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40 お金じゃ買えない幸せ
40 お金じゃ買えない幸せ 竹富島に上陸して、 最初に私を出迎えてくれたもの… …それは、 たくさんの「ネコ」だった! 船着場の辺りには、 ノラネコなのだろうか、 ちょっと野生的な目つきをした線の細いネコが、 10匹以上も、ウロウロしていた。 彼らは、...
22 魔法のコトバ
22 魔法のコトバ 私がボーゼンと歩いていると、 ふと、目の前を、 緑のリュックを背負った背の高い男の人が、横切った。 イヤホンをしているらしく、大きな声で、 何か聞いたこともないポップスを、口ずさんでいた。 「だいじょぉぉーぶぅ、だいじょぉぉーぶぅ、...
20 空港初体験・その3
20 空港初体験・その3 受付か…機械か…受付か…機械か… 失敗を防げるのは、明らかに、人の手による購入だった。 …けれども、 私は、あまりに立て続けに恥をかき過ぎたので、 今また有人カウンターに立つ勇気が、出なかった…。 そして私は、...
42 マツタケ
42 マツタケ 私は、再び、郵便局を見つけた。 その前を通り過ぎ、さらに歩いた。 集落の入り口付近に、舞い戻ってきた気もする。 …でも、今歩いている道は、 多分、さっきは通っていない。 そのままのんびり歩いていると、 …見つけた! 「松茸荘」...
2 「不良」ではなく、「やんちゃ」
2 「不良」ではなく、「やんちゃ」 …と言っても、 「どっち付かずなグループ」の7人が「親友」かと問われると、 そこまでは至らない気が、する。 みんな優しかったから、私が本心やヘンなクセを打ち明けたりしても、 それなりに受け入れてくれただろうとは、思う。 けれども、...
55 ヒッチハイク講座
55 ヒッチハイク講座 私は、大変なことを思い出した! 帰りの飛行機チケットを持っていないのに、 全財産が4,000円しか、ナイのだよ!! ねぇ、どーする!? 私は、一か八か、 おばぁに相談してみた。 「理由を説明すると、ものすごーーーく長くなっちゃうんですが、...
6 星砂の招待状
6 星砂の招待状 4月末の土曜日、 私は店で、商品とにらめっこをしていた。 並べ替えをする前に、 全ての商品を眺め、特徴を覚えたかった。 お客さんに、「コレは何ですか?」と尋ねられて、 「わからないから、店長を呼んできます」を連呼するのは、 あまりにも、味気無さ過ぎるから。...
21 空港初体験・その4
21 空港初体験・その4 私は、この文明が進みに進んだ現代日本の、 空調の利いた、最先端の建物の中で、 「自分が絶対絶命のピンチに陥る日」 が来るなどとは、思ってもみなかった… …仮に、全く同じミスをやらかしたとしても、...
9 ヘンな差し入れ
9 ヘンな差し入れ ゴールデンウイークは、家とバイト先の往復だった。 私にとっては、 バイト先も、「天国」とまでは言わなくても「楽園」ではあるので、 それなりに楽しいゴールデンウィークだった。 また、 グループの女のコたちが、入れ替わりで、店まで顔を出してくれた。 みんな、...
36 巨大な秘密基地
36 巨大な秘密基地 一通り食事を終えると、 話を本題に移さなければ、ならなかった。 「…それで、 竹富島は、どうやって行けばイイのかなぁ?」 「簡単だよ♪ このすぐ近くに、『離島桟橋』っていう大きな船着場があって、 そこから、30分おきぐらいに何本も、フェリーが出てるよ♪...
17 お金
17 お金 私は、 ようやく切符を買って、総武快速線に乗り込んだ。 20分も経ち、 東京駅でようやくガラっと空いたので、座席に座れた。 私は、今いくらお金を持っているのか、確認しておきたかった。 電車でお財布を開くのには抵抗もあったけれど、仕方なかった。...
30 時間切れ間近…
30 時間切れ間近… …でも、私は、 生まれてこの方、 …いや、男女の区別を意識し始めた年頃からは、 「自分から男の人に話しかける」 といったことを、ほとんど、したことがなかった… 私にとっては、 見ず知らずの男性に…しかも、性的興味を感じている男性に…...
41 ランナーズ・ハイ
41 ランナーズ・ハイ 私は、地図なるものを、持っていなかった… 地図くらいは、どこかでもらえそうなモンだけれど、 少なくとも私は、入手することが出来なかった。 この島に何があるのか、どこにあるのか、 それさえ、さっぱり解らなかった。...
CHAPTER 3
CHAPTER 3 やがて二人は、 小さな町にたどりついた。リリザの町だ。 町「よう。見ない顔だな。行商の用心棒ってとこか?」 ロ「えぇ、まぁ」 人々は気さくに話しかけてくる。ここはのどかな土地であるようだ。 町「ここはリリザの町だ。サマルトリアとローレシアの中継地点さ。...
CHAPTER 23
CHAPTER 23 3日後、貿易を終えた船はポートセルミの港を出航した。 一行の望みどおり、東の大陸へと向かう船だった。 もちろん、大富豪ワンの護衛として4人も船に乗り込むことに成功した。 ワンはすっかり気丈を取り戻している。 ワ「いやー!君たち強かったアルよ。...
CHAPTER 39
CHAPTER 39 一行は、コロッセオの狂犬を処分しなかった代わりに、町で害獣となっている狂犬がいないか、パトロールがてらにそろそろと町を歩いた。どこまでもお人好しだった。 サ「それにしたって、ちょっと実力を見せつけて優勝をかっさらったって良かったんじゃないか?」...
CHAPTER 64
CHAPTER 64 ロ「か、勝ったのか?」 そのように見えるが、そのように感じられない。 禍々しい気配は収束するどころか…ますます増幅してくる。一行は身の毛のよだつ絶望を感じる! シュゥゥゥゥゥゥ…!! なんと、祭壇の上の大神官ハーゴンの姿は消え、そこにはこの世の者とは思...
CHAPTER 52
CHAPTER 52 路地では男の子と女の子が、地面にしゃがみこんで遊んでいる。 女「ではなぞなぞです! 次のうち、口封じの呪文《マホトーン》が絶対に効かないモンスターはどーれだ? 1.いたずらもぐら 2.みならいあくま 3.きりかぶおばけ...
CHAPTER 53
CHAPTER 53 次に見かけた人物は農夫だ。 この家には広い庭があり、ほとんどが畑となっている。 サ「どうもこんにちは。何を作っていらっしゃるんですか?」 農「ん?何作ってるかって?ネコだっぺ」 サ「ネコ!?」 ミ「おじさま、ネコは畑で生まれるものではないのでは?」...
CHAPTER 21
CHAPTER 21 一行は、船のことは一旦諦めて港を徘徊した。 たくさんの出店が並び、にぎわっている。 サ「珍しいもんがいっぱい並んでるな。 女の子だ。ブローチの1つも欲しくなるもんだろう?」サマルはミユキに言った。 ミ「いいえ、いいんです。...
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