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エピソード5 『大家族』
エピソード5 ミユも6歳になれば、小学校に上がる。 それこそ最初は、私立のお嬢様学校に通っていた。 しかし、ミユは学校にはなじめなかった。 勉強というものを、なぜみんなで一斉にやるのか、ミユには理解できなかった。 ミユは家庭で、もっと自由に楽しくマイペースに、多くを学んでい...
エピソード10 『大家族』
エピソード10 ミユが交流館に転校・移住したことは、 ミユだけでなく、マユの人生をも大きく変えた。 「真の自由」 マユは、もっと自由に生きたくなった。 マユもまた、東京の家から離れることにした。 マユは、ミユがたくさんの友人たちと賑やかに暮らす様子を見て、...
プロローグ 『大家族』
プロローグ 動物園のウサギのように、 誰とでも仲良くしていられた。 オスもメスも関係ない。 エピソード1 「ミユちゃんって、フリースクールっぽくないよねー」 と、ミユはよく言われる。 たしかにそうだろう。 どちらかと言えばミユは、...
エピソード7 『大家族』
エピソード7 「名前の通り?どういうことですか?」 「そのままじゃないですか? 真由。真の自由。 いい名前ですね♪」 「私…自由ですか?初めて言われましたけど…」 「えぇ。僕はそう思います。 人の自由を阻害をしている要素は、大きく分けて2つです。 1つは、恋愛です。...
『大家族』
エピソード2 ミユの母親は、およそミユの母親っぽいと言える。 可愛らしい顔、おっとりした性格、キャシャな体型… どちらかと言えば、ではなく、どう考えても、 ミユは母親の血を強く継いでいる。 その母…マユはと言えば、 やはり、私立のお嬢様学校に通っていた。...
エピソード8 『大家族』
エピソード8 彼が信頼に足る人物だと解ると、 途端に、虚勢じみた緊張感が溶けていった。 マユは、「育児放棄ではないか」と疑われ、「違う」と胸を張って即答したが、 内心、動揺を感じる自分も居た。 彼女は、その動揺を正直に打ち明けてみた。 「あの…...
エピソード9 『大家族』
エピソード9 マユは、思いがけない場所に理解者を見つけて、 とても幸せな気持ちになった。 会話がこんなに弾んだのは、いつぶりだろうか。 そしてマユは、彼の姓名判断が面白かった。 「真の自由」その言葉を聞いたとき、 脳天を突かれるような衝撃を、喜びを感じた。...
『大家族』まえがき
まえがき この物語は、 「世界一大きなおもちゃばこ」のスピンオフになります。 ミユちゃんの母親が主人公の、短編小説です。 必ずしも、「世界一大きなおもちゃばこ」を読んでいなくても、 この物語を楽しむことは可能です。 「世界一大きなおもちゃばこ」は、...
エピソード6 『大家族』
エピソード6 ミユが交流館の体験入学を経たとき、 マユは、ちょっとしたカウンセリングを受けることになった。 交流館の管理人は、マユがなぜ子供を預けるか、その動機を探る必要があった。 育児放棄のような堕落的動機であれば、受け入れを拒否しなければならない。...
エピソード13 『ハルトの初恋』
エピソード13 オレっちは、 首をブルブルっと振るわせると、現実に戻ってきた。 光のツブツブは、消えてしまった。 世界の神々しさは、消えてしまった。 でも、やっぱり、 ナナミは可愛かった。 -------------------------END--------------...
エピソード9 『ハルトの初恋』
エピソード9 オレっちは、 それからほとんど毎日、裏山に行くようになった。 ナナミが来るかもしれないから。 ナナミに会いたかった。ナナミのパンツが見たかった。 オレっちは、 どうやら、ナナミに恋をしていた。 ナナミは可愛い。フェルメールみたいだ。 いや、...
エピソード4 『ハルトの初恋』
エピソード4 学校で、オナニーについて、聞いてみた。 同じクラスの野郎では、15人中4人だけ、経験済みだった。 オレっちを含めて、4人だ。 あとの11人は、「なにそれ!?」だった。 オレっちは、6年生の修学旅行のとき、 クラスの野郎のみんなに、オナニーを実演して見せてやった...
エピソード2 『ハルトの初恋』
エピソード2 …「ゆとり教育」のガキたちを罵ってきたけど、 オレっち自身、アタマがイイのかって言ったら、そうでもナイ。 通知表に、5が付くことは、ほとんどナイ。 いっつも、3と4ばっかりがせめぎあってる。 2も付かないけど5も付かない。 第一、勉強があんま好きじゃない。...
エピソード11 『ハルトの初恋』
エピソード11 オレっち、勇気を出して、ナナミに聞いてみた。 幸せな時間が終わっちゃうと思うけど、聞いてみた。 「ねぇ、夏川さん? パンツ見えてるよ?いいの?」 「え!?見ないでよぉ!」 やっぱり、ナナミは、スカートのすそを両手で押さえて、...
エピソード1 『ハルトの初恋』
エピソード1 「山梨県って、山が無いの?」 って、ホントに聞いてくるヤツが居る。世も末だ。 オレっちが、「世も末だ…」って天を仰ぐと、 「よもすえって、どういう意味?」 って、聞かれる。毎回、聞かれる。世も末だ。人類は、滅びたほうがイイ。...
エピソード12 『ハルトの初恋』
エピソード12 オレっちは、 今度は、ナナミのほうを向いた。直視した。 ナナミは、目をつむっていた。オレっちには気付かない。 オレっちは、可愛いフェルメールを目の当たりにして、 キスでもしてみたくて、たまらなかった。 でも、やっぱりガマンした。...
エピソード8 『ハルトの初恋』
エピソード8 ナナミは、けっこう可愛い顔をしてた。 フェルメールの絵画に出てきそうな顔してる。 キャンプとかぼっとん便所とか、似合わない。お姫様系の顔してる。 レクリエーションクラブなんか、しょっちゅう見学してる。 気温が30度超えたら見学するし、小雨が降ったら見学する。...
エピソード3 『ハルトの初恋』
エピソード3 オレっちは、 それでも、世の中で一番クダラナイのは、自分のような気もしている。 こないだ、一人で留守番していたら、 へそのゴマをぽろぽろ掃除するのが面白くなっちゃって、 気がついたら、30分も経っていた。 へそを掃除するのに飽きたら、今度はおちんちんが気になり...
エピソード5 『ハルトの初恋』
エピソード5 誰にもナイショにしてくれるだろうか? マサキとマサキのアネキは、ヤっているらしい。 きょうだいで、セックスをしているらしい。世も末だ。 きょうだいでセックスをしても、良いんだろうか? 親族でセックスをすると、奇形児が生まれるんだ。...
エピソード6 『ハルトの初恋』
エピソード6 さっきも少し話したけど、 オレっちの爺ちゃんは、裏山に土地を持ってる。 かなり広い土地が私有地になってて、 夏とか時々、親族の誰かがキャンプとかしに来る。 爺ちゃんは、 そういう来客者のために、 林を切り開いて、川辺まで道を作った。...
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