツの仲は、険悪なのだろうか? 否!そんなことは無い! 結成から10年以上経つけど、 いまだにしょっちゅう、 2人で酒を飲みながら、エロ話などで盛り上がっている。 真面目な話も、出来るし。 オレが別離を考えている理由は、...
エピソード8 『小さな大ちゃん』
エピソード8 「そういう方向」にも、 ムカイくんみたいのが居れば良かったのだが、 ムカイくんみたいのは、 雀荘にもパチンコ屋にも、居ないのだ。 ヤツは、「遊びの天才」だったけれど、 金が絡むようなプレイ・スポットには、繰り出さないのだ。...
エピソード6 『小さな大ちゃん』
エピソード6 ドッヂボールでも、同じような具合だった。 オレは、前に出て「攻撃」するのは、やめた。 いつもいつも、後ろに下がった。 相手チームのエースが、 オレのチームの前のほうにいるトロいヤツを狙う。 ボールが上手く避けられて、再び相手チームの外野に届きそうなのを、...
エピソード3 『小さな大ちゃん』
エピソード3 オレとムカイくんは、 いつも並んで歩いていたから、 極端にデカいのと極端にチビいのが並ぶことになって、 一種の名物のようになってしまった。 最初のうちは、 ムカイくんと並んで歩くのが、イヤだった。 オレのチビさが、際立ってしまうから。 でも、...
エピソード4 『小さな大ちゃん』
エピソード4 …「器の大きい人」って、どんなのだ!? オレは、ムカイくんに尋ねた。 「うーん。 大ちゃんの両親の価値観次第じゃないかな? お金とか地位がある人のことを、『器が大きい』って言う人もいるし、 『縁の力持ち』な人のことを、『器が大きい』って言う人もいるし。...
エピソード1 『おばあちゃん子の輪廻』
プロローグ 私は、いわゆる「おばあちゃん子」である。 「おばあちゃんと異様に仲良し」というタイプのおばあちゃん子ではなく、 「おばあちゃんに育てられた」というタイプの、おばあちゃん子だ。 「おばあちゃんに育てられたんだよね」という身の上話をすると、...
エピソード9 『小さな大ちゃん』
エピソード9 女に溺れて、「縁の下の力持ち」を止めたオレは、 ボロボロな大人になった。 セックスがあっても、人生が楽しくない。 セックスをすればするほど、人生が虚しく感じられる。 人生に対する罪悪感や焦燥感が、抜けない。 酒でも、抜けない。一瞬忘れられるだけだ。...
エピソード2 『小さな大ちゃん』
エピソード2 けれど、 オレの「ならず者」生活は、1年で幕を閉じた。 改心させられてしまったのだ! 3年生進級のクラス替えで、 ムカイくんという男と、同じクラスになった。 オレは、第一印象では、ヤツが嫌いだった! クラスで一番、背が高かったからだ! でも、...
エピソード1 『小さな大ちゃん』
エピソード1 オレは、背が小さい。 幼稚園の頃から、 背の順は1番前か、せいぜい2番目だ。 2番目くらいなら、1番小さいほうが、潔い。 「名は体を表す」と言う言葉がある。 けれど、そんなの真っ赤なウソだってこと、オレは知ってる。 7歳で悟った。 なにしろ、...
エピソード5 『小さな大ちゃん』
エピソード5 オレは、 どうやったら「縁の下の力持ち」になれるか、考えた。 けれども、 オレはあんまり頭が良くなかったから、 頭脳で役に立てる気配は、無かった。 オレが自慢できるのは、スポーツくらいだった。 中でも、オレは、球技が好きだった。...
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