top of page
エピソード28 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード28 四女・結衣は、ゴールデンウィーク明けに、 無事、我が家に戻ってきました。 少し痩せましたが、精悍な顔つきをしていました。 無防備に口をぽかんと開けるクセが、無くなっていました。 ハキハキと喋るようになっていました。 笑顔で居る時間が、格段に増えました。...
エピソード9 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード9 作業は、概ね順調に進んでいきましたが、 終盤に大きな停滞を迎えました。 妻・翔子が、高所を怖がったため、 屋根の部分の行程が、ほとんど私一人になったのです。 他の助っ人たちも、そろそろ飽きを迎えたこともあってか、...
エピソード5 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード5 …もう、お察しのことかと思います。 今、こうして駄文を書き連ねている私こそが、 社長であり、リストラの対象となった、乙田です。 冒頭にて、 「極めて優秀な人材が5人集まった」と申し上げましたが、 実のところ、私・乙田だけは、 あまり優秀な人材とは、言えません。...
エピソード26 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード26 四女・結衣は、 更に、面白いことを言い出すのでした。 「お父さん、ウーフーって知ってる?」 「ウーフー!? …ひょっとして、 W・W・O・O・Fの『ウーフ』のことか?」 「そう!それ♪ 私、ウーフの制度を使って、 一般人のお家に、泊まってくる!」...
エピソード3 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード3 転機は、世紀末でした。 空前のパソコン・ブームが巻き起こりました。 私たち企業人は、会社にも自分の頭にも、 新しいOSをインストールしなければ、なりませんでした。 …いや、 私達の会社は、90年代の初頭にはパソコンを導入し始めたので、...
エピソード19 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード19 私たちは、「自然農」という概念に痛く共感したわけなのですが、 土が肥えるまで、数年も待ち続けるのが、 もどかしくなってしまいました…。 そこで、 自然農用の土地は残しつつ、 また別の地面に、野菜を植えることにしました。 それらは、...
エピソード29 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード29 リストラの対象となってからの、私の日々は、 まさしく、バラ色でした。 しがらみというしがらみは無く、 毎日を穏やかに、 香りと音楽に包まれながら過ごし、 妻・翔子と毎日手を繋ぎ、 様々なことが、自分で行えるようになりました。 …思えば、...
エピソード6 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード6 私は、 「穏やかでおっとりしている」という自分の気質が、 あまり、好きではありませんでした。 その自己嫌悪は、 バブルが弾け、社会が効率化の一途を辿るに比例して、 根強いものになっていきました。 手数を多く捌(さば)けない自分は、価値の無い人間に感じたのです。...
エピソード17 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード17 次に夢中になったのは、料理でした。 私は、それまでも、 最低限の炒め物とスープくらいは、作りました。 妻・翔子は、 私に、凝った料理はさっぱり伝授しませんでした。 何でもかんでも土鍋に放り込んで、 リゾットにしたり、パスタにしたりしました。 とにかく、...
エピソード8 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード8 そうなのです! 私が職を失ってから最初に取り組んだ事象とは、 「家族でログハウスを建てること」だったのです! 貯金をはたいて、 埼玉の郊外に、100坪ほどの土地を買いました。 国有地の雑木林に隣接した土地でした。...
エピソード12 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード12 三女・絵里香と四女・結衣は、 親元から離れる選択を出来る年齢では、ありませんでした。 彼女たちは、 「4.5畳の部屋に、2人で暮らす」 と言い出しました。 しかも、2人とも、 「私たちも、大学に行かずに、どこかに羽ばたきたい」 と、言うのでした。...
エピソード22 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード22 …そう言えば、 大学受験を控えていた三女・絵里香は、 結局、どこにも進学せず、また、どこにも飛び立ちませんでした。 家での自給自足的な生活が楽しくて、留まることにしたのです。 彼女は、 「社会に出る」ということを、少なからず経験したがりました。 そして、...
エピソード18 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード18 次は、木工細工が始まりました。 これは、 妻・翔子に教えてもらうという形では、ありません。 妻・翔子もまた、木工細工は初挑戦でした。 雑木林から、大小様々な枝や丸太を拾ってきて、 様々な物に加工するのです。 まずは、食器を作ってみました。...
エピソード15 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード15 妻・翔子の手作り熱は、 ログハウスに暮らしはじめてから、更に加熱しました。 庭に緑地が増えたため、 まずは、野菜やハーブの自家栽培が始まりました。 …かと言って、 ほとんど農作物の世話をしないのです! 私は、ログハウス造り同様、...
エピソード24 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード24 長女・和佳子と次女・京子は、 時々、帰ってきました。 長女・和佳子は特に、ルーム・シェアが東京でしたから、 月に一度くらいは、顔を見せました。 家に戻ってくる度に、 リビングや庭の様子がコロコロ変わるのを、 とても面白がっていました。 長女・和佳子もやはり、...
エピソード13 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード13 下の2人の子たちは、 必要最低限のものだけを、新居に運び込みました。 「ログハウスには、シンプルな部屋が似合う!」 と、言っていました。 娘たちは、 寝床の数が少ない問題も、 ユーモラス且つ前向きな方法で、解決してしまいました。 沖縄に旅立った次女・京子が、...
エピソード11 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード11 長女・和佳子と次女・京子は、私に嘘を付いていました。 あの子たちは、大嘘つきでした。 彼女たちは、 親元を離れた後も、 私の誕生日になると、ネクタイを選んで贈り付けてきたのです! 次女・京子に至っては、 沖縄で、「藍染め」なる染色技法を覚えたらしく、...
エピソード20 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード20 …そうした按配で、一年も過ぎると、 生活に必要な物のほとんどが、自給できるようになってしまいました。 生活費が、ほとんど掛からなくなってしまいました。 毎月、3万くらいなものです。 健康保険は、加入を取りやめてしまいました。...
エピソード16 『リストラ後の7回裏で…』
エピソード16 …いつの間にか、 妻・翔子は、私の先生になっていました。 私は、妻・翔子に習って、倣って、 様々な物を、手作りするようになったのです。 野菜やハーブは前述の通りですが、 最初に私が夢中になったのは、手芸の数々でした。 「男が手芸!?」...
9 積極的になりましょう 『トモコのセキララ恋愛講座』
9 積極的になりましょう ゆっこちゃんの友人たちには、 同じような悩みを持ったコが、多いわねぇ。 およそ、こんなカンジよ。 「トモコさん、わたし、モテないんですぅ。」 リスみたいなか弱い声で、言うワケ。 「モテないってあなた、ウソでしょぉ?...
bottom of page
