top of page
エピソード22 『真理の森へ』
エピソード22 まだ1週間しか経っていないのに、 私が学んだことは星の数ほどたくさんありました。 トゥーリが言っていたみたいに、 大学だけでなく、あらゆる全てが私の学校であり、先生なのです。 新鮮なことだらけで、毎日がメチャクチャ面白い!...
エピソード6 『真理の森へ』
エピソード6 翌日も、午前中から街歩きに繰り出しました。 どこに行きたいわけでもなく。とにかく、昨日と同じように、美しい街を歩きたかった。 おや? 昨日にもまして、街には人が少ない… 人が少ないだけではなく、シャッターの閉まった店も多い。...
エピソード17 『真理の森へ』
エピソード17 翌日土曜日は、 カティたちと一緒に車で外出でした。 フィンランドの人たちは、 土日になると頻繁に、親親族に会いにいくんだそうです。 「じゃぁ、一緒に住めばいいのに?」 私は、シナモンロールをかじりながら、カティに問いかけます。...
エピソード4 『真理の森へ』
エピソード4 8月のある晴れた日、私は、日本をあとにしました。 ヨーロッパというのはとても遠い場所だと思っていたけど、 10時間足らずのフライトで、フィンランドに着いてしまった。 あまり知られていないけれど、 フィンランドは日本に一番近いヨーロッパなのです。...
『真理の森へ』まえがき
まえがき この物語は、 自著「自由の空へ」の続編となります。 必ずしも、それを読んでいなくても物語は楽しめますが、 順番に読まれることを推奨します。 この作品は、フィンランドの文化について、小説形式で描いています。 対象年齢は、高校生かそれ以上の方々を想定しています。...
エピソード12 『真理の森へ』
エピソード12 私はその晩、いきなり驚かされました! 驚いただけでなく、どこの国に居るんだかわからなくなってしまった! カティ宅ではなんと、 ベッドが無く、代わりに、日本式の布団を敷いて寝るのです! 「どうして!?」私は尋ねました。 「うふふ。簡単よ!...
エピソード21 『真理の森へ』
エピソード21 午後は、服を買いにいくことにしました。 カティが、郊外のショッピングモールまで車を出してくれます。 出掛ける直前になって、私は気付きました。 「あ、現金がそろそろ切れる!」 空港のATMで降ろしたユーロが、そろそろ底を尽きちゃう。...
エピソード10 『真理の森へ』
エピソード10 昼食を終えると、車は再び走りだしました。 のどかで美しい町並みを10分も走ると、また停まります。 「着いたよ。 ここが今日から、君の家さ。」 それは、郊外の大きなマンションでした。 ルネサンス建築ではないけれど、とても重厚な建物です。...
エピソード25 『真理の森へ』
エピソード25 30分もただただ浮いていると、 ようやく、カティたちは水から上がりました。 申し訳程度にシナモンロールをかじると、 今度は、裸のまま日向の草むらに寝転がるのです。 私も真似して、 草むらに寝転んでみました。 10分も寝転んでいると、...
エピソード11 『真理の森へ』
エピソード11 カティは、 フィンランドで最も有名なチョコレートメーカーで働いてるそうです。 卵型のチョコを、1つ私に食べさせてくれました。 「美味しい♪」と私がはにかむと、 「うふふふ!ウソでしょ!?」とカティは大笑い。そして、続けます。...
エピソード3 『真理の森へ』
エピソード3 「その代わり…」 母が私に突きつけた中退&留学の条件は、「お金」でした。 「留学の費用は、自分でアルバイトして貯めなさい」 それが、唯一の条件でした。 …家計的には、留学の費用が出せないわけではないようです。...
エピソード2 『真理の森へ』
エピソード2 「お母さん!私、大学辞める!!」 家に帰るなり私は、トレンチも脱がずにキッチンになだれ込みました。 「何言い出すの?急に!」 「私、心理学はもう、ヤメにする。だから大学もヤメる。いいでしょ?」 ダメに決まっている。わかってるけど、言わないわけにはいきません。...
エピソード15 『真理の森へ』
エピソード15 私は、色々と驚いてしまった! まず第一に、トゥーリの頭の良さに驚いた。 彼の発想は、既存の枠組みを大きく超越している!し過ぎている! 環境学の枠組みを、根底からぶち壊してしまったのだから… そしてそれこそが、環境学というものの本来的な姿なのだと思う。...
エピソード19 『真理の森へ』
エピソード19 気付けば、カティが居ない! 私はカティを探し、玄関にカティの靴があるのを発見。 家の中に入ったようです。 私も丁寧に靴を並べ、中にお邪魔してみることにしました。 カティは、お義母さんと一緒にキッチンに居ました。...
エピソード7 『真理の森へ』
エピソード7 翌日朝早く、電車に乗って、ユスキュラの街へ向かいました。 ヘルシンキから、北へ北へとひた走るのです。 改札口を出ると、大柄な若い男性に声をかけられました。 「ジャパニーズ?翔子サンデスカ?」 私がYesもNoも答える前から、私をその人だと決めつけ、...
エピソード1 『真理の森へ』
プロローグ 四葉のクローバーが幸福の象徴と言われるのは、 あながち、迷信でもないのかもしれません。 エピソード1 亮くんと抱き合ったことで、私は激変してしまいました。 いや、セックスそのものが私を変えたのではないんだ。 セックスに対して、素直に・積極的になったことが、私を変...
エピソード8 『自由の空へ』
エピソード8 ゆうこさんは、私をカウンターの中に導き入れた。 客席はライブ音響でとてもやかましく、会話ができるような状況ではないのだ。 カウンターの内側の死角に入れば、それなりに円滑に会話ができる。 私は軽く自己紹介をし、そして経緯を話した。...
エピソード5 『自由の空へ』
エピソード5 そうして、 大学に入ってからも、心理学を夢中で勉強しました。 大学生の9割は、勉強などロクにしませんが、 私は一人、講堂と図書館を行ったり来たりし、 ホワイトボードとノートに右往左往しました。 ラットを使った臨床実験は、...
エピソード3 『自由の空へ』
エピソード3 「勉強しろ」と言われた記憶も、ほとんどありません。 親は別に学歴主義ではなく、エリート志向でもありません。 「勉強しろ」なんて言われてないのに、 なぜか私は、一生懸命に勉強します。 親が「勉強しろ」と監視しないから、だからこそ、...
『自由の空へ』まえがき
まえがき これは、心理学に心の平穏を見出そうとする女子大生を描く、 中編程度の長さの物語です。 対象年齢は、高校生かそれ以上を想定しています。
bottom of page
