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19 バトンタッチ! 『世界一大きなおもちゃばこ』
19 バトンタッチ! 次の電車に乗って、次の駅に下りたよ。 長ーーーーいエスカレーターみたいな歩道に乗って、改札口を出たら、 ものすごーーーーーい、広いの!! 「さぁ、空港に着いたよ♪ キミは、空港は、初めてかな?」 「うんうん!初めてだよ!!」...
43 一石二鳥 『世界一大きなおもちゃばこ』
43 一石二鳥 …そんなふうにして、 毎日、いろんなことして、遊んだよ♪ …るなは、遊んでるだけのつもりなんだけど、 気が付いてみたら、 色々と、「お勉強」にも、なってるんだよねぇ。 枝豆のプチプチを数えるのだって、 1年生のコには、なかなか大変だもん。 でも、...
21 ヘンな映画館 『世界一大きなおもちゃばこ』
21 ヘンな映画館 トンネルの出口は、せまくて、 次の部屋も、なんだかせまくて、暗くて、きゅうくつだった。 せまいのに、紺色の人が、おおぜい立ってたよ。 もっとせまい通路を、通りぬけると、 わー!お客さんが、いーーーっぱい!! そこは、映画館みたいなところで、...
22 おそば屋さんの前… 『世界一大きなおもちゃばこ』
22 おそば屋さんの前… 場内のアナウンスで、 「このひこうきは、沖縄行きナンチャラカンチャラ…」 って言ってて、 「やっぱりこれが、ひこうきだったんだ」って、わかった!! …るな、 外側から見たひこうきの形は、知ってたけど、...
12 人生最大の決心…!!! 『世界一大きなおもちゃばこ』
12 人生最大の決心…!!! ついに、出発の日!! ひこうきが9時15分だったから、 るなとママは、6時に起きたよ!!! ラジオ体そうのおじさんよりも、もーーっと早おき!!! 朝ごはんを食べて、 かみの毛を結んでもらっていたら… ジリリリリリリリリリーーーン!!...
エピソード37 『名もなき町で』
エピソード37 そうして、 伊座利のときよりもさらにバラエティ豊かな日々が、1ヶ月も続いた。 暦は9月になった。 なんでもチャレンジしたがるミユキさんは、 稲作もジブンでやっていた。しかも手作業で! その田んぼも、ミユキファンクラブの誰かが無料で貸してくれたし、...
小説『名もなき町で』もくじ
これは私の自叙伝的小説です。 「お金の介在しない、自給自足の村を造りたいな」と憧れて、日本をさすらったときのエピソードです。 エピローグ 『名もなき町で』 エピソード1 『名もなき町で』 エピソード2 『名もなき町で』 エピソード3 『名もなき町で』...
エピソード34 『名もなき町で』
エピソード34 …つまるところ、 大の大人が4人も同居してるわけなんだけど、 そのうち誰一人、まともな賃金労働をしていない(笑) タカちゃんは流しのミュージシャンだから、時々どっかに呼ばれて歌いにいくけど、 1ヶ月に1回くらいなモンだ。報酬も1~2万円だろうし。 ニールは、...
エピソード8 『名もなき町で』
エピソード8 田舎のライブ喫茶だから、毎日ライブが組まれてるわけじゃない。 土日はたいてい埋まってるけど、平日はノーステージの日も多い。 ライブがなくたって、常連さんたちは代わる代わるやってくる。 ある人はギターの練習をしに、 ある人は試験勉強をしに、...
エピソード7 『名もなき町で』
エピソード7 そんなジェシーは、開店前の昼下がりは、 黙々とギターの練習をしてたりする。 くたびれたらタバコをふかし、そしてまたギターを抱きかかえる。 まるでギター少年だよ。56歳になったギター少年。 僕はジェシーから少し離れて、...
エピソード15 『名もなき町で』
エピソード15 僕はそのまま、駅のベンチで夜を過ごした。 やることもなく、友人の一人もおらず、時間はとても長く感じた。 田舎というのはタブン、 「ボーっと頭をカラッポにする」というスキルがないと、退屈すぎて窒息死する。 22時頃、隣のトイレに体を洗いにいこうと思ったそのとき...
エピソード17 『名もなき町で』
エピソード17 家はすぐ近くにあった。古くて平凡な民家だった。 居間は畳で、蚊取り線香の匂いがして、年季の入った扇風機があって… 典型的な日本の田舎の民家だった。 奥さんはすぐにキッチンに入り、そしてチャーハンを作ってくれた。...
エピソード9 『名もなき町で』
エピソード9 ところでさ。 ミュージシャンっていうのは、ファンを獲得してナンボの世界なんだよね。 プロを目指すならなおさらだし、利益を得たいならなおさらさ。 この店の常連ミュージシャンたちも、アマチュアで満足してるわけじゃない。 マイキーはとりわけ、プロ志向が強い。...
エピソード33 『名もなき町で』
エピソード33 僕の寝床は、家の裏手にある6畳の離れだった。 建築現場とかにあるようなプレハブ小屋、知ってるでしょ?アレだよ。 もともとは、タカちゃんの寝床にするために建てたらしいんだけど、 お遍路さんたちに気軽に貸し出しているらしいよ。 部屋にはベッドが置いてあり、...
エピソード22 『名もなき町で』
エピソード22 キャンプ場に客がこなくても、伊座利での生活はけっこう面白かった♪ 僕がこの村に居ついて2~3日目くらいに、 村の鎮守祭みたいのがあったね! 村の隅っこに神社があるんだけど、 境内を隅々まで、みんなで綺麗に掃除するんだ。...
エピソード31 『名もなき町で』
エピソード31 そうして、20キロばかしもボーっと歩いてみたら、 もうわかちゃったんだ。 お遍路ってモノが何なのか、真の目的(ゴール)が何なのか、 お遍路文化の現状がどれほどゲンメツか、わかっちゃったんだよ。 それでもう、...
エピソード10 『名もなき町で』
エピソード10 ようこママには、3人の子供がいる。二女一男。 ジェシーの子じゃないよ?元旦那さんとの子供さ。 子供たちは3人とも、ジェシーのことをジェシーと呼ぶ。 父親代わりでもあり、友人でもある。お母さんの新しい恋人を、全面的に受け入れてる。...
エピソード13 『名もなき町で』
エピソード13 お寺寝体験に気が済むと、また大分の店に戻った。 そして、同じような音楽三昧の日々が続いた。 水曜日には、ビギナーの子たちが初々しい歌声を披露し、 土曜日には、プロ顔負けの猛者たちが美技を披露してくれた。 僕は、一銭も払わずに毎日毎日ライブを観覧し、...
エピソード21 『名もなき町で』
エピソード21 待ちわびた客はめっきり来なくて、僕はほとんど一人ぼっちで過ごした。 1日に1回くらいはタコ八が様子を見にきて、小言を放って去っていく。 そして2日に1回くらい、加藤さんが様子を見に来てくれる。 それに、街まで買い物に出る際は、僕にも一声かけてくれる。...
エピソード6 『名もなき町で』
エピソード6 そんなふうにして、 僕の奇妙な共同生活は始まった! だいたい僕は、昼の12時までそこで眠ってる。 ようこママやジェシーが店に現れるのが、その時間だからさ。 12時過ぎて店の中に入ると、 ママがピザトーストを焼いてくれる。ときどきはパニーニになる。...
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