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エピソード7 『小さな大ちゃん』
エピソード7 体育の授業で、このようなスタイルでプレイしていたら、 なるほど、先生から、 「大ちゃんは、縁の下の力持ちだね」 と、言われるようになった。 「縁の下の力持ち」は、他人に気付かれずに遂行するものだけど、 小学生のオレは、純粋に、嬉しかった。...
エピソード5 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード5 私は多分、人より自立的だし思いやりある人間だと思う。 その心を育んでくれたのは、やはりおばあちゃん育ちの境遇であると思われる。 おばあちゃんは私にとって、家族同然の存在ではあるが、 かといって、家族ではない。...
エピソード8 『ドヴォルザークの再来』
エピソード8 …とまぁ、 ナカジマさんってのは、そんなカンジのヒトなんだよ♪ 学生だった当時は、 「スゴいヒト!」とはあんまり感じてなくて、 「変わったヒゲ親父だなぁ」ってくらいのモンだったさ。 でも、 自分が成長するに連れて、様々な価値観を知って、様々な大人を見ていくと、...
エピソード4 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード4 おばあちゃんは、学校行事に関しても、1つも欠かさず参加してくれた。 入学式、授業参観、運動会、合唱祭… わたしが頑張り、成長していく雄姿を、いつも笑顔で見守ってくれた。 なにしろおばあちゃんはおばあちゃんで、会社に出勤したりはしないので、...
エピソード3 『ドヴォルザークの再来』
エピソード3 ナカジマさんは、「もう一つの顔」を、持っていたよ。 僕は、吹奏楽部に所属していたから、 「顧問・指揮者としてのナカジマさん」も、垣間見ているんだ。 ナカジマさんは、 部活の指導をする際には、チョっと違った。 「楽しければイイじゃん♪」...
エピソード6 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード6 渡仏以降の母は、あまり母親らしいことはしてくれなかった。 一年のうちに1度も日本には戻らず、 ただ正月にだけ、写真入りのエアメールが送られてきた。 母がプロデュースに関わった、舞台の写真である。 仲間たちと、楽しそうな幸せそうな笑顔で写っている。...
エピソード5 『ドヴォルザークの再来』
エピソード5 ナカジマさんが赴任して来るまで、 僕らの学校の音楽室には、 上等なステレオ・コンポというものが、配備されてなかった。 吹奏楽部員が、 新しい曲のお手本CDを聴くときでさえ、 安っぽいラジカセを、使っていたんだ。 ナカジマさんは、この状況を憂いた…。...
エピソード7 『ドヴォルザークの再来』
エピソード7 …なんだか、 やたらと、奉仕的なヒトのようなカンジするよね? 「そんなに突っ張っちゃって、大丈夫!?」 なんて、心配しちゃうヒトも、いるかもしれないねぇ。 けれど、 冒頭のハナシ、覚えてる?? ナカジマさん自身は、...
エピソード1 『ドヴォルザークの再来』
エピソード1 僕の中学校には、 ヘンな先生が、イッパイ居た。 今日は、 その中でも、音楽教師のナカジマさんを、紹介したいと思う。 彼は、 僕らが2年生に進級するのと同時に、 僕らの学校に、赴任してきた。 新任式の挨拶では、何を喋ったか、覚えてナイ。...
エピソード3 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード3 次に、就寝サイクル。 神奈川に居たころ、私はときどき、両親に夜中まで連れまわされたものだが、 おばあちゃんもおじいちゃんも、21時にはもう、布団の中の夢の中に居る。 必然的に私も、早々に眠りに就く。 夜中はいかがわしいテレビ番組ばかりだということを知ったのは、...
エピソード7 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード7 おばあちゃんに育てられたことの弊害というか、デメリットといえば、 やはり、周りの子たちと話が合わないことだろう。 テレビの話題はわからないし、おやつはダサいし、考え方がずいぶん違う。 そのため私は、あまり友人には恵まれなかった。...
エピソード8 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード8 私は、絵描き仲間と恋に落ち、時折りデートを交わした。 そして私は、彼の子を身ごもった。 それは予期せぬ出来事であり、歓迎せぬ出来事であった。 私は私の創作を、養育に遮られたくは無かったのだ。 おばあちゃんはもう、80歳を超えていた。頼れるはずがない。...
エピソード2 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード2 そうして私の人生も、第2幕がはじまった。 神奈川の市街地から、鹿児島の田舎町に舞台を移して。 生活スタイルがずいぶん急変したので、さすがに最初は、面食らった。 けれども、よくよく眺めてみれば、その変化の数々は、決して悪いものではなかった。 まずは、食生活だ。...
エピソード6 『ドヴォルザークの再来』
エピソード6 ナカジマさんが、 自分のお金や所持品を差し出すのは、 何も、吹奏楽部員たちだけじゃ無かった…! ナカジマさんは、50歳にもなろうかというのに、独身だった。 そもそも、結婚願望というモノが、まるでナイようだった。 独身なハズなのに、...
エピソード2 『ドヴォルザークの再来』
エピソード2 …すると、ナカジマさんは、 赴任して1週間で、 もう、生徒たちの人気者になってしまう!! 生徒の誰一人として、 音楽の授業をサボりたいとか、思わなくなってしまう。 …音楽の授業サボるヒト、多かったでしょ? そして、 ナカジマさんは、授業もまた、面白い!!...
エピソード4 『ドヴォルザークの再来』
エピソード4 ナカジマさんは、「音楽バカ」でも、無かった。 「人生は、音楽以外にも大切なことがたくさんあるのだ」 ということを、深く理解している、偉大な人格者だった! 僕らの代の前後は、 なぜか、男子部員がメチャクチャ多かった(笑)...
エピソード3 『虚像のバンドマン』
エピソード3 …いや! 「ストイックに音楽をやっているバンド」なんて、 1割も居ねぇよ。 「メジャー・デビューを目指すこと」と、 「ストイックに音楽をやること」は、相容れねぇんだ。イコールじゃ無ぇんだよ。 何しろ、 「ストイックに音楽をやっている」だけじゃ、ファンは付かねぇ...
エピソード9 『虚像のバンドマン』
エピソード9 次は、女絡みのほうを話そう。 こないだ、 「韓国のプロダクションが、女性アイドルに性的強要を云々」 なんてニュースが流れてたけど、 日本の大手レコード会社やプロダクションは、 ああいうことは、まず、無いだろう。 今の若い女の子たちは、...
エピソード7 『虚像のバンドマン』
エピソード7 「AKBとか、どうなのよ!?バンドより多いじゃんよ!」 って疑問が、挙がると思う。 あれはまた、別のカラクリがある。 アイドルっていうのは、 「アーティスト」としては、尊重されていないことが、多い。 まぁ、商品力が上がれば、手のひらがひっくり返るようだけど。...
エピソード10 『虚像のバンドマン』
エピソード10 実は、 メジャー・シーンに登場するミュージシャンたちというのは、 軒並み、ヤクザと絡んでいる。 自分のプロダクションやレコード会社が、ヤクザ絡みであると承知の上で、 尚も、メジャー所属を、し続けている。 ヤクザの助けを借りてでも、売れたいヤツらだけが、...
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