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エピソード10 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
エピソード10 パパは、悩んだわ。 「オレのやっていることは、正しいのか?間違っているのか?」ってね。 パパは、カフェテリアに行って相談しようと思ったけど、 この島には「天使の待ちぼうけ」は無いわ。そこだけは、ヴェネチカと違うのよ。...
エピソード13 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
エピソード13 目ん玉が飛び出るほど、ビックリしたわ! なぜって?海の上にいるんですもの!! 最初から海の上だったけど、でも浜の上だったでしょ。 それが今は、大海原の上!四方八方、海しか見えないわ! 私はあわてふためきながら、操舵室に行ったわ。この船、走れる船なのよ。...
エピソード6 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
変化は、まだ続いたわ。 ついには、診療所まで失くなっちゃったの!病院よ。 かといってそれは、「天使の待ちぼうけ」に出入りする、 パパと同じような考えを持つ人が営む、病院だったの。 いったいどういうこと!? 私たちは「天使の待ちぼうけ」で、話を聞いたわ。...
エピソード15 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
エピソード15 それから4年後、 私は、マカリオスと結婚したわ。 私、恋愛なんて興味なかったし、結婚にも興味なかったけど、 なんとなく、マカリオスと結婚しなきゃいけないような気がしたのよ。 無口でおどおどしてて、ちょっと頼りないけどね。 でも彼は優しくて、働き者で、...
エピソード8 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
マスターからゆずり受けた家は、近所の子供が秘密基地造っていたわ。 いいのよ。マスターが許可したらしいわ。あの人バカなのよ。それか天才だわ。 どっちなの?きっと、どっちでもあるのよ。 カフェテリアのマスターをやる人っていうのは、バカであり天才なの。...
エピソード7 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
引越しは、6月のある日だったわ。 ポパイのマスターが、「夏のセントニールはきれいだよ」と言ったからでもあるけど、 テキトーに準備したら、それくらいの季節だったの。 冬に準備が済んでたなら、冬に旅立ってたとおもうわ。 そう。私たちが引っ越したのは、セントニールという島。...
エピソード3 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
私たちの学校は、お昼ごろには終わる。 ランチは学校でではなく、家で食べるのよ。 ううん。今日は家では食べないわ。 サンドイッチを持っていって、広場で食べるの。時々ね。 ヴェネチカには、サンマリノ広場っていう大きな広場があるのよ。...
エピソード11 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
私と弟のルチアーノは、 学校から帰ってくると、海賊船の屋根に上って、楽器の練習をするようになったわ。 まだまだヘタっぴだけどね。 大丈夫。お店の中ではジャズの音楽を流してるから、私たちの音は気にならないわ。 私たちがパープー吹いてると、ますます大勢の人が、この店に気づくのよ...
エピソード5 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
あちこちおかしくなってきちゃったけど、 私の家のあたりは、まだマシなの。 奥まったところにあるからね。 メイン通りも広場も騒がしいから、私、あんまり外出しなくなっちゃった。 家は家で、ルチアーノのサックスがうるさいのよ。それはそれで悩ましいわ。...
エピローグ 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
漁師しかしてこなかったマカリオスは、 観光都市ヴェネチカでは、職に困ったわ。 …困ると思ったの。でも、大丈夫だったわ。 信じられる? マカリオスったら、「天使の待ちぼうけ」のマスターの、甥っ子だったのよ。 2016/01/25 完筆
エピソード1 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
プロローグ 「あなたのお住まいはどこ?」そう尋ねられたとき、 私はいつだって、こう答えるわ。 「私は、迷路に住んでいます♪」 ウソつくな!ですって? ウソなもんですか!ホントのことよ。 私は、迷路に住んでるわ。迷路の町に住んでるの。 エピソード1 ピュルリルー!...
エピソード14 『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』
嵐だわ! 眼前に、真っ黒い雷雲がさし迫っている!向こうは雨が降ってるわ! 私は操舵室に駆け戻った。 「ルチアーノ!やっぱり舵を代わって!」 しかしルチアーノは、応じない。 「大丈夫だよ。まっすぐ行けって人魚は言ってるよ。」 「変わりなさい!」...
『マイウェイ -迷路の町のカロリーナ-』まえがき
まえがき 私のパパは、水の都ヴェネチカで、船頭さんをしているわ。 まぁ、そういうお話よ。大まかに言って、ね。
エピソード17 『「おとぎの国」の歩き方』
翌朝。朝日ととも出発だ。 …と、そうしようと思ってたんだけど、体が動かなかった! 昨日はバックパックを背負って、一日中山道を歩いたんだ。無理もないさ。 体が動かないことに気づくと、 僕はあっさり、二度寝にかまけることにした。 一人旅って、こういうとき気楽だよ。...
エピソード16『「おとぎの国」の歩き方』
そうして僕は、このダライラマ村を出発したんだけど… 朝も早くから、とんでもないことが起きた! あの婆ちゃん、とんでもなく歩くのが速いんだ! 「婆ちゃん!待ってよ!」 僕が呼び止めるのも無視して、 婆ちゃんは、どんどん歩いていってしまう!...
エピソード14 『「おとぎの国」の歩き方』
「ダライラマが!?この村に居るの!?」 ダライラマって知ってる?チベットの王様みたいな人だよ。 政祭一致って言うの?王様であり、坊さんなんだ。よく知らないけどね。 継承制度で名前を継いでて、今は14世くらいじゃなかったかな。 「ご本人が居るわけなかろう。おっほほ!...
エピソード27 『「おとぎの国」の歩き方』
5日目。今日はよく晴れてる。 「ねぇお爺さん? ところで、そのカメレオンって村、何なの?」 「ほっほっほ。おぬしのようなパゥオ(勇者)ばかりが集っておる。 善人だか悪人だか、ようわからんようなやつらがな。 おぬしはまぁ、例外の部類じゃが、...
エピソード4 『「おとぎの国」の歩き方』
僕はコルカタの喧騒に飽きると、 さらに北東の町ビハーリーに向かうことにした。 ビハーリーなんて、観光客は誰も行かないだろうけどね。 何でビハーリーかって? ブータンに入国できる可能性があるからさ。 ブータンって知ってる?...
エピソード11 『「おとぎの国」の歩き方』
エピソード11 「お願いします!」 僕は、若社長ではなく爺さんの家に泊まることにした。 若社長の家のほうが、100倍は立派で快適なハズだ。 爺さんの家なんて、トイレすらナイかもしれない。 それでも僕は、爺さんの家を選んだ。 「お前、本気か?」若社長は尋ねる。...
エピソード18『「おとぎの国」の歩き方』
村は、とても静かだった。 家は4つよりもずいぶんたくさんあるけど、人の姿は見えない。 いないことはナイだろう。何となく人の気配がする。匂いがする。 家の中にこもってるのか、はたまたどこかで儀式とかやってんのか。 適当にノックしてみるって手もある。...
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