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エピソード3 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード3 次に、就寝サイクル。 神奈川に居たころ、私はときどき、両親に夜中まで連れまわされたものだが、 おばあちゃんもおじいちゃんも、21時にはもう、布団の中の夢の中に居る。 必然的に私も、早々に眠りに就く。 夜中はいかがわしいテレビ番組ばかりだということを知ったのは、...
エピソード7 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード7 おばあちゃんに育てられたことの弊害というか、デメリットといえば、 やはり、周りの子たちと話が合わないことだろう。 テレビの話題はわからないし、おやつはダサいし、考え方がずいぶん違う。 そのため私は、あまり友人には恵まれなかった。...
エピソード8 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード8 私は、絵描き仲間と恋に落ち、時折りデートを交わした。 そして私は、彼の子を身ごもった。 それは予期せぬ出来事であり、歓迎せぬ出来事であった。 私は私の創作を、養育に遮られたくは無かったのだ。 おばあちゃんはもう、80歳を超えていた。頼れるはずがない。...
エピソード2 『おばあちゃん子の輪廻』
エピソード2 そうして私の人生も、第2幕がはじまった。 神奈川の市街地から、鹿児島の田舎町に舞台を移して。 生活スタイルがずいぶん急変したので、さすがに最初は、面食らった。 けれども、よくよく眺めてみれば、その変化の数々は、決して悪いものではなかった。 まずは、食生活だ。...
エピソード6 『ドヴォルザークの再来』
エピソード6 ナカジマさんが、 自分のお金や所持品を差し出すのは、 何も、吹奏楽部員たちだけじゃ無かった…! ナカジマさんは、50歳にもなろうかというのに、独身だった。 そもそも、結婚願望というモノが、まるでナイようだった。 独身なハズなのに、...
エピソード2 『ドヴォルザークの再来』
エピソード2 …すると、ナカジマさんは、 赴任して1週間で、 もう、生徒たちの人気者になってしまう!! 生徒の誰一人として、 音楽の授業をサボりたいとか、思わなくなってしまう。 …音楽の授業サボるヒト、多かったでしょ? そして、 ナカジマさんは、授業もまた、面白い!!...
エピソード4 『ドヴォルザークの再来』
エピソード4 ナカジマさんは、「音楽バカ」でも、無かった。 「人生は、音楽以外にも大切なことがたくさんあるのだ」 ということを、深く理解している、偉大な人格者だった! 僕らの代の前後は、 なぜか、男子部員がメチャクチャ多かった(笑)...
エピソード3 『虚像のバンドマン』
エピソード3 …いや! 「ストイックに音楽をやっているバンド」なんて、 1割も居ねぇよ。 「メジャー・デビューを目指すこと」と、 「ストイックに音楽をやること」は、相容れねぇんだ。イコールじゃ無ぇんだよ。 何しろ、 「ストイックに音楽をやっている」だけじゃ、ファンは付かねぇ...
エピソード9 『虚像のバンドマン』
エピソード9 次は、女絡みのほうを話そう。 こないだ、 「韓国のプロダクションが、女性アイドルに性的強要を云々」 なんてニュースが流れてたけど、 日本の大手レコード会社やプロダクションは、 ああいうことは、まず、無いだろう。 今の若い女の子たちは、...
エピソード7 『虚像のバンドマン』
エピソード7 「AKBとか、どうなのよ!?バンドより多いじゃんよ!」 って疑問が、挙がると思う。 あれはまた、別のカラクリがある。 アイドルっていうのは、 「アーティスト」としては、尊重されていないことが、多い。 まぁ、商品力が上がれば、手のひらがひっくり返るようだけど。...
エピソード10 『虚像のバンドマン』
エピソード10 実は、 メジャー・シーンに登場するミュージシャンたちというのは、 軒並み、ヤクザと絡んでいる。 自分のプロダクションやレコード会社が、ヤクザ絡みであると承知の上で、 尚も、メジャー所属を、し続けている。 ヤクザの助けを借りてでも、売れたいヤツらだけが、...
エピソード6 『虚像のバンドマン』
エピソード6 バンドという音楽形態は、 もう、廃れていくだろうと思う。 色んな意味で、「時代遅れ」なんだ。 あれは、「バブルの落し物」ってヤツなんだよ。 シロウトは、気付いていないだろうけど、 市場を賑わせているポップスのドラムやベースは、...
エピソード1 『虚像のバンドマン』
エピソード1 俺は、 とあるバンドで、ベース・ギターを弾いている。 つまり、ベースのことだ。ベーシストだ。 ギターも一通り弾けるし、歌もそこそこ唄えるが、 ベースという楽器が好きだし、ベーシストというたち位置が、好きだ。 ドラムも、叩けないことも、ない。...
エピソード5 『虚像のバンドマン』
エピソード5 すると、 こういう軟派な「ホスト行為」に走らずに、のし上がっていくためには、 何かのオーデションで、優勝したりするしか、無ぇ。 かと言って、 大手のレコード会社のオーディションなんかは、 「デキレース」であることが、多いんだ。 優勝するバンドは、...
エピソード4 『虚像のバンドマン』
エピソード4 え? 「ファンを食ったら、メジャーになれないんじゃないのか?」って? そうなんだよ! ホスト・バンドのヤツらってうのは、 「食わない」ギリギリのところで、オンナのコたちを、喜ばせるんだ。 …「ギリギリ」でも無ぇな。 手を繋いでも、もうアウトだよ。...
エピソード8 『虚像のバンドマン』
エピソード8 こないだ、 「紅白歌合戦の舞台から、ヤクザ関連のヤツらが一層される」 なんていうニュースが、流れていた。 お察しの人も多いだろうが、 お音楽業界ってのは、ヤクザが牛耳ってる。 それに、 中小のプロダクションなんかは、 不動産会社が、...
エピソード2 『虚像のバンドマン』
エピソード2 「メジャー・デビューを目指さないバンドがあるのか?」って? そんなの、ゴロゴロ居るよ! 口ではメジャー志望を吹聴してるが、実際はそうじゃないヤツらが、多い。 バンドを組む理由は、幾つか、ある。 まずは、 「とにかく、バンド・サウンドを楽しみたい」...
エピソード11『虚像のバンドマン』
エピソード11 少しは、俺の話もしようと思う。 俺は本当は、 バンドを解体して、 フミユキと2人で音楽をやりたいんだよ。 5年くらい前からそう思ってるけど、 結局俺も、ダラダラと、なぁなぁを続けている。 そうなったら、 俺も多分、打ち込みを活用するだろう。 ただ、...
エピソード4 『大家族』
エピソード4 ミユが5歳のとき、マユは離婚した。 やはり、旦那側の不倫がその原因であった。 マユの旦那は信心深いし、仕事もとても真面目にこなしていたので、 彼の不倫については、誰もが驚きを隠せなかった。 多くの親は、幼い子には不倫という事象を隠したままにしておくが、...
エピソード3 『大家族』
エピソード3 結婚相手も、創価学会の会員だった。10歳年上の銀行員である。 マユもやはり、お金には困らない環境を手にする。 マユもまた、働く必要性のない身分を手にする。 マユは、早く母親になってみたかった。望みどおり、ミユはすぐに産まれた。...
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