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3 プレ・スクール 『トモコのセキララ恋愛講座』
3 プレ・スクール そんなゆっこちゃんの予想外な面を目撃したのは、 あれは確か、ゴールデンウィークじゃなかったかしら。 私、ATMに用事があって、 しばらく、ゆっこちゃんにお店番をしてもらっていたのよね。 それで、私がお店に戻ってみると、...
15 マリッジ・ブルーの原因は? 『トモコのセキララ恋愛講座』
15 マリッジ・ブルーの原因は? 「はぁぁ。トモコさん。はぁぁ…」 「なによぉクミちゃん。ガラス拭きでもしてくれるのぉ?」 「違いますぅ!ため息ついてるんですー。」 「どうしたっていうのよ? あなた確か、結婚式間近の幸せ絶頂期じゃなかった!?」...
『トモコのセキララ恋愛講座』まえがき
まえがき この作品は、自著「星砂の招待状 -True Love- 」にやや関連があります。 この作品だけでもお楽しみいただけるようにはなっていますが、 「星砂の招待状 -True Love- 」を読んでいると、より楽しめることでしょう。...
5 尽くす相手は選ぶこと 『トモコのセキララ恋愛講座』
5 尽くす相手は選ぶこと 次に来たのは、 チアキちゃんのお姉ちゃんだったわ。 …「次」に来たわけじゃないんだけど、 ハナシをわかりやすく繋げたいから、「次」ってコトにしといて♪ 「トモコさん、はじめまして! チアキの姉です!麗子です!」 「ほほ~!...
4 プレゼント作戦にご用心! 『トモコのセキララ恋愛講座』
4 プレゼント作戦にご用心! …ジョーダンかと思ったら、ホンキだったのよ! あのコたち、それからしょっちゅう、 「師匠!師匠!」って叫びながら、私の店に来んのよぉ。 毎回毎回、違う女の子ひきつれて、よ? それでいつしか、私の雑貨屋さんったら、...
11 アイドルの落とし穴 『トモコのセキララ恋愛講座』
11 アイドルの落とし穴 だんだん話がディープになってくるけど、大丈夫? あなたが小学生だったりするなら、これ以上は読まないほうが良いかもしれないけど。 次は、珍しいお客さん。 ゆっこちゃんの学校の生徒さんらしいけど、名前は伏せるわぁ。 「トモコさん初めまして!...
16 トモコの恋愛観 『トモコのセキララ恋愛講座』
16 トモコの恋愛観 クミちゃんが帰ったあと、 奥で帳簿を書いてたゆっこちゃんが、私に尋ねた。 「トモコさん、独身だったんですかぁ!? でも前に、旦那さんがお店に来たような…??」 「あぁ、あの人? あの人、旦那じゃないわよぉ。 ボーイフレンドってトコね。」...
エピソード24 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード24 明け方は4時くらいかしら。奇跡が起きたのは! ふいに、私の肩をぽんぽんとたたく人が現れたの。 私はハっと意識を戻して、フードをはずして見上げる。 そこにいたのは、色の黒い、私よりも若そうなエジプト人青年だったわ。 彼は笑みを浮かべて、私に言う。...
エピソード22 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード22 朝起きてロビーに行くと、 「延泊するのか?」とオーナーのおじさんに尋ねられた。 私はNOと言い、今日の夜行列車でカイロに戻るつもりだと伝えた。 すると彼はこう言うの。 「そうか。それならわしが夜行列車を予約しておいてやろう。...
エピソード15 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード15 バス停から10分歩いて、ようやくユースホステルとやらにたどり着く。 今度は中世建築じゃなくて、30年ものぐらいの現代建築よ。 「あら、広いじゃない?」昨日のホテルより広いくらいだわ。ビックリ。 「ロビーはね。共有空間は広めに出来てんだ。ユースは。」...
エピソード7 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード7 働くことに夢中になっていた私に、久しぶりに刺激的なことが舞い込んだの。 そう、文字通り舞い込んだのよ。 ポストカードが、うちのポストに届いたの! 水色の町なの!壁も地面もぜんぶ水色! 家は継ぎ目のない原始的な造りでね、でも水色の繊細さは100年後の未来みたい!...
エピソード13 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード13 私はお爺さんの忠告どおり、 「太っちょマルガリータはどこ?」と分かれ道に来るたんびに尋ねたわ。 ときどき分かれ道に人がいないこともあって、勝手な推測で歩いて間違えたけど、 でも無事にたどり着いた。 そしたら今度はホテルを探した。すぐ近くにあったわ。...
エピソード11 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード11 どこに行けばいいの? 何もわかんないわ、私。アテが無さすぎる。 ママは仕事や旅行で幾つも海外に行ったことがあるけれど、 さすがにあのポストカードを見せて、「これはどこ?」って聞けないわ。 飛行機は高すぎるから、飛行機も却下。...
エピソード10 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード10 私は仕事を辞めることにしたわ。旅立つために。 …いや、そう甘いものじゃないのよ。バイトってそう簡単に辞められない。 「今週で辞めるなんて、そんなの受理できないよ。 どうしても辞めたいなら、せめて代わりを連れてきな。」...
エピソード20 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード20 私は翌日の夜行列車で、南の町アスワンへと向かった。 アスワンにもユースホステルっていうのは無かったの。 どうも、エジプトにはユースホステルは無いのかしらね? でも、物価が安いから、ちょっとしたホテルでも高くはないの。...
エピソード3 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード3 やがて私は18歳になったわ。キャロルだって16よ。信じられる?あの子が16なんて。 ずっと7歳のままかと思ってたけど、人って成長していくものなの。 私は大学に進学して、哲学を勉強することにしたの。 哲学ってつまんないのよ?でも他の学科はもっとつまんないじゃない...
エピソード19 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード19 まさかとは思ったけど… 宿もすさまじくボロいの! ヴィリニュスのユースホステルと全然まったく恐ろしいほどに違うから、愕然としちゃった。 ロビーは薄暗くて、営業してるのかすらわからない。 さっきの旅行者を見てなかったら、営業してないかと思い込んで引き返してたと...
エピソード16 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード16 食事代は私が払うことにしたの。なんか色々お世話になったし。 オムレツは、30マルッカって言われたけど、40マルッカ払ってきた。 なんか嬉しいじゃない?感動しちゃったの私、この店主のさりげない優しさに。 食べたら、旅行屋じゃなくていったん宿に戻ることにしたの。...
エピソード12 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード12 私はタクシーとさよならすると、 立派な城壁を残す旧市街の門をくぐる。 どこに行けばいいの?それすらわかんない。 いいえ、どこに行けばいいのかわかってたって意味ないわ。 迷路みたいで、どこがどこだかさっぱりわかんないの。...
エピソード5 『ミシェル2 -世界の果て-』
エピソード5 ある日、珍しいことがあったわ。 「次の日曜日は、教会にいくといいわ。」リリルがそう言ったの。 教会なんて毎週行ってるのよ。大体ね。 牧師さんの話は全然聞いてないんだけどね、 私、ゴスペル教室楽しくなっちゃって。歌うたうの楽しいの。...
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