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エピソード17 『トトロの森のけもの道』
エピソード17 僕らは、 いったん車に戻って、自分たちの地図を持ってきた。 そして、改めて、 コッチの地図のほうに、印を付けてもらった。 「いやぁ、オレ、 お巡りさんにこんなに親切にしてもらったの、初めてだよー!!」 「ボウズー!...
エピソード4 『トトロの森のけもの道』
エピソード4 僕は、1つだけ、 近場で行ってみたい場所のアイデアを、思いついた。 「ねぇ、 『トトロの森』行ってみない!?」 「イイねぇー! サイコーだよ、ムカイくん。 じゃ、出発するよ?」 ぶるるるるーん… 「ちょ、ちょ、待てよ!...
エピソード5 『トトロの森のけもの道』
エピソード5 …そういうワケで、 ようやく、車は走り出したんだ。 何1つ、確かな情報なんか、持たずに、さ? …なんでヤツが、 目的地のロクな手掛かりも持たずに、 気軽に発進出来ちゃうか、わかる?? それはさぁ、 ヤツは、「ドライブが好きだから」なんだよ。...
エピソード12 『トトロの森のけもの道』
エピソード12 …まぁ、そういうワケで、 メガネを掛けた農村のポケモンマスターは、 てんで、役に立たなかったんだよ。 …いや、 彼も、役に立ったんだぜ!? まず、 「僕とハルオに、イキな笑いを提供してくれた」 ってのが、1点目だろう? それにさ?...
エピソード8 『トトロの森のけもの道』
エピソード8 …実はさぁ、 僕、10年以上も昔のことを、思い出しながら書いてるから、 どんな道を通って、どんなモノを見たかとか、 そういうの、ほとんど、覚えてナイんだよ(笑) 参っちゃうよねぇ! とりあえず、覚えてんのは、 ハルオが、 奥田民生の「イージュー☆ライダー」...
エピソード9 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード9 メモ紙に記された住所に辿りついてみると、 そこは、家でもなければ学校施設でもなく、 げすとはうす ふうらいぼう ゲストハウス? 僕は、そんな単語を初めて見聞きしました。 ゲストってことは、誰かが住んでるんでしょう。 学校寮みたいなことなんでしょうか?...
エピソード1 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
プロローグ 「金八先生」って知っていますか? 1980年代かそれ以前に生まれた日本人なら、 たぶん誰でも、知ってると思います。 国民的ドラマですし、教師の鑑(かがみ)ですからね。 あのドラマを見て教師を志した若者は、ものすごく多いと聞きます。...
エピソード2 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード2 取り残された僕は、仕方なく、一人でとぼとぼ廊下を引き返しました。 学部長の話は、いったい何だったんだろう? あの人は僕をからかっているのか?僕が教師に向いていないだなんて… それに、教員試験を諦めて沖縄に旅行しろだって?馬鹿げてる。 …でも、...
エピソード15 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード15 「ちょっと質問しようか?」 アベさんは珍しく、自分からセクションを組み立てた。 「はい。答えられる自信はまったくないですけど…」 「今の教育、何が問題だと思う?」 「何を改革すべきか?という意味ですか?」 「そうだな。そういう質問だ。」 「うーん…...
エピソード14 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード14 僕は、アベさんの過去をもっと知りたいと思いました。 「つまり、 このゲストハウスとやらに来る前までは、 もっといろんなこと…教師業とかも、やってたんですね?」 「そうだよ。 22で、新卒と同時に教師になった。高校教師だ。 最初のうちは、...
エピローグ 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピローグ 結局僕は、そのまま沖縄に居座り続けました。 アベさんやコメディアンな亮くんと一緒に、このゲストハウスで暮らしたのです。 滞在費は、アルバイトで稼ぎました。 近所のさとうきび畑で、農業を経験させてもらいました。 手持ちが20万近くあったので、...
エピソード17『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード17 「…あの、 結局のところ、僕、どうすれば良いんでしょう?」 「知らねぇよ、そんなの。 オレはオレの感性に基づいて、こういう道を歩んだまでだ。 セオリーがあったわけじゃねぇし、誰かの真似したわけでもない。 オマエはオマエの感性で進むんだよ。全ての責任を背負いつ...
エピソード4 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード4 …結局僕は、 沖縄に行ってみることにしました。親には何も言っていません。 めちゃくちゃ怒られるとは思うけど。 でも、学部長の言葉が、どうしても気になったのです。 「キミは教師に向かないよ」 それが、即答だったのですから。...
『伝説の教師 -金八さんのその先に-』まえがき
まえがき この物語は、 「最高の教師」を模索する青年の、中編程度の長さの小説です。 対象年齢は、高校生かそれ以上の方々です。
エピソード16 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード16 僕は完全に、アベさんの話に引き込まれていました。 「…それで、沖縄に引きこもるようになったんですか?」 「いや、全ての誘いを蹴ったあとも、 徳島の校長業務はしばらく続けたよ。5年くらいはな。 過疎学校の場合、 校長の肩書きがあったって、教壇に立つことはある。...
エピソード11 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード11 ようやく出会えたアベさんは、 まったくもって、教育者には見えませんでした… 安っぽいTシャツに短パン、風変わりなサンダル。 顔は、大昔の鶴瓶さんみたいです。 もじゃもじゃの髪はとても長くて、丸いメガネに細長い目。ホントにソックリ。...
エピソード7 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード7 太陽はジリジリと、まだ高いところで輝いています。 まだ急がなくて大丈夫だな。 僕は、知り合ったついでに、 今考えていたことも、このおじさんにも尋ねてみました。 「…1人しか乗せないのに2,000円で走るバスは、正義か悪かって? そりゃおめぇ、悪さぁ。」...
エピソード8 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード8 僕は、おじさんにお礼を言うと、 お返しに缶コーヒーの差し入れをし、そこでお別れしました。 ここからは、歩いて探さなければなりません。 家で地図を見たぶんには、バスターミナルからほど近いはずでした。 宇佐美という町の中にあるはずなのです。...
エピソード10 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード10 玄関口のすぐ隣に、10畳ほどの居間があり、大きな座卓が置かれています。 僕はその端っこに座り、リュックを下ろして一息つきました。 すぐに、例のコメディアンがグラスを持って戻ってきました。 「そんで?オーナー探してるんやっけ?」...
エピソード3 『伝説の教師 -金八さんのその先に-』
エピソード3 僕は翌日、再び学部長のところに行きました。 今度はアポもありません。学部長が教室移動をするその3分に、 話をしてもらえれば良いと思ったから。 「学部長!お父さんに怒られちゃったじゃないですかぁ!」 「クックック。そりゃそうだよ!...
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