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エピソード35 『トルコで見つけたドラゴンボール』
イスタンブールに戻ってきてから、計3日ほど養生して、 僕の体力は、ようやく戻ってきた。 そして、僕の心が出した答えは、 「さすらいたい!」 というものだった。 スケジュールは大幅に変更して、 とりあえず、東の大都市・エルズルムへ、 飛行機で一気に飛ぶことにしたよ。...
エピソード2 『トルコで見つけたドラゴンボール』
トルコを訪れる旅人は、 たいていはまず、イスタンブールに降り立つだろう。 …陸路をさすらってる放浪者は、別だけど。 イスタンブールは、 横長四角形のトルコの地形に対して、 北西の端っこ辺りに、位置してる。左上。 旅のスタートを切りやすい立地と言えるね♪...
エピソード37 『首長の村の掟 -真実の物語-』
車はやがて、 砂利道に入った。 「STOP」と書かれた遮断機の前に着くと、 守衛のような男性が、 ドライバーの身分証か何かを、確認していた。 すぐに、バーは上げられた。 しかし、 遮断機を越えた辺りで、車は停まった。 「ここからは、歩いて見て周りな」と、言われた。...
エピソード26 『首長の村の掟 -真実の物語-』
ガイドの調理で、朝食を済ませると、 僕らは朝から、トレッキングを開始した。 正直僕は、青ざめる思いだった…。 とてもじゃないが、 昨日と同じ距離など、歩けそうも無かった…。 幸いにも、今日の道程は、 「トレッキング」というより、「ハイキング」だった。 つまり、...
エピソード11 『首長の村の掟 -真実の物語-』
翌朝は、 9時頃に宿をチェックアウトして、近場を歩いた。 これは、 山岳民族の村々を巡るツアーに、参加するためだった。 そのようなツアーを催行する、小さな旅行会社は、 チェンマイに、腐るほどある。 腐るほどあるということは、玉石混交ということだ。...
エピソード12 『首長の村の掟 -真実の物語-』
昼近くまで、 クサカベさん家の庭で、のんびり涼んでいた。 お喋りをしながら。 クサカベさんは、 「ツアーの内容」にはこだわりを見せたが、 「金儲け」には、こだわっていなかった。 商売っ気が無いのだ。 自分でホームページを作り、 ツアーの内容を丁寧に紹介するだけで、...
エピソード36 『首長の村の掟 -真実の物語-』
…とにかく、 あなたの今の暮らしや、精神レベルでは、 アセンションなど夢のまた夢であることは、理解して貰えたかと思う。 アセンションは、諦めたほうが良い。 それでもアセンションしたいなら、 出家するほどの覚悟が、居る。 仏教僧になる必要は無いが、...
エピソード18 『首長の村の掟 -真実の物語-』
象にまたがる一行は、シャン族の村に到着した。 …ここの光景を、ほとんど思い出せない。 ハデな民族では、無かったのだろうと思う。 東屋のようなところで、 みんなでテーブルを囲んで、昼食を取ったのは、覚えている。 村で食事をしたというよりも、...
エピソード2 『首長の村の掟 -真実の物語-』
バンコクから、 寝台列車にでも乗って、チェンマイまで北上してみよう。 インドのチェンナイじゃないよ? チェンマイは、タイの「第二の都市」と言われているけれど、 大して栄えてはいない。 …5年前は、大して栄えてなかった。 まぁ、大して変わらないとは、思う。...
エピソード19 『首長の村の掟 -真実の物語-』
そこからは、 過酷な山登りが始まった! 僕は、「トレッキングと言っても大したことは無いだろう」 と踏んでいたのだけれど、甘かった! また、僕は、 みんなよりも荷物が重かったので、余計にキツかったのだろう。 僕は、例の15リットルのリュックしか、持っていなかったから、...
エピソード23 『首長の村の掟 -真実の物語-』
集落は、川のそばに築かれていた。 山道からは、 樹の根っこが絡まって作られた、 可愛らしい、「自然の橋」を渡って、到着する。 この橋が、クタクタの旅人たちの心を、ほのかに、癒してくれる♪ かなり急勾配な、山の斜面に、 カレン族の集落は、築かれていた。...
エピソード33 首長の村の掟 -真実の物語-』
メーホンソン行きの長距離バスは、 チェンマイの長距離バス・ターミナルから、出ている。 メーホンソン行きは、 大きな観光バスと、 小さなライトバンと、2種類あるらしかった。 観光バスのほうが、断然、快適であるらしく、 旅行者はたいてい、バスを選ぶらしかった。...
エピソード31 『首長の村の掟 -真実の物語-』
イカダが目的地に到着すると、 このトレッキング・ツアーは、終了だ。 あとは、 こないだのピックアップ・トラックに乗って、 チェンマイの旧市街に、戻って行く。 ちなみに、 イカダで用いられた竹は、 象たちが、再び川上に運んでくれるらしい。 ご苦労さんである。...
エピソード5 『首長の村の掟 -真実の物語-』
ところで、僕は、 「荷物が少ない旅人」という点で、それなりに有名(?)だ。 高校生が学校に背負っていくような、15リットルの1Dayリュックで、 長旅でも、こなしてしまう。 あとは、トラベル・ギターを別途、肩に掛けている。 腰にもウエストバッグを巻いているけれど、...
エピソード24 『首長の村の掟 -真実の物語-』
陽の暮れたカレンの村に、話を戻そう。 食事がラフに出来上がると、 今度は、集落の片隅に、小さな焚き火がしつらえられた。 その火で最後の仕上げをし、 そのまま、ミニ・キャンプファイヤーさながら、小さな宴が始まった。 どんな食事だったかは、思い出せない。...
エピソード1 『トルコで見つけたドラゴンボール』
プロローグ 「トルコって、どんな国なの?」 って質問されたら、僕は、 「おもちゃ箱のような国だ!」 と答えるね♪ 西に行けば、ヨーロッパの雰囲気が味わえるし、 東に行けば、アジアの殺伐さがある。 国全体が、当然、中東のテイストを持っている。...
エピソード29 『首長の村の掟 -真実の物語-』
翌朝はまた、 朝食が済むと、歩き出す。 川沿いの山道を、2時間ほど歩いたか。 これも、そんなに苦労した記憶が無い。 やがて、 川のほとりの集落に、到着する。 集落の入り口には、 やはり、観光客用の大きなロッジが、しつらえられてある。 荷物を置くと、自由行動になり、...
エピソード39 『首長の村の掟 -真実の物語-』
下のメインストリートに下りてきて、尚も奥に向かって歩いていると、 前方から、青いTシャツを着た、黒髪の青年が走ってきた。 すれ違いざまに、彼の存在に気付き、顔を見ると、 日本人のように見えた。 観光客のほとんど居ないこのタイミングで、日本人を見つけて嬉しかったので、...
エピソード35 『首長の村の掟 -真実の物語-』
…さて、 これでようやく、冒頭のシーンに達した。 これまでは、長い長い、プロローグだったのだ(笑) 本編よりも、プロローグのほうが長い物語があったって、たまには良いだろう(笑) メーホンソンに到着したのは、 早朝の6時頃だった。...
エピソード4 『首長の村の掟 -真実の物語-』
建物を出てみると、 トゥクトゥクのドライバーが、満面の笑みで、僕を見ていた。 待ち構えていた。 トゥクトゥクというのは、幌(ほろ)付きのバイクタクシーのことだ。 基本的には、地元民向けの、チープな交通手段であるが、 すっかり、貧乏なバックパッカーたちの御用達となっている。...
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